花宮カナ、笑う
お疲れ様でございます
現在34.4℃とかいう、頭おかしくなったのかってくらい暑い部屋で執筆しております
2つある時計のどちらも、ほぼ同じ温度を表示しているので間違いないかと思われます
なんでこんな独り我慢大会しているかと言いますと、執筆をしながら汗をかいて体に残っている風邪のウィルスを追い出す為です
たまにちょっと気が遠くなりますが、私は元気です
それでは本日のぼくコレ、どうぞ
ガタッ!―――
そればっかりは、許さん―――
反射的に音を立てて立ち上がり、カナの手を引いて教室を出る泰恒
「どうしたの?竹田くん」
思わず、何も考えずにカナを連れ出してしまった泰恒
カナを屋敷に取られてしまうような気がして、どうしようもなく体が動いてしまったのだ
「…あ、ええとね…」
泰恒の明晰な頭脳が、この言い訳の検索を始めた
その間僅か、0.3秒―――
「ごめん、教室の中で言うの、恥ずかしくて。悪いんだけど、お昼に購買で何かパンを買っておいて貰えないかな?先生に呼ばれて職員室に行かないといけないんだけど、多分戻って来る頃には全部売り切れてると思うんだ」
ああ、そういう事ね
何一つ疑う事無く、カナは納得した
「うん、良いよ?ホントは私も委員だから行かないとダメなのに、竹田くん一人で行ってくれるんだもん。そんなのお安いご用です。どんなパンが好き?」
「フライパンとかの食べられないヤツじゃなかったら、何でも」
少し言葉の意味を考えて、クスクスと笑い出すカナ
上手くカナを笑わせる事に成功した泰恒も、カナと一緒に笑う
「分かった。じゃあフライパンは止めとくね?多分購買には売ってないと思うけど」
実は売っているのだが、カナはまだその事を知らない―――
カナと泰恒が教室に戻ったのとほぼ同時に、一限目の国語が始まった
教師が黒板にチョークでカツカツと名前を書き、生徒達に自己紹介を始める
西尾完二―――
そう読める
「はじめまして、皆さん。国語を担当する西尾です。毎週この時間には小テストするから、ちゃんと復習しておくように」
中々年季の入った教師のようで、上がったりしている様子は微塵も見受けられない
スラスラと授業を進め、チャイムが鳴る5秒前には授業を終えて職員室へと戻って行った
その後数学、日本史、英語と授業が続き、件の昼休みと相成った
「じゃあカナちゃん、お願いするね?ぼくは職員室に行って来る」
そう告げながら、カナに500円玉を手渡す泰恒
「分かったー!すぐ行ってくる!」
ダッシュで購買へと向かうカナ
売り切れてしまわないか、心配なのだ
その後ろ姿に、チョイチョイと手を振る泰恒
振り返って、職員室へと向かう
さて、どんな面倒を押し付けられる事やら―――
それを考えると気が重いが、行かないという訳にもいかない
ガラガラと職員室の戸を開け、ビシッと一礼する泰恒
「失礼致します。田島先生に呼ばれて参りました、竹田です」
「おう来たか、少年。とりあえず、こっちに来て座れ」
嗚呼、連載3本目書き始めてえ…
今2本でヒーヒー言っているのに、そんな事を思い始めてしまう愚か者は、どこのどいつでしょうか?
肉弾将棋って言うんですけどね、
相手の駒を剥がしたら、そこから先は格闘技です
歩を剥がしたら、ビンタ一発
そんな感じの将棋です
この将棋のチャンピオンに、歩を取られたらお終いです
ビンタ一発で5m程吹っ飛ばされ、失神したまま持ち時間切れで投了となります
角を取れば、バックドロップです
故に、角換わり戦は必然的に激しい立ち上がりとなります
おっと、他の作品の話はこの辺にしておきましょう
それでは、また




