聖ペルトニック 4-17 鏡の...
アモルにとっての自己は、もう定義ができなくなっていた。まるで拷問だ。自分が何をしたというのだろうか?ただ神殿で神に祈りをささげたり、裂け目で世界を「観測」していただけじゃないか。
..一つの選択が、まさかこんなことになるとは。
「..観測に抗うって、どういうことだ。」
「お前のその態度のことだ。」
アモルは、完全にデータ化された「アモル」に対して、まるでこの世界の条理に抗うかの如く反抗した。何か、自分の寛容な部分が壊れたような気がした。
「..というか、お前は結局誰なんだ?自分なのか?」
「私は「観測されたお前」。だが、お前が見ていない時の私は存在していない。それだけだ。」
「ここはどこなんだ?」
「そんなのは教えることはできない。少なくとも、夢ではないことは事実だろうな。」
..なぜこの鏡の「アモル」はいろんなことをしっているのだろうか?鏡の民が、アモルのデータを吸収して、仮想の「アモル」を作り出しているのか?それとも、本当にデータ上に..
「..あぁ、聞きたいことがあった。」
アモルがずっと質問をする側であったが、今度は鏡の「アモル」が質問をしてきた。
「お前は、今生きているか?」
「生きている..って、何を言っているんだ?」
「今、お前はこうやって拘束されて、その哀れな状態で俺の話を聞いている。誰にも「観測」されていない。お前は本当に生きているのか?お前、さっき道路にいたとき他人を簡単に消しただろう?」
「いや、生きていると思うが..」
「あぁ、そうか。そんなに受け入れたくないのだな。まぁいいが..」
まるでこの理不尽に反撃するかのように、アモルは質問を切り返した。
「..なぁ、自分とお前は、全部一緒なのか?記憶とか、感覚とかも?」
「あぁ、すべて同じさ。「観測」されなかったらね。」
「..結局、どうやったらここから脱出ができるんだ?」
「俺が質問を終わったらだ。悪いか?」
..内心、アモルは腹が立ってきた。
「というか、自分は、観測する意識だけでは存在できないのか?」
「いいか?この世界は、観測する意識、観測される情報で成り立ってるんだ。これを理解しておけ。」
「..なら、「観測」されなかったら..自分はただのデータに過ぎないってことか?」
「ようやく気付いたか。もう俺が質問することはない。そのガラスの地面を無数に割ってやろう。」
そう、鏡の「アモル」が言うと、鏡が本当に割れるような音がした。
..そして、アモルが気が付くと、鏡の都市はまさに「静寂」に包まれていた。
昨日出してなくて申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。




