まさか退化するとは…
まさかのこっち√
あげく第三者視点
無理すぎオワタ\(^o^)/
「「「え?」」」
と何人かの声が永遠亭から聞こえる。
その声の主は輝夜、鈴仙、てゐ。
「あら?失敗しちゃったかしら……」
何か物騒なことを言っているのは永琳だが、四人とも同じ所を見つめていた。
それは言うまでもなく楽冶の方であるのだが、そこにいたのは、いつもの楽冶ではなく……
「お姉ちゃん達。だれー?」
子ども化してしまった楽冶だった。
「かわいいいいいい!!!」
一番最初に動いたのは、月の兎こと鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は楽冶の真正面にいたのだが、テーブルをひっくり返すことなく、かつ迅速に楽冶に抱きついた。
「わわっ!お姉ちゃん何するの?」
「楽冶さん可愛い!何これ!本物と全然違う!」
今抱きついている子どもは、本物の楽冶であるが。
そんなことはお構いなしに、鈴仙は楽冶で遊びだした。
「って。鈴仙!何やってんのよ!楽冶と遊ぶのは私よ!」
いきなりの状況についていけなかった輝夜が再起動。
鈴仙を引き剥がす。
「…………(ポッ)」
「?」
何故か赤面してしまった輝夜に、楽冶は首をかしげた。
「……」
「???」
そのまま黙ってしまった輝夜に、どう対応すればいいのか分からず、楽冶は首をかしげることしかできないらしく……
「何これ!!!こんなの反則よおおおお?!!!」
結局鈴仙と同じように、我慢できなくなった輝夜は楽冶に抱きついた。
「何で!?何で小さくなるとこんなに可愛いの!?」
「んー?よく分かんない……」
「分からなくていいのよおお!!!」
分からなかったので、また首をかしげてしまった楽冶に、若干おかしくなった輝夜は教育上はよろしくないことを言っていた。
……まあ今回は教えても分からないだろうから、教えた方が首をかしげたのかもしれないが。
「姫様ずるいですよ!私もやりたいんですよ!」
「あなたはさっきやったじゃない。もう少しやらせなさい!」
「嫌です!私もやります!!!」
輝夜が抱きついている楽冶を、鈴仙は取り出そう(奪おう)として取り合いになった。
普段は輝夜に逆らう事のない鈴仙だが、今回ばかりは違うらしい。
文では中々分からないが、それだけ可愛いということだろう。
「お姉ちゃん……苦しい」
ピチューン
楽冶がそう呟いた瞬間、二人の姿が消えていた。
「大丈夫?」
声がしたので目を開けて前を見ると、赤青が交互になった服を着ている人物。
もちろん永琳なのだが、この楽冶は記憶を失っているらしく、名前が分からない。
そのため
「うん!ありがとうお姉さん!」
「!!!」
満面の笑顔で お姉さん と呼んでお礼を言った。
これには永琳も
「(何この可愛さ……輝夜達がああなるのも分かる気がするわ……」
「どうしたの?」
「な!何でもないのよ!それと、私の名前は永琳よ?」
「分かったよ!永琳お姉さん!」
ドサッ
永琳は倒れた。
輝夜と鈴仙はピチュって気絶中。
残ったのは……
「結局私の一人勝ちでいいのかな?」
幸運の素兎。しかし腹黒兎とも呼ばれる因幡てゐ。
「じゃあ楽冶。外に遊びに行こうか」
「うん!えーと……お姉ちゃんは?」
「私かい?私はてゐだよ」
「分かった!ていお姉ちゃん!」
「て ゐ だよ」
「い?」
「ゐ」
「ゐ?」
「そうそう」
普段イナバたちに指示をだしているからか、はたまた自分が(見た目や思考が)子どもだからか。
無駄に子ども楽冶の扱いが上手いてゐは、楽冶と一緒に外に出て行った。
ただ。ウサ が取れているのをみると、やっぱりてゐとしても恥ずかしかったりするのかもしれない。
何とか投稿できた…
今日でディナー〜ナイト勤務終わりだわーい。
だが小さくしてどうするかは全く考えていない←




