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オパールの杯に乾杯を  作者: 一矢
四章 謀る者
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閑話 鍛冶工房

 重たそうな雲が空を覆いつくす日。


 クレインとエルナが城壁に囲まれた城と町を空から眺めていた。


 正確には水の都市でのお茶会の帰りというだけの事だが、その顔は苦笑いをしている。


「小言は言われるんだろうなぁ」

「二泊の予定が三泊になったんだ。というか心配されているんじゃないか?」


 クレイン一人ならば水の都市まで日帰りなど珍しい事ではない。


 だが、今回はエルナを抱えているのだ。高速で飛ぶなどできるはずもなく。予め行き帰りに一泊ずつ予定として組み込んでいた。


 それでも尚、途中の休憩を長く取る必要があり、結局お茶会に遅れたわけである。


 更に水の都市で一泊、となれば日数はそのまま加算。むしろ出発の時刻次第ではより伸びていただろう。


「事前に伸びるかもとは言っておいたからな。過去に行われた事は機会さえあれば話すつもりだったんだよ。そうなれば断ち切る魔王に拉致され、史実や記録の照らし合わせに付き合わされたり、とかありうるわけだ」

「……確かにそれは否定できないな」


 なんなら、逃げようとしたクレインをしばき上げて、荷物のように連れ帰る図すらも思い浮かぶ。


「だから心配はされていないだろうが文句は言われるだろうな。ま、事情を説明すれば間違いなく止まるだろうが」


 なにせ水の魔王からのお誘いだ。


 これを言われたらカインも閉口するしかない。


「……水の魔王ってワイルドカードだな」

「他国の魔王なのにな」

「……でも、そう考えるとクレインも同じか」

「え?」

「なんかあってもクレインが噛んでいたら、じゃあ仕方ないか……て、他国ではなっていると思う」

「あ、否定できない……」


 片や様々な事柄に尽力し、信頼の厚さからくるものと。


 片や様々な問題を生み出し、知れ渡っている暴走性からくるものを。


 果たして同じと言っていいものか。


 結果は等しくても、根本や本質といった部分には天地の差どころか、そもそも真逆である。


 して二人が予想する未来への答え合わせどうだろうか。空から城へと降下すると、待ってましたとばかりに駆け寄ってくる人影があった。

 

「魔王様!!」

「うぉっ!?」


 着地とほぼ同時だろうか。カインの吼えるような声が響く。


 よほどの怒りで怒髪天を衝いているのか? と思えば、その顔は複雑そうなものであった。


 そのただならぬ様子に、クレインも非常事態と悟る。


「なにがあった?」

「時間がありませんので、移動しながら説明します。まずは着替えていただきます。エルナさんも」

「あ、あたしも?」

「着替えって……まるで状況が掴めないが」

「お二人がここを発たれた数時間後、鍛冶工房の頭領がお亡くなりになりました」


 報告にクレインは足が止まり、瞼が裂けそうなほどに目を見開いた。


 驚きを隠す様子もなく、数秒の時を止めると深い息を吐き出す。


「長く患っていたのは知っていたが……そうか、逝ってしまわれたか」

「今ならまだ式に間に合います」

「ああ、ああ……すまない、助かる」


 クレインが先ほどより、幾分早い速度で歩き始めると、二人もそのあとを追うように続く。


 ただエルナにしてみれば、面識もない相手だけにクレインやカインのように、そこまで鎮痛な気持ちにもなれず、非常に居心地が悪いものであった。


 なにより、クレインがここまでショックを受けているのが、あまりにも意外である。


「あの、クレインと親しい人だったんですか?」

「職人としての仕事に信頼していた、というところですね。現在、魔王様の装備は全てその方が手がけた物ですし、思うところはあるのでしょう」

「それは凄いですね……。あたしも作ってもらえばよかった」


 今となっては農商国家の騎士の鎧を身につけてるエルナ。


 確かにその工房で作られてはいるが、特注した物ではない以上、件の人物が作った可能性は低いだろう。


「とは言え、弟子達とて腕は確かだ。彼らに……待てよ」


 彼らに特注を頼めばいい。そう言おうとしたクレインが違和感を覚えた。


 確かに人が亡くなっている。それもある意味、この城の中では影響力のある人物。


 しかしカインの様子はどうであったか。


 葬儀に間に合うか否かであのような顔をするだろうか。


 あれはまるで助けを求めているようで。


「カイン、新しい頭領は誰になった……?」

「……」


 思い当たったそれは正解らしく、カインが無言で答えた。


「あー……衝突してしまっていて、空中分解寸前なんですね」

「それならまだよかったのですが……」

「へ?」


 良くも悪くもその道に対して真面目過ぎたのだ。


 亡き頭領のあとを継ぐにはまだまだ未熟である、と逆に誰もその座に着こうとはせず。


 悪く言えば押し付け合いとなり、一番弟子でさえ、他国に渡り知見を広げ、より腕を磨いてからでないと、と既に出国の意思を固めている。


 他の者達とて似たような考えだ。現状を見る限り、工房として維持できる状況にはなく、採掘を生業としている者達も、そんな動向からか他国へ移ろうという話があがる始末。


 このままいけば、金属製の武具を輸入に頼りきる事になりかねないのであった。


「どうか、どうか……お知恵を……」

「か、カインさんが本気でクレインに助言を求めてる……」

「せめて俺も遭遇した問題で求めてくれ。まあその時はカインもいただろうから意味はないが……。しかしまずい事になったな。全員行く当てはあるのか?」

「いえ、ないはずです。ただ彼らも腕があるので、困りはしないだろうと思いますが……」

「なら今日の明日に全員いなくなるわけではないだろうし、すぐに支障が出るものではないだろう。葬儀が終わったら俺は少し城を空ける」

「こんな時にか?」

「だからこそだ。多分、城にいる者でもこんな事は初めてだろう。こうしてカインが困っているのなら、解決策も見出せていないはず。俺にもない。ないなら他国を頼る。最悪、断ち切る魔王に相談だが……見てみたいところがある」



 かつては複数の小国。今は一つの国として、飛び地で領土を持つ連合都市。


 クレインにとって苦い記憶が多い土地だけに、あまり乗り気ではないものの、必要な事としてこの国へ訪れていた。


「最近、ついに採掘範囲がコボルト達の縄張りに食い込んだらしいぜ」

「らしいな。束ねる魔王様も就任早々大変だよなぁ」

「とは言え、合併した事で必要とする採掘量を考えたら、範囲を広げなくちゃならないだろうし」

「ああ。だから共存の為の案を求めているって話だ。うまくいけば報酬も出るそうだが、難航しているところをみると良い知恵は出てきてないみたいだな」


 ただでさえ複数の国の合併。それによる問題が山積しているのだ。


 そこに内部ではない問題が浮上しているという。とてもなにかを参考にできる状況ではない。


(かなり特殊な環境だし、いいヒントでもと思ったが甘かったか……。それにしてもコボルト達との衝突とは。確かにこっちの地方は独自コミュニティを持った魔物が多いと言うし、ただでさえ問題が山積みだろうに大変だな)


 コボルト種。その多くは山に住み、自分達で武具などを作ったりして暮らしている。


 栽培などのような仕事は不向きらしいが、こうした物作りには明るい。地域によっては装飾細工であったり、道具であったり。そしてここ、連合都市周辺のコボルト達は金属の扱いに長けているようだ。


(……)


 次の町に移ろう、と歩き出していていたクレインが、ピタリと動きを止める。


 周囲の目を気にする事もなく、その体勢のまま何事か考え始めた様子。


 しばらくすると考えがまとまったのか、嬉々とした表情で広場のほうへと向かっていくのだった。



「……はぁ」


 書類の山を一つ片付けたカインが大きな溜息を吐き出す。


 普段は黙々と仕事をこなすだけに、中々見られる光景ではない。


「やはり気がかりですか」

「ええ。お陰で仕事も手がつきません」


 再度の溜息と共に、薄い紙の束を手にすると、それらに目を通していく。


 集中できないとは言え、普段の仕事量があまりに多いからか、今でも十分な量をこなしている。


「あの人も帰ってきませんし、どうしたらいいものか……」


 それこそ、手付かずである鍛冶工房の問題が、常に頭の片隅でチラつくのだ。


 解決が見えないカインにしてみればたまったものではないのだろう。


「やはり、他国に完全依存というのはできないんですよね?」

「不可能ではありませんが、修理を必要とする度に送り返すか購入し直し、となりますからね。あまりにも費用が嵩んでしまいます。出張してもらうにしても、工房をいつでも動かせるようにしておかないとですし」

「なるほど……。あ、費用と言えば、こちらの経費はどうしましょうか」

「なにかおかしなものでもありましたか?」


 受け取った紙面に目を通していくカイン。しかし読み進める内に、その眉間のしわはどんどんと深いものになっていく。


 額もそうだが、内容も一切聞いていないものであった。


「このような時になんなんですか……。新居住区? 何故……って、これ既に通されていませんか?」

「え? あれ?! 嘘!」

「……」

「……」


 こんな時にこんな事をする人物。


 たった一人が思い当たるだけに、二人して沈黙をしてしまった。


「この区画に行ってみましょうか」

「どうしましょうか。縄か鎖を持っていきますか?」

「束縛できる魔法の準備をしていきますので大丈夫です」


 カインが言葉どおり本当に魔法を行使する準備を整えると、二人は現場へ向かっていく。


 城壁に囲まれてこそいれど、その内側の多くは平原という空き地ばかり。


 かつては様々な計画があったのだろうが、今でも囲った土地を持て余しているのだ。


 それを都合がよいとばかりに、既に建物の建造が着々と進んでいる区画があった。


 書類上は今日届いている事を考えるとだいぶ先行したのがうかがえる。


 後にも先にもこんなこういう行動をするのは一人だけだ。


 遠目にその姿を見つけ、カインが怒鳴り込もうとしたが思わず足を止める。


 それはあまりに異様な光景であった。


「調子はどうだ?」

「おー旦那だ! もてなしの準備をするぞー!」

「いや、様子を見に来ただけから、自分達の事を優先してくれ。長はどちらに?」

「へへ、こちらにいますぜ。調子はこの通り、旦那のお陰でいい具合でさぁ」


 衣服や胸当てなどを身にまとい二足歩行する姿。しかし背を随分と丸め、鋭い爪にピン、と立った耳。なにより毛むくじゃらで、顔が前方に長い。


 そんな人に近い姿をする犬、もしくは狼達がクレインの周りを取り囲んでいた。


 身の丈も様々で、170、80cmくらいの者もいる一方、100cmあるだろうか、という者もいる。


「宿舎はまだまだだが、寝床はどうしている?」

「今は城壁の外で仮小屋を作ってますわ。元々家らしい家がないんで、あんまり気にせんでくだせえ。ああそうだ。鉱山のほうですがね、旦那の読みどおり深部は凄い事になっていやしたよ」

「やはりか」


 ニヤリ、と非常に悪そうな笑顔をクレインがする。


「任せろ。巨額を投じて整備する準備はできている」

「……ありがたいお言葉ですがね、大丈夫なんでしょうな、この国」

「なあに、本格的に採掘が始まればペイするのも簡単だ。調査してもらったとおり、深部は坑道の崩落で使えなくなっていたからな。空間があって長らく放置。当分困らないぐらいに鉱石のゴーレムがいるだろう」

「へえ、そちらではあれをゴーレムとしているんですかい。こっちは精霊と呼んでますぜ」

「本当に精霊扱いでもあるのか。いやこっちが勝手にゴーレム認定しているのか……?」

「それをしみじみと思い耽る前に、報告の一つでもしてほしいのですが」


 クレイン達の会話にカインが混ざっていく。


 人前という事もあり、叱責したい気持ちを抑えて随分と不機嫌そうなしかめっ面だ。


「おお、これはこれは慈しむ魔王様。今回はこのような配慮をいただき感謝してますわ」

「え、ええ……私達としても願ってもいない事ですので」


 今、その配慮とやらを知っている身だけに、カインがぎこちなく笑う。


 彼らが悪いわけでもなく、悟られれば気を遣わせるとエルナが割って入った。


「えっと……コボルト、という種族。ですよね?」

「あっしらは人里から離れた場所に住んでますからねぇ。お嬢さんは見るのも初めてですかね」

「彼らは連合都市の方面で暮らしていたんだが、最近ちょっとしたトラブルがあってな。こっちへの移住を打診してみたんだ」

「相変わらずフットワークが軽いなぁ。けど、これってつまり、この人……? 達に全てを任せる、て事なのか?」

「それ、結構情け無用なやり方だぞ……」


 元々働いていた人達を、その意思関係なく追い出すような案。


 もしも実行したのならば中々非情なものである。


「まずは採掘だが、正直に言って人手不足なところがあった」

「決して楽な仕事じゃないもんな」

「で、坑道の一部は崩落。それを直すよりもまだ他を掘るほうが効率がいいと、一部の区画が長らく放置されているような状態だ。そうなってくると鉱石にちなんだゴーレムがよく生まれてくる」

「……で?」

「彼らが精霊ともされているのは、その存在自体は無から生じるという点がある。つまりゴーレムをいくら倒して鉱石として回収しても、鉱山の鉱石自体は減らないんだ」

「それこそ情け無用じゃないか」


 指摘された事で、初めてその事実に気づいたらしくクレインが無言になった。


 腕を組んで思案しているようで、二人と一匹のコボルトが見守る中、


「……。あれ? 俺の感覚やばいのか?」


 困惑した様子で誰にともなくそう聞いてきた。


「魔族のほうでは分かりませんが、コボルト族にとっちゃあ連中は動き回る鉱石の扱いですぜ」

「よし、セーフ!」

「カインさん、魔族的にどうでしょう?」

「アウトかと」


 即答の否定にクレインの顔が再び曇った。


「……話を戻すと、そうした部分での整備も含めて彼らの力を借りたいと思ったんだ。当然、元々勤めていた、採掘を生業としていた者達を追い出す気はない。コボルト族の彼らがいても人手はあって困らないからな」

「まー連中をメインとすると、採掘より戦闘というべきでしょうがね」

「次に鍛冶工房だ。弟子達は継ぐ意思がないわけではなく、己の未熟さからの気後れが原因なのだろう。工房は一時閉鎖。残る者は彼らの下で修行を続けながら仕事をしてもらう」

「えー? それ納得するのか?」


 どれだけ技術があろうと、コボルト種は飽くまで魔物。


 エルナ自身、魔物だから人ではないから、と差別する考えこそないものの、職人は職人しか分からないプライドがあるのを知っている。


 果たして工房で働いていた人々が魔物に弟子入りを受け入れられるか。それも敬愛した師の店を閉鎖してまで。


「外に行った者も含めて、工房を背負えると自負した者が再開を進めればいい。正直、あの工房はほぼ武具専門だからな。再開したらこっちは金属製の道具を中心に作ればいい」

「反発がない、とは言えませんが、あの頭領からして見聞を広めろ、と教えていましたからね。他種族のところで修行した事も多かったと聞きますし、その辺りは問題ないのでしょう」

「あっしらは種族を気にしませんからねぇ。金属を打つ熱があるってんなら、どんとこいってもんでさぁ。なにより、師を志すあまりにまだ継げないなんて、少々臆病が過ぎますが、直向じゃあないですか」

「と、いうわけだ」


 クレインがカインにそう目配せをする。


 これが理由だし、いいだろ? 認めろ。


 そんな声が聞こえてきそうで、棍棒でその顔をへこませたくもなってくる。


 だが、解決が見えない中で、確かな道筋がここに示されたのも事実。


 そもそも既に着手しているのだ。今更無しにするわけにもいかない。


 カインが今日何度目かも分からない溜息を吐き出した。


「……『一部』、私も聞いていない内容が含まれていましたが、そういう事であればなんら問題はありませんね」

「旦那、助けてもらう身でこー言いたくはないんですがね、報告ってのはしっかりとすべきだと思いますぜ」

「あ、はい……」


 実際はもっと酷いだけに、コボルトの長のお説教に本気で反省している様子でしゅんとする。


 カインにとってはこれを機に、もっと言ってほしいところだ。


「けど、そんなゴーレムだらけのところを解放して大丈夫なのか?」

「そこは魔法で……まあ出入りを制限する、みたいなものを施すつもりだ。これでゴーレム達がわっと外に出て混乱を招く事はない」

「北の魔法、凄すぎるだろ……」


 もはや引いているレベルのエルナだが、クレインとて南の大陸の魔法には頭がおかしいとさえ思っているのだ。


 風の国の図書館のシステムこそ常軌を逸した魔法で出来上がっている。


 こっそり水の魔王にその話をしてみたところ、彼女も知的好奇心よりも、その想像し難い活用になんとも言えぬ恐怖心を抱いたほどだ。


「……というところだ。細かい決済はカインに任せる」

「そういう書類ぐらい、ご自身でちゃんと処理して下さってもいいんですよ?」

「いや、俺はこれからやる事があるからな」

「? 現状でクレインにやれる事があるのか?」

「エルナってちょいちょい辛辣な言い方をするよな……」


 とは言え、それも南の大陸での旅の時からのもの。むしろそこでクレインに対するこうした物言いに慣れてしまったともいう。


 クレイン自身、本当に気を悪くしているわけではないが、人前では少し抑えてほしいものである。


「ゴーレムの姿は確認できただけで、数や強さまでは分からないからな。先行して調査をしてみようと思うんだ」


 少しわくわくとした様子で、自ら課した仕事を話す。


 いつからそんな冒険にロマンを見出したり、バトルジャンキーの思考を身につけたのだろうか。


 そんなカインやエルナの視線に気づいたのか、クレインが聞かれてもいない事を話し始めた。


「これでも幼少の時は探検アンド探検、な生活だったからな。それにゴーレムを見てみたい」

「……前半はまだしも後半はしょうもないな」

「別に理由で咎めるつもりはありませんが、気をつけて下さい。ただでさえ崩落した地点を通りますし、その先はなんの手入れもないんですよ」

「この膨大な魔力と物質化の力で対策は考えている。心配するな」


 そう言うが早く、どうやら鉱山に向かう途中にここへ立ち寄ったようで、その足で城の外へと立ち去っていってしまった。


 不安そうに見送るエルナ。諦めて見送るカイン。


 あれだけ閉ざされていたとなると、精霊は相当な強さになっているはずだけど大丈夫だろうか、という事を漏らすコボルトの長。



 翌日。


 鉱山の奥、その閉鎖されていた空間に滞留する魔力を、たっぷりと吸い上げたゴーレム達。


 その一団から、袋叩きにされたクレインが救出された、というニュースが城と城下町を駆け巡ったがそれはまた別の話である。

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