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第一話 水の中には猫がいた。

あったかい…。うー、起きたくないよぉ...。う、眩しい…!俺は目を開けた。

...太陽?

あっ!そうだった!俺、家に帰ってる途中じゃん!早く家に帰って、ペロちゃんの世話をしないと...!

...って、え、太陽??夜じゃなかったっけ??

........まあそんなことより、早く家に帰らなきゃ!

そう思って、俺は立ち上がって、一目散に走り出した。

走り出して数分後。.....明らかにおかしかった。

いつもは、これだけ走ったら、すぐ息があがるのに、今は、全然疲れていないのだ!

逆に怖い。え?俺の疲労どこいった??...まあ、疲れないのはいいことだ。

...てか、誰もいないんだが!?

家一軒すらない。もしや、酒にでも酔って、どっかに来ちゃったのかなあ....。うーん、どうしよ...。

とりあえず、助けでも呼ぶか?うーん、でも面倒ごとに巻き込まれたくないし...。

うー、いっぱい考えすぎて頭が痛い...。

どうしよ、え、どうしよう!?

人...人ぉ...!...ん?あそこに誰かいる!?

あ...!人だ!おーい!

「にゃあ」

え?猫?猫ちゃーん?いるの?

「にゃーにゃあ」

やっぱいる!どこに居るの〜猫ちゃん。怖くないよ〜?

「にゃ〜お、にゃにゃんにゃ」

「ん?何だ、この声」

あ、そだった!人居たんだったわ!すみませ〜ん。あの〜...。

「にゃんにゃんにゃ〜」

あ〜猫ちゃん!ちょっと待っててね〜。

「ヒッ」

え?何?

「うわぁぁぁぁ!」

え?え?

「く、来るなぁぁぁぁ!」

え?

「にゃ?」

その人は、あっという間にいなくなってしまった。てか、さっきの人でかかったな。

どうしたんだろ...。

「にゃんにゃ...」

ああ!ごめんね!猫ちゃ〜ん。どこ〜?

こっちかな〜?

「にゃ〜?」

そこには、小さい水たまりがあった。水が、パシャパシャはねている。

猫ちゃ〜ん。ちょっとまっ...

俺は、そこに写っているものをみて固まってしまった。

それは...

猫だったから。

え?これ、俺?

周りには、誰も居ない、ハズ、だし...。

え?何これ?

夢?

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