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東方楽々記  作者: COPPE
幻想郷ってこんなとこ
6/223

行き先は?

団子を食べたのはあの御方





今日はこれから紅魔館に向かわなければならない。

なぜ暇人である俺が 向かわなければならない のかというと









回想開始




ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい。

これはヤバい。非常に危険である。それは今日の宴会のメンバーがお強いからだ。

いやこのメンバーと宴会をするのは構わないのだが今回は問題点が一つ




俺作 餡が全部ワサビだよ団子




が一個入っているのだ

これをこのメンバーが食べたらどうなるか……また小町行きだな。


下手したらあいつの船に乗ることになるかもしれん……

なので




「うおおおおおおおお!!!」




自作の団子を猛烈に食べ始める。だが流石団子。腹に溜まる……

二十個ぐらいで俺の腹は団子を拒絶し始めた。

ヤバい……ワサビ団子はまだ食べれていない。

早く当てなければ……




「あら?楽冶そんなにその団子おいしいのかしら?一つ頂いていい?」

「えっ!!!」

「どうしたの?……何か変なものでも入ってるのかしら?」

「滅相もございません!全然頂いてよろしいです!はい!」

「怪しいわねえ……」




あなたに言われたくないです。

動揺しつつも「変なのが入ってると知ってて食べるわけないだろ」と言うと分かってくれたようで紫は団子を食べた

……セーフ。普通の団子だったようだ。




「あら。おいしい」

「そうかい。ありがとうよ」




安堵の息を吐きつつお礼は言っておく。やはり褒められると嬉しいからな。

そして紫が他のを摘んでいるのを確認してまた自分の団子を食べだす。まだかワサビよ……


流石にのどが渇いてきたので酒を……今飲みたい酒を持っているのは文か。

文のとこまで歩いていき声をかける




「文ー。その酒貰っていいか?」

「ああ。これはこれは楽冶さん。宴会なんで気にしないでどんどん飲んでくださいよ!」

「それはありがたい。じゃあ貰ってくぜ」

「そんなことせずにここで飲めばいいだろ!」

「うおっ!?」




文の隣に座っていた魔理沙に無理矢理引き込まれてしまった。

あっ!萃香団子食べないで!

団子がなくなるたびに俺のライフという名の寿命が減っていく。あと少ししかない!




「おいおい。せっかく女の子が隣にいるんだから食べ物ばかり見るなよ」

「いやそう言われても……って魔理沙お前酒飲みすぎじゃね!?」

「いやー大酒飲みの私と同じくらい飲んでましたからねー」

「妖怪と一緒に考えるなよ!止めろよ!」

「今夜は無礼講です」

「限度があるわ!!!」

「何言ってんだ?私は酔ってなんかないぜ?」

「そんなこといって抱きついてくるんじゃねえよ!」




大騒ぎである。だが騒ぎのせいで忘れていた……俺のライフ(団子)が残りわずかだということを……




「……つっ!」




いきなり大きい力が発生する。これは……レミリアの妖力か?なぜいきなり?

……力の発生源を見てみる。すると







団子の皿の前で涙目のレミリアさんがいました。残りの団子は0でした。







忘れてたあああああ!え?嘘!?よりによってレミリア?

今回一番当たっちゃいけない人に当たったんじゃね!?

死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ

すまん小ま「うわああああああああん」……え?


レミリアが泣き出してしまった。








そしてレミリアがブレークしそれを見た咲夜がブレーク(鼻血)し、文が写真を撮りまくり萃香は爆睡。紫と幽々子は普通に雑談しているという変な場になった。

……紫のやつこっちを少し見て笑ってやがる。気付いてたな。



そう思いながらも文を止め咲夜にティッシュを渡しレミリアにジュース(レミリア持参)を持っていく。

十分ちょい事態の収集に時間をかけたあと……




「ひじょーに!申し訳ございませんでした!」




本日二回目の土下座をした俺であった。




























その後文は「面白い記事が書けそうです」と

咲夜からは「グッジョブよ楽冶。お嬢様の泣き顔が見るのは激辛カレーを食べさせたとき以来だわ」と。まさかのお褒めの言葉。

レミリアは「楽冶だからね……本当は殺す(……)んだけど……そうね。 一週間紅魔館で働く というので許してあげるわよ?」と言われ、すかさず俺は「それ?危なくね?」と言ったんだが


「今すぐ死にたいの?」と言われ(脅され)こちらに非があるので紅魔館一週間タダ働きが決定したのである。


因みに文が




「だから今日はやめた方がいいと言ったんですが……」



と小さく言っていた。ちゃんと言ってくれよ……



回想終わり。










というわけで紅魔館に向かう。人里を抜けていくと霧の湖が見えてくる。


急な用事なので金平糖を持っていない俺はチルノがいないことを確認。

早足で霧の湖を横切ると紅魔館の門があり・・・・・・

いつも通り門に寄り添って寝ている中国っぽい妖怪がいる。


とりあえず起こさずに待っておく。すると……



グサッ!「いったーい!」




「おはよう美鈴」

「ね!寝てませんよ咲夜さん!ほらこのとおり私は「俺だよ。俺」なんだ楽冶さんですか……っていつ振りですか!?」




なんだとはなんだ。そんなこと言うやつにはこうだ




「頭に何か刺さってるぞ?」

「え?何ですかこれは……ナイフ?」

「じゃあ元気でな美鈴」




そういい後ろを指差すと美鈴はゆっくりと振り向いていく。すると




「いい加減にしないと刺すわよ?」

「ひいいいいい!すいません!すいません!」




もう刺してるけどな。と思いつつも咲夜に挨拶する。




「よお咲夜。時間はセーフだろ?」

「二分遅刻です。今度から気をつけてください」

「いや普通に喋れよ……」

「 まだ お客様なので」




そんなこったろうとは思ったのでそれ以上はなにも言わない。

咲夜が歩き出したので俺もついていく。レミリアのところに連れていかれるはずだからな……


館に入り妖精メイドにちょいちょい声を掛けながら咲夜についていくと大きな扉の前で止まる。

何回か来たことがあるので分かる。ここはレミリアの部屋である。


かなり扉がでかいので少し緊張するが中にいるのは幼じょゲフンゲフン。レミリア。

それを考えれば少し安心できる(けっしてロリコンではない)


その大きい扉はノックによって小気味よい音をたて……













そして開かれる


最初にキャラクターを多めに出したのは主人公の繋がりがこれだけあるよ

ってのを示したものです


永遠亭はニートなんで宴会に誘われなかっただけだったり…

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