あれ?俺教えたよね?
昨日は全然書く暇なくて…
まだまだ頑張ります
「……こら」
「あいた!」
一人で勝手に朝飯を食べていたルーミアに、拳を落とす。
「いたたた。何するのよ!」
「何するのよ! じゃないわ!何皆が揃うまでに飯食ってんだ!」
「……おいしそうだったから」
「我慢しなさい」
えー と言っているルーミアを放置して、他のやつらの部屋へと向かう。
「幽香?朝飯できたぞー」
「今行くわ」
幽香も朝は結構早く起きている。
そのため起こす手間が省けて楽だ。
「チルノ!起きろ!」
「うーん……後五分……」
「ダメだ!」
だいぶ前に同じ会話をしたからやめろ!
この後も氷砂糖で起こしたが、詳しい内容は作者の都合上書かない。
だって前と同じだったから。
チルノが起きて居間に入っていったので、俺も入ると……
「おいしいー!」
「…………」
ゴツンッ
「いったぁ!何するのよ!」
「……今日の予定は中止な」
「ああ!ごめんなさいぃぃぃ!」
「片付け」
「ハイ……」
また勝手に食べていたルーミアに、再度拳を落として朝飯開始。
「ふ」
「あ!幽香。今笑ったでしょ!」
「そうよ。それが?」
「うぅ……悔しー!」
何かルーミアが泣いてるようだ。
まあ幽香だしな。
ルーミアに片付けをさせてからは、ルーミアのターン。
幽香は自宅の花畑に向かい、チルノは遊ぶ予定があるらしいので、今は二人しかいない。
「で?何したいんだ?」
「色々?」
「疑問系で言われてもな……」
「じゃあ……食べてい「ダメだ」えー」
いやダメだろ。
死にたいと思ってる人なら、喜んで食われるかもしれないが、俺はまだまだ生きてたいんで。
「だってまだ楽冶食べた事ないもん」
「指食っただろ?」
「まだ噛んでない!」
「んなもん知るか!」
噛まなかったから指がまだあるのは分かってるが。
だからってルーミアが「噛んでない!」とか言っても、俺の知ったこっちゃない。
だって食われたくないし。
「じゃあー。料理作ろう?」
「は?」
「久しぶりに二人で作りたいの!最初の時みたいに!」
「別にいいけど……」
まあ、その時も俺が食われないように。ってのがあったしな。
それと同じパターン。
「まあ……復習で今からやるか……」
「今から?」
「どうせ感覚忘れてて失敗するだろ。ちゃんとできる頃には昼時だ」
「そんなことないわよ!」
いや、前の夕食の時、本当は微妙だったからな?
「……おい」
「…………」
ルーミアが
「一人で大丈夫!」
って言うから任せてみたんだが、二人の前には……
「何だこの黒い物体は」
「……てへっ」
「…………」
「……ごめん」
元の食材が分からない程、黒焦げになった物体があった。
「何を作ってたんだ?」
「目玉焼き」
なんとまあ。
どうしたらこうなったんだ?
「マーガリン入れて、卵探しに手間取って、割ったときにはマーガリン焦げてて、火力最大にしちゃって、ひっくり返したときには丸焦げで、楽冶呼んでくる間も火付けっ放しだったから……」
「自己分析は完璧だなおい!」
何でそこまで分析できてて、こんな黒焦げになるんだよ!
「過去のことだから」
「ルーミア……お前料理下手になったな……」
「ううう!うるさい!」
本当のことを言われて怒るルーミア。
本当だから仕方ないのにな。
「で。ご飯どうするんだ?」
「……お願いします」
「あいよ」
とりあえず昼飯は俺が作る事になった。
「おい!どこ行ってんだ!」
「え?居間で休もうかと思ったんだけど?」
「お前料理するんだろうが。見ときなさい」
「えー」
「……ご飯抜き」
「見ます見ます!早く作ろ!」
まあ簡単なのにしとこう……
「おいしい!」
「まあ、食べれなくはないわね」
二人から感想を頂く。
晩飯はルーミアと二人で作った。
凄い戦いだったぜ……
定番の砂糖と塩から始まり、火力調整、混ぜ方。他にも色々あったが酷かった。
明らかに最初の時より悪くなってた。
「食べる専門だったもの」
「まさか。あなた……」
「幽香!違うから!そんなに睨まないで!」
うーん。やっぱり力関係は幽香の方が上なんだな。
チルノはどこだろう。
「アタイはさいきょーよ!」
「分からないけど、楽冶よりは上でしょう」
「何で?」
「楽冶はバカで鈍感で駄目駄目だから」
「いつもより酷くね!?」
それが晩飯を作った相手に言うセリフか!
「私も作ったわよ」
「……お前が何割作ったよ」
「えーと……五割?」
「嘘付け!お前が作ったのなんて三割にも満たないだろうが!」
「そういうことね……」
幽香が何を納得したかって?
さっきの晩飯の感想を思い出してほしい。
あの時、幽香が食べたのはルーミアが作ったやつ。チルノが食べたのは俺が作ったやつだ。
「ま。ルーミアは片付け要員だな」
「何で私が!?」
「今日失敗した食材。弁償するか?」
「片付けで」
即答したな……
「じゃあ頼んだ。ちょっと俺は用事があるから」
「そうなの?」
「ああ。後ルーミアは片付け終わったら部屋に来てくれ」
「何?誘ってるの?」
また意味不明なことを……
「よく分からんが、頼んだぞ?」
てきとーに言って自分の部屋へと向かう。
ルーミアのリボンを取りに。
明日で春休み終わり
無かったけど…
誰か そーなのかー って言ってください。和みます。
ルーミア「そーなのかー」
作者「そーなのだー」




