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底辺種族の逆転  作者: ナオフミ
一章入学・サテラ編
1/49

喧嘩

どうもナオフミと申します。

小説家になろうにログインして初めて投稿します

(ぶるぶる)

そんなピカピカの新人が書いたを読んで色々と思うかも知れませんが最後まで読んでください。

そして最後まで読んでくださったらどうかレビューの方をよろしくお願いいたします

 

 太陽の光と鳥たちの鳴き声で黒鉄(くろがね)聖也(せいや)の1日は始まるのだった。



 遥か昔世界中の種族が平和に暮らしているとき一人の神様がすべての種族に魔法をあたえた、世界では魔法を使い急速な発展を見せたのであった。





 種族はすべてで5種類エルフ、ドワーフ、竜人、ビースト、そしてヒューマンである。

 エルフは種族の中で一番属性魔法に適正がある種族だ、ドワーフは属性の魔法は使えないものの身体強化の魔法にたけている、竜人はドワーフとエルフの中間にいて種族の中では身体能力が非常に高い種族で、ビーストは動物の能力を魔法でてにいれることができる。

 そしてヒューマンは魔法を使えるが適正がほとんどなく、最後に魔法を使えたヒューマンは200年以上前のことだ。寿命も他の種族と比べ短くエルフやドワーフのように魔法を使えるわけではなく竜人のような身体能力も持っていないのだ。




 種族の中にも順位がありエルフ、竜人、ドワーフ、ビーストそして思ってのとうり最下位にはヒューマンがいるそんなヒューマンを他の種族は底辺種族と言っていた。

 種族の順位があるなか今の世界ではすべての国が実力至上主義なのだ実力があれば悪だとしても上の地位に立てて実力がなくてはどんなに頭が良かろうと地位があっても上には立てないのだ。




 そんな実力至上主義の世界で若者の実力を上げる施設を作ろうと種族会議で衛星施設を作ったのだった。

 この世界では種族ごとにそれぞれの領土を持っており基本的にはその種族以外は入ってはいけない。

 そんな中世界の中心の国アルミド帝国にはそんな法律はなくすべての種族がそこに入っていいのだそのため衛星施設はこの国に建てたのだった。

 施設はアルミド帝国実力魔法学園という名前がつき、年齢制限はなく実力があれば入れるのだ。年に何千という各種族から選ばれたエリートが来るのであった、今年はエルフ250、竜人200、ドワーフ300、ビースト350そしてヒューマンからは1人だけ入学するのだった。




 聖也は朝ごはんを食べて鏡の前で身だしなみをしっかり整えて家のドアを開けて入学式に向かうのだった。

 校門の前ではさまざまな種族がいて驚きと感動を隠せない聖也だったが、入学式の会場に足を踏み入れた。そこには何千という生徒たちが椅子に座って始まるのを待っていた。

 聖也は自分の席を探して座った、そして隣の誰かが聖也に向かって。



「おう!俺は竜人のエラルド=ドラグネスって言うんだエラルドって呼んでくれ!お前は?」

「あぁ、俺は......ヒューマンの黒鉄聖也だ」

 俺が自己紹介をするとエラルドは笑い声をあげたのだった。

「わははははは!いい冗談だぜ底辺種族のヒューマンがこのエリート学園に来ることができないっての!」

「いや...嘘は言っていない。ほらよ、これが証拠だ」



 俺は身分証明書をエラルドに見せてそれを見た瞬間エラルドの態度と聖也をみる目が変わったとても鋭く冷たい視線を送り態度も腕を組んで足も組みまるでゴミを見ているようだった。



「底辺種族がこのエリート竜人の俺に気安く話しかけるな!どうせレベルの差が違いすぎてすぐに帰ることになるがな」



 エラルドはそういって目線を聖也以外に向けたのであった。

 そして入学式が始まり校長の挨拶が始まった。

 校長はエルフで長年生きてきたベテランである歳を取っているのにその美しさは学園の男女が見とれるほどだった髪は黒くストレートにまっすぐ肩まで長く瞳も金色に輝いて顔の作りもとても良いスタイルも抜群で男子の視線が集まるそんな視線を流して。



「ここにいる新しき道を行く若者たちよ、入学おめでとう。この学校ではすべてにおいて実力できまる、上に上がりたいければ実力をつけて弱いものを落とし這い上がって来るのだ」



 そして校長は聖也に視線を向けた。聖也はビクッとして何か嫌な予感がした。



「そして、今年は歴史上初のヒューマン代表がいる」



 校長がそう言うと一気にまわりがどよめいた。



「えっ!今ヒューマンって言ったのか?」

「あのヒューマンが!」

「これは校長の軽いジョークだよな?」 



 みんなそれぞれいろんな感情を抱き校長はさらに続ける



「しかもそのヒューマン代表は、我が学園の入試試験で一位をとりしかも歴代最高得点をこえたのだ!そしてそのものの名前は...」



 校長は腕をあげてビシッと聖也の方に指を指したのだった。



「黒鉄聖也だ!」



 一気に全校生徒の視線が聖也にぶつかった、聖也はあまりの圧迫に視線をそらしたそこで校長がトドメとばかりに、



「さあ、ヒューマン代表黒鉄聖也前に出てきて一言」



 そういって聖也はステージの上に呼ばれて一言言うはめになった。



「あーどうも、ヒューマン代表の黒鉄聖也です。あー俺はこの学園に来て」



 聖也がステージの上で話していると一人の男が、



「ふざけるな!!そんな嘘俺は信じないぞ!あんな底辺種族が俺より上なわけあるか!」



 そう言ったのは聖也の隣にいたエラルドだった。それを見た校長が呆れた目でエラルドを見た。



「現実も受け止めず、彼より順位がしたのクズが何の権限があって言っているのだ?」



 エラルドは顔を真っ赤にして聖也を指差し全校生徒がしっかりと聞こえる声で叫んだ。



「こんな嘘が許されるはずがない!底辺種族代表黒鉄聖也!この俺竜人のエラルド=ドラグネスと決闘しろ!そうすれば実力がはっきりする!」



 聖也は現実を受け止めないそしてヒューマンを底辺種族と馬鹿にするこの()鹿()竜人に額に青筋を浮かべていたがぐっと押さえ込んで温厚な態度で



「そんな決闘とか辞めようぜ、まだ初日なんだから」



 説得しようとした聖也だったがそんな話を馬鹿竜人は聞かず



「お前らのような底辺種族はどうせ努力も苦労もしてないんだろ!これだから底辺種族は底辺と言われるんだ。そして今も決闘から逃げようとしている、この弱虫が!」



 プツン聖也の堪忍袋がついに切れたのであった。



「黙れ」



 たったそれだけで、騒がしかった周りの生徒たちが静寂しエラルドも驚いて口を開けなくなっていた、聖也が放つとても冷たい殺気がこの空間を包んだのだ。



「おい、馬鹿竜人お前は俺の何を知っている?努力も苦労もしてないだぁ?ふざけるな!俺はヒューマンであるからこそお前らみたいな上のやつをぶっ倒すために努力し悩んできたんだ!」

「馬鹿!?お前、この高貴な竜人に向かってそのようなことを口にしていいと思っているのか!」

「そんなもの知るか!もうこんなことをしていてもらちが明かない。お前の決闘を受けるとしよう。ただし、もうまともに生きていけると思うなよ。」

「はっ!それはこちらの台詞だ!竜人が底辺種族に負けるはずがないだろう!」



 そんなにらみ合いが続くなか校長が割り込んで強引に終わらせた。



「話は聞かせてもらった。それではその決闘は校長権限で明日の昼に行う。双方はそれまで準備するように」



 こうして聖也はなんとも悪いスタートダッシュを決めたのであった。



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