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〃⑦

「よーし、それでは、ちーくんとちーちゃんの入会を祝して、かんぱーい!」

「「「「かんぱーい!」」」」


用意されていた料理はどれも美味しそうだった。

とりあえず目の前にあったピザを口に運ぶ。

「遠慮せず、どんどん食べてくれ」

「これ、全部会長が作ったんですか?」

「ああ、そうだよ。最初の方に作ったのは冷めてしまっているかもしれないが、美味しくいただいてもらえると助かる」

「とっても美味しいです!」

「そりゃそ~だ、ちーちゃん。私も会長の料理はお金とってもいいと思ってるからな~」

「ほう、なら、百合からだけは代金をもらおうかな」

それにしても、この会長、やっぱり完璧だな。

本当に人間なのか怪しくなってくる。

才色兼備とはこういうのを言うんだろうな。

「なあなあ、ちーくん、お前はこの三人のなかで誰がタイプよ?」

こそこそと、加藤が僕に話しかけてきた。

わかる。女子三人が喋ってる中に入るのって、ハードル高いもんなぁ。

「人に質問をするときはまず自分からじゃないか?」

「まあ、ぶっちゃけ俺は百合先輩が一番好みな訳だけど、たぶんここの誰にも手は届かんよな~」

「ああ、まあそうだろうね」

百合先輩が好みとは驚いたな。まあ、性格が一番近くはあるか。二人とも誰とでも仲良くなれそうな感じだし。

「そっか~、ヨッシーは私が好きか~。いやあ、オネーサン困っちゃうな~。実は心に決めた人がね~」

と、割って入ってきたのは件の百合先輩だ。

そして、その言葉を遮るようにさらに人が増える。

「こいつは生涯誰とも付き合わんぞ」

「どうしてですか? なんかけっこう軽そうなイメージがありますけど」

「うわ~、オネーサン傷ついちゃうな~」

「こいつは、自由を求めてるからな。誰かに縛られるのは嫌なんだと」

会長の説明が入る。

「なるほどー、自由っすもんね」

「へー、まあ、僕はどうでもいいですけどね」

「うーん、私としては、さっさと誰かとくっついてくれちゃった方が、ちょっかいかけてくる人か減ってくれていいですけどね」

「おいおい、寂しいこと言わないでよ~、ちーちゃん」

と、なんやかんや話をしつつ、食事が進んでいく。


「はー、食べた食べた、お腹いっぱいだよ~」

「うむ、みんなもうお腹すいてないか? 今から作るとなると、すぐに作れるのはフライドポテトくらいになるが」

「僕は大丈夫です。ごちそうさまでした」

「あ、私もです。ごちそうさまでした」

「俺もですね。ごちそうさまでした」

「それはよかった。さて、ここで、一つ私から話がある」

「げ」

「あらら」

僕らが入る前の生徒会メンバーが嫌そうな顔をする。

どうしたというのだろう。

「どうしたんだ?」

こそっと加藤に聞いてみる。

「いや、大抵こういうときはなんかやるときなんだよ」

「そう、その通りだ! せっかく人も増えたことだし、イベントをしよう!」

「ほらね……」


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