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ぼくコレ  作者: M太郎
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花宮カナ、登校する

魔法中女プリティー☆彡キララ ライジング


別作品からのスピンオフで、まだネタが溜まりきっておりません

更新頻度は、わりと低い方になると思います

今日から、華の女子高生だ―――


花宮カナ、16歳


私立、俊風館高校への入学を果たした、新入生である

ここは一風変わった学校であり、校長と教頭は、元軍人である


大学への進学率は、悪くない

8割方の生徒は、名だたる名門大学へと迎えられていく


本日は、入学式―――


貼り出してあったクラス分けに従って、生徒達が列を組む

整然と体育館に入り、着席する


カナも、その中の一人だ


知らない人ばっかりで、ちょっと緊張する―――


俯きがちに歩き、席に着こうとしたら、躓いた


「あっ!」


頭から折り畳みイスに突っ込む

そうなる寸前に、誰かに脇を掴み上げられた


「…っと、気をつけてね。どこもぶつけてないよね?」


この少年の名は、竹田泰恒たけだやすつね―――


カナと同じクラスの男子である


「ありが…」


振り返って、泰恒の顔を見たカナは一瞬、呼吸が止まってしまった



軽くパーマのかかった髪を、流れるように整えた髪型―――


優しい目つき、整った顔立ち―――


少し憂いを感じるような、優しい微笑み―――



今まで見た事がない位の、イケメンだったのだ



「ああ、お礼なんていいよ。ぼくの席はあっちだから。じゃあね」


4列ほど離れた席に泰恒が腰掛ける


あの人と、同じクラスなんだ―――


気になって、横目でチラッと見てしまうカナ



「それでは、新入生代表、挨拶」


校長が厳めしい声で宣言する


「ハイッ!」


席を立ったのは、先程の泰恒だった

この挨拶は、主席合格者が行うのが通例である


朗々とした声で、新入生挨拶を語る泰恒


「あの人って、トップで受かったんだよね?」


近くの女子が、ヒソヒソと話している声が聞こえる


そうなんだ、

スゴイ人だったんだ―――


そんな人と仲良くなんてしたら、周りから嫌な目で見られちゃうんだろうな


カナとは、内気なタイプの女子である

もじもじしていたかと思ったら、ウジウジし始めている


極端に大きく、分厚いレンズのメガネ―――


これを掛けているが故に、カナは常々、ダサい女子扱いされている


だがその素顔を知る者であれば、皆知っている


カナほどの美少女など、この世に何人いるか

そのでかいメガネの下には、そんな美貌が眠っているのだ


挨拶を終えて、泰恒が席へと戻る



もう、入学式が終わる

これから、教室へと移動するのだ


移動中、カナが泰恒の方をジッと見ていたら、振り向かれた

目が合った泰恒が、笑顔でチョイチョイと手を振る


どうしよう―――


目を伏せたカナは、耳まで真っ赤になって、耐えている

なんでアップしてしまったかというと、イタズラ心を止められなくなってしまったからですw


レベルの高い、嫌がらせ


面白いと思ってしまったからです

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