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閲覧ありがとうございます

遅れた上に短いです。すみません。

少しでも読みやすいように書きたいと思いますので、お付き合い頂けると嬉しいです。

「わたしたちがこれから行く学校は、魔法学校なの」

「そ、そうなのか」

状況を整理できずに、適当に返事をしてしまった

信じ難い状況から頭が回らず、冗談としか思えなかったが、もし冗談だとさっきの瞬間移動的なものの説明がつかない。

片桐が言ったことが何かの冗談じゃなく、本当だとすると・・・

その魔法を俺が使うことができるようになるのか??

漫画とかによくあるやつだよな??

これからそんな夢のような能力を手に入れることができるのか??

そう思うと妄想を抑えることは出来なかった。

「ごめんなさい。嫌だったかしら。確かにこんなこといきなり伝えられても困るわよね...」

「違う違う!嬉しくてつい黙っちまっただけだよ!」

俺が妄想を膨らませて黙っていた俺を勘違いしたのか謝ってきたので、急いで否定する。

「そう。それなら良かったわ。それに前、素質があるって言ったでしょ??」

そういえば素質がどうとか言っていた。

「その素質ってなんだったんだ??」

「魔法を使う素質よ。俊にはその素質があると言ったのよ。」

突然そんなことを言われて嬉しいが、新たな疑問がここで生まれた。

「なんで俺に素質があると分かったんだ?」

片桐は少し考えてから、説明を始めた。

「その質問を答える前に少しこの学園のことを話すわ。今まで嘘をついてきたけど実はこの学園は親が魔法を使えたり、もともと魔法を使える人間でないと入れてもらえないの。それ以外にも特別枠って言うのもあって、使える人間だと見える、体に纏っている魔流というものからわかる魔法の才能を見つけられると、推薦で入れてもらえるの。」

なるほど。と、いうことは

「片桐、お前は魔法が使えるんだな?」

「まぁ、そういうことね。」

「すごいやつだったんだな。そしてありがとな。」

「...どういたしまして。」

少し照れくさそうに片桐は言った。



そういえば今更気がついたが、この法教学園の周りにはなんの建物もなく、

床には、法教学園の門へつながっているコンクリートの道、それと植物が生えているだけだった

だが、それよりも驚くべきことにこの法教学園は


今いる50mほど法教学園から離れている場所から見ても、法教学園の全体が見えないほどの大きさだった

「何なんだ?ここは。周りにはなんの建物がないしそれに何より学校がでけぇ」

歩きながらつい、驚きのあまりそんなことを口から滑らしてしまった。

そんなつぶやきに答えるかのように得意げな顔して、片桐は答える。

「これだけ大きいにも関わらずここは魔法で作られた場所なのよ!!

そして実戦演習とかもするから広さが必要なのよ。それに、生徒は寮制だから学校に住む人もいてこの大きさくらいはあっても広くは感じないみたいよ」

とは言いつつも実際来たのは初めてだったのか驚いていた表情を見せている

それにしても、でかすぎると思うんだが...


―――他愛ない話を何分か話している間に俺達は法教学園についた。

門をくぐって校舎内へ入るとすぐに法教学園の案内図、元より地図を覗いた

法教学園は校舎4階建で、四角形で校庭を囲うように出来ている

校舎の大きさの横がおよそ2km 縦が1,5kmで校庭のど真ん中には第1演習場と書かれた縦横100m、の3回建ての体育館のような建物がある

他にも、色々な建物があったが、見るところが多すぎて、とても覚えきれそうにはなかった

そんなことよりも現在地は...と

地図の周りを左上から左回りに見ていく

左側の一番上の出入り口は西口‐1

一番下の出入り口は西口‐20

そんなに出入り口があるのか・・・

そのまま反時計回りに見ていく。どうにか、現在地を見つけることができた

「俺たちが入ってきたところはどうやら南口‐14みたいだな」

「集合場所はだったかしら」

「俺が知ってるわけないだろ。さっきこの学園のことを知ったばかりなんだから」

そうして俺達は入学初日から詰んだ。

「ま、とりあえず職員さんがいるところまで適当に歩いてましょ。」

片桐は何の悪びれもなくそういい、地図を見始めた。

怒っても仕方が無いので俺も地図を見て、職員室を探すことにした。

そんな中唐突に後ろから声がかけられた

「お前たち、集合場所はこっちだ。付いてきて」

その人は見た事のある人だった。

少し考えるとこの人は先ほどドアに先に入っていってしまった女性だと気付く。

「そういえば、自己紹介がまだだったわね、私はこの学園の教師、乾 美早季よ。よろしくさあ、ついてきて。」

そして彼女は、先導し、あるいていった。

およそ10分経った頃に集合場所についた。

入口を見ると第1演習場と書かれているところの3階だった。

「この中で待っていれば担当の教師が出てきて話をしてくれるわ。

それと、この中だったらどんな場所にいても構わないわ。それじゃあねー。」

「ありがとうございます!」

「ん 」と、それだけ言うと右手を上げながら急いで階段を下りていった



中に入ってみると既に50人ほどいた。

先生の言ったように好きなところに座り、ただ、待つ事にした。

数分後、俺達の後に10人近く入ったところで声が響いた

「これで、無事入学生61名全員が集まった!これより、入学式を始める!!」



次回は2週間以内には書きたいと思ってます。

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