第二話
第二話です。
世界が滅んでいる。何故に?何があったの?まったく理解が追いつかない。そのまましばらく立ち尽くしていたが、ここでうじうじしていても仕方ない。もしかしたら生き残っている人間がいるかもしれない。そして再び歩み始めた俺は、重大な問題に気づいた。喉が渇きました。死にそうです。人間には水分は必要不可欠である。1日ぐらい飯を食べなかったとしても人間は生きていけるが、1日、水分を補給しないのは命に関わる。というか多分、死ぬ。だんだん、意識が朦朧としてきた。そして、そのまま地面に倒れた………知らない天井だ。目を覚ました俺の前に広がるのは知らない天井。ここどこ?
「お!起きたか?」
「え?」
突然、横から声が聞こえたのでそちらを向くと、俺とそう年の変わらない少年が立っていた。
「えーと、とりあえず水ある?」
「ん?水?喉が渇いたのか?」
「まぁ。というよりそれが理由で倒れた。」
「そうだったのか。ほら。」
「サンキュー!」
受け取った水を一気に飲み干す。水ってこんなに美味かったかな?
「大丈夫か?」
「ああ。サンキュー。」
「ところでお前、どこから来たんだ?見たところ、日本人ではあるみたいだが。」
「え?えーと…。」
どうする?正直に言うか?学校帰りに謎の光を浴びて、気づいたらここにいました。うん。無理だな。意味がわからない。頭のおかしいやつだと思われるしな。
「その前に一つ質問いいか?」
「ん?なんだ?」
一つ気になったことがあったので聞いてみることにした。
「今って西暦何年だ?」
「は?2114年だけど?」
そう彼は言った。今から100年後の年代を。
「嘘だろ…。」
「どうした?」
「いや…。」
つまり俺は100年後の未来にタイムスリップしたってこと?漫画や小説ではよくある題材だけど、現実で起きるなんて…。にわかに信じ難い。しかし事実だ。
「なぁ、俺が過去からタイムスリップしてきたって言ったらどうする?」
「は?それはずいぶんと面白い冗談だな。」
「で?それって可能か?」
「今の時代にはタイムマシンってのがあったけど、過去からきたってことはあり得ない話だな。」
「だよな…。」
「なんだよ?まさか過去からきたとか言い出す気か?」
「………。」
「え?マジ?」
「マジ。」
「そんなことあんのかよ…。」
「俺だって意味がわからない。」
「ちなみに何年から来たんだ?」
「2014年。」
「何!?」
「どうした?」
「いや、今の世界がこうなった原因は100年前に起きたある出来事が関係しているってじいちゃんが言ってたんだ。」
「じいちゃん?」
「ああ。僕の御先祖は100年前に生き残り、今まで暮らして来たんだ。他にも生き残っていた人々は多くいたんだが、今はこの辺じゃ、僕一人だけだよ。」
「そうなのか…。一体何があったんだ?」
そして彼は語り始めた。100年前に起きた事件を。
初心者なのでアドバイスとかあるなら教えてほしいです。感想も送っていただけるとありがたいです。