花宮カナ、迫られる
お疲れ様でございます
昨日で2回、本日で1回、PCが勝手に再起動して書いたものが全部消えてしまいました
私にとっては最高の嫌がらせであり、更新が遅れた理由がそれです
では気を取り直して、本日のぼくコレ、どうぞ
北村晴夫―――
高校入学前には既に100名近くの女性を泣かせてきた、正真正銘の女殺しである
燃える炎のような赤髪―――
その妖艶さを宿した、鋭い目つき―――
引き締まったその体格は、目にした女性の時間を止めてしまう―――
北村の大好物は、何かのメニューよりも可愛い子ちゃんである
優しく撫で回して、その気にさせてベッドに押し倒す時間が何よりも好ましいといった嗜好なのだ
そんな男に、目をつけられてしまった―――
北村は既に、カナをどう料理してやろうか思い描きながら悦に浸っている
屋敷の騒動から翌日、体育館へと一同に集められた生徒達に向けて、校長から直々にバンジージャンプの禁止が告げられた
そんな真似をする生徒など他にいない事など分かっているのだが、問題が出た以上、学校側としては対応したという形を残さない訳にはいかないのだ
体育館から教室へと戻りながら、泰恒がカナに話し掛ける
「やあ、カナちゃん。今朝の調子はどう?昨日が昨日だったから、心配だったんだけど」
泰恒に声を掛けられ、カナがパッと笑顔になる―――
「うん、大丈夫!昨日はありがとうね。一緒に居てくれて…」
お互い少々赤くなってしまい、目を合わせずらくなって顔を伏せる―――
教室へと歩きながら、泰恒はポリポリと頭を掻いている
やっぱり昨日、カナのことを抱き締めてしまいたかった
口には出せない本音がその仕草に表れているのだが、カナはそれには気付かない
泰恒に続いてカナが教室へと入ろうとしたところで、道を塞ぐ者があった―――
「やあ。君、花宮カナちゃんって言うんだよね?」
その男、北村晴夫であった―――
壁ドンスタイルで扉の柱に左手を着いており、話が済むまではカナを通さないつもりだ
間近でカナの顔を眺めながら笑みを浮かべ始め、チロリと舌なめずりをした
やっぱそのメガネの下の素顔、超カワイイじゃん―――
決ーめた、ボクのものにしちゃおうっと―――
「…何ですか?私、教室に入りたいんですけど」
不安げに北村を見上げるカナが、後ずさりしながら声を上げる
だが、北村にカナを逃がすつもりはない
ゆっくりと距離を詰め、カナの顎をクイッと持ち上げる―――
「…やっぱりキミ、可愛いよ?ボクの彼女さんにしたいって思ってるんだけど、どう?」
北村の手を勢い良く振り払い、ズンズンと歩いて振り返るカナ
「結構です!私じゃなくて、他の人をあたってください!」
そのまま教室の席に着き、プイッとそっぽを向いてしまった
キミじゃないと、ダメなんだけどな…
もう、他の女の子なんて、どうでも良くなってしまったんだ―――
「…ボクの名前は、北村晴夫。隣の1-3だよ。…また、声掛けても良い?」
そっぽを向いたまま、カナは答えない
その姿を見届けて、北村が1-3の教室へと戻ってゆく
まあ、最初の挨拶はこんなもんで良いだろ―――
ちょっとずつだ―――
ボクに目をつけられたって時点で、キミが抱かれる事なんて決まっているんだよ―――
ンー、
明日も用事があるのに、再起動に怯えながらあと3本書くのつらいです
どなたか、慰めて頂けませんかね
はい、いませんよね




