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異世界転移、相棒は全知全能AI ~「質問」だけでスキルを創造できる俺が、記憶喪失のヒロインと世界を気ままに旅します~  作者: 悠々


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13/90

第 13 話:初めてのポーション作り

本格的な錬金術を行うため、俺は街の外れにある貸し工房を借りた。

家賃は月銀貨 30 枚。

少し高いが、先行投資だ。


「まずはポーション作りからだな」


錬金術師の基本であり、最も需要がある消耗品だ。

材料は、森で採ってきた薬草と水。

普通の錬金術師は、これらを煮詰め、魔力を込めながら混ぜ合わせる。

失敗すればただの苦い汁になるらしい。


「アルファ、最高効率のレシピを頼む」

『了解。温度 82 度で 15 分間加熱。その間、右回りに毎秒 2 回転の速度で撹拌。魔力注入のタイミングは……』


アルファの指示はミリ単位で正確だ。

俺はその通りに手を動かす。

鍋の中の液体が、濁った緑色から透き通った青色へと変化していく。

不純物が消え、魔力が均一に溶け込んでいくのがわかる。


「よし、完成だ」


出来上がったポーションを小瓶に詰める。

鑑定してみる。


**【名称:ハイポーション】**

**【品質:最高品質(S ランク)】**

**【効果:HP を大幅に回復。欠損部位の再生も促進する】**


「うわ、いきなりハイポーションができちゃったよ」


普通の下級ポーションを作るつもりだったのに。

アルファの計算と俺の魔力制御が完璧すぎたらしい。


「……きれい」


作業を見ていたノアが、青く輝く小瓶を見て呟く。

その瞳には、キラキラとした光が映っていた。


「だろ? これなら高く売れるぞ」


俺は量産体制に入った。

夕方までに 50 本のハイポーションが完成した。

これを売れば、オルゴールの修理部品も買えるし、もっといい装備も揃えられる。

錬金術、最高だ。


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