我が家は変わったようです
ルーミアさんがおかしいです。
こんなのはルーミア(EX)じゃない!
って思うかもしれませんが・・・
そこは脳内変換で!
「ただいま~」
花の世話を終えた俺と幽香は、ドアを開けて家へと入る。
すると
「おかえり楽冶!」
「うおっ!?はあ。ただいま……ルーミア」
封印が解けて大きくなったルーミアに抱きつかれました。
「で。どういう事か説明してくれる?」
「はい」
目の前にはホカホカのご飯。
だが幽香の圧力によって食べることができないでいた。
「何でいきなり抱きついたのかしら?」
「それは俺じゃないよな!?ルーミアだよな!!!」
「ルーミアに聞いてるの」
そすか。
いや会話的に、俺に振ってるようにしか聞こえなかった……
「何でって……私は楽冶の事が好きだから」
「「え?」」
何故か幽香とチルノの声がハモる。
「どういう事よ!」
「そのままの意味よ」
「楽冶!本当にそうなの?」
「まあ。好かれてるのは本当だな」
そう。俺はルーミア(EXモード)に相当好かれているのだ。
いや別に悪い気はしないんだけどな……
「けど二人とも」
「何よ」
「何?」
「楽冶は振り向いてくれないのよ!」
「「え?」」
二回目。
やめなさい。ネタが無いのがバレるでしょうが。
つか
「振り向くってなんだ?それに関しては俺も好きだって言ったぞ?」
「ほら!わかるでしょう!楽冶のこの鈍さ!」
「あ。そういうことね……」
「楽冶って……バカなんだね」
「お前も言うか!?」
最近バカって言われすぎじゃね?
俺マジで凹みそうなんですけど……
「とりあえず楽冶については落ち着いたし……食べましょうか」
「そうね……」
「お腹減ったー」
「おい。俺は何一つ分かってないぞ?」
「じゃあ。いただきまーす!」
無視!?
私本当に泣いちゃいますよ?……もういいや。
「お。これ美味いな」
「それアタイが作ったんだよ!」
「そうか。凄いなチルノは」
「えへへ?」
久しぶりに作ってもらった食事は美味しかった。
まさかチルノが、こんな料理を作れるとは……
「ふむ。これは……(あまり……)」
「あ!それ私だよ!」
「そうか」
「私にも何か言ってよ!」
お前は言うと、はしゃぐだろ。
「そんなことないわよ!」
「本当か?」
「大丈夫よ。言ってみて」
「……ルーミアの料理美味しいなー」
「ありがとう楽冶!」
ぎゅうううっ!
「ええい!はしゃぐな!」
「はしゃいでない!喜びを表現してるだけ!」
「どこの妖精だ!チルノを見習え!」
やっぱこうなるんじゃねえか!
あと皆分かってると思うが。さっきの(……あまり)っていうのは、実際は微妙だったからだ。
ったくよ……だから言いたくなか……った?
「あの~。どうされました?幽香さん?」
「楽冶あぁぁぁ……」
「はいいい!」
何かめっちゃ怒ってる!
俺が何したっていうんだ!特に何もしてないだろ!
「離れなさい」
「へ?」
「離れなさい」
え。あー……
「ルーミア。離れて?」
「嫌よ」
キッ!
「ひいいいい!何故俺を睨む!」
「離れなさい!」
「ルーミア!離れろ!」
「いやー!大体何であなたに言われなきゃならないの?」
「くっ!」
「実は楽冶のこと好きとか?」
「何言ってるのよ!そんな訳ないでしょ!」
おい……それは酷いぞ幽香。
せめて本人を前にして言わないでくれ……
「じゃあアタイも楽冶の事好きだから抱きつくー!」
「ちょっ!チルノ!?」
冷たっ!頭なでてる時はそうでもないけど、体冷たっ!
「ふふふ」
不気味な笑い声が聞こえる。
やば……このパターンは……
「二人とも離れろおおお!」
「わっ!」
「きゃあっ!」
またもや黄色い光線に巻き込まれた俺だった。
その後幽香は
「もう寝るわ!」
と言って寝てしまった。
いつからここは、お前の家になったんだ?
「って。それだ!」
「どうしたの楽冶?」
ルーミアが聞いてくれたので答える。
「何でここに住んでるのか聞こうと思ってたんだ」
「ああ。それは……」
「アタイが言ったほうがいいかもね!」
チルノが急に出てきた。
まあ確かに
「大ちゃんのとこ行っとけ!」
と言ったのに幽香とルーミアと一緒に、家にいる理由を聞きたかったしいいか。
「じゃあチルノ頼む」
「うん!」
さあ。いったいどういう経緯でこうなったんだ?
バイト忙しくて投稿遅れちゃいました・・・
そして、それを前書きに書くのを忘れてました・・・
申し訳ない!




