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底辺種族の逆転  作者: ナオフミ
二章生徒会戦編
20/49

一番

すいません、今回はいろいろあって少し短くて、中途半端に終わってしまいました、次回はしかっり書くので今後もよろしくお願いします。

 

「それではいよいよ、第二試合一回戦を始めたいと思います!右側からくる生徒は三年ビーストのワーク・マクロティス選手です!ワーク選手はあのビーストの中でもかなりの実力者を輩出している、マクロティス家の時期当主です!マーク選手は今回の優勝候補の中には入らなかったものの成績は上位に入るほど実力はあります」


 右側から入場してきたマークは、身長は二メートルを超すような大男で全身が筋肉で覆われていてまるで小山のようだった。


「対して左側から入場してくるのは、いよいよ今回の優勝候補ナンバーワン、三年エルフのエグゼ・アイズベルト選手です!」

「「「ワァァァァァ!」」」


 ドームの中が一気に歓声に包まれてそのあまりの大きさに聖也は耳をふさいだ。


「ギル選手はあのエルフの長であるボロス様の息子で、時期にギル選手もお父様であるボロス様の後を継ぐそうですそうです、そんなギル選手は大変特殊な能力を持っていまして、なんと魔法を発動するのに必要な詠唱がなくても使えるというものなのです、その能力を使って今まで何人もの生徒を倒していき、着いた異名がマジックキング!この試合ではどんな魔法が飛び出すのか!」


 観客の熱気が収まらずそれどころかどんどん上がっていき、その影響でドームの中の温度もどんどん上がっていった。

 そして観客が盛り上がっていく中、両選手は中央にそろった。


「両選手中にそろったので、第二試合一回戦、三年ビーストのワーク・マクロティス選手と三年エルフのエグゼ・アイズベルト選手の試合を始めたいと思います、それでは・・・・始め!」


 開始の合図が鳴った瞬間ワークは大きくバックステップをして距離を取ったがエグゼはその場から動かず、ワークが先に魔法を唱えた。


「行くぞ!我ワークが命ずる、森の王の魂を我が身に、ヘラジカソウル!」


 唱えた瞬間ワークの体の筋肉が膨れ上がり、さらに大きくなり、頭からは角が生えてきてその大きさはエグゼと同等の大きさだった、それを見たエグゼは表情一つも変えることなくずっと開始の場所から動いていない。


「まだだ、我ワークが命じる、我に力を、パワーチャージ!」


 ワークはその筋肉で包まれた体にさらに攻撃力が上がる身体強化魔法をかけ、頭の角をエグゼの方に向けて攻撃を仕掛けようとした、それを見てもエグゼはその場から動こうともせず、無表情のまま右手の人差し指を動かし挑発をしていた。


「ッ!食らいやがれ!」


 エグゼの挑発に見事に乗ったワークは、その場の地面にクレーターができるほど力を込めてエグゼに突進していきそのスピードは異常だった、ワークが通り過ぎていく場所からはすさまじい砂ぼこりが起きて、頭に生えているエグゼとほぼ同等の角を向けている、当たれば重傷のどころの話ではない、観客も悲鳴を上げてエグゼに危険を教えていた、それでもエグゼはその場から動かず距離がどんどん近づいていきとうとうエグゼに直撃した。

 直撃した瞬間聖也のとこまで衝撃がきて、エグゼとワークは砂ぼこりで姿が見えなくなった、周りからは悲鳴が聞こえた、観客がざわざわとしていると砂ぼこりが晴れていき状況が見えるようになった。

 砂ぼこりが開け目にしたのは、突進によって倒されたエグゼの姿ではなく、エグゼが右腕だけでワークの突進を止めている姿だった。


「クッ!この!」


 止められているワークがさらに力を上げて、進もうとするが、ピクリとも動かない。


「・・・こんなものか?」

「何?」

「こんなものかと聞いているんだ、マクロティス家の時期当主と聞いて少しは期待したのだが、期待外れもいいところだな、もういい消えろ」

「なんだと!」


 ワークは突進をやめて、そのまま丸太のような腕でエグゼに殴りかかった。


「無様だな」


 ワークの腕を飛んで避け、ちょうど頭上にきたところで右腕をワークの方に向けた。


「サイクロンインパクト」


 そう唱えた瞬間、風を圧縮した球がワークに直撃しワークは潰された、さっきの衝撃よりも強い衝撃がドームを包み、まるで隕石が落下したような大きなクレーターができてその真ん中で血を吐いて気絶した。


「「「ワァァァァァァァ!」」」


 観客が沸いた、嬉しく思うもの、泣くもの、神と言って拝めるもの、ドームが揺れるほどだった。


「試合終了、勝者は三年エルフのエグゼ・アイズベルト選手です!いや~とてもすごい試合でした、さすがナンバーワンの優勝候補です、私鳥肌が立ちました!ゲストのフェニックスさんはどうでしたか?」

「はい、大変すばらしい試合、いや圧巻の試合でした、まさかあの突進を止めるとは思いませんでした、彼にはまだまだいろんな可能性があると思いますので今後も期待します」

「私も最後のあの風の上級魔法の無詠唱を見て感動しました、おっと!そろそろ次の試合の時間です」




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