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東方楽々記  作者: COPPE
第二章 白玉楼の家計簿支えます
54/223

いつ帰宅できるのでしょうか…

A.これで帰宅します。


という訳で白玉楼編最終話です。


毎日投稿途切れちゃいました…




ふう。さすがにそろそろ言わせてもらうぜ。




「帰る!」

「ダメよ」



そう言って袖を掴む幽々子。


いや。却下すんなよ……

俺は本来、晩飯を作るために拉致られただけだぞ?




「じゃあ楽冶。逆に聞くけど」

「何だ?」

「そんな簡単に帰れると思ってるの?」

「どういう意味だ!」




何だこの亡霊は。

自分勝手にも程があるぞ?




「昨日あんなことしておいて……」

「は?」

「覚えてないの?一緒に寝たときのことなのに……」

「一緒に寝ただけで何もしてないだろうが!」

「そんな!」

「何が!?」




何なんだ!?このよく分からない漫才みたいな状況は!


あと誓って添い寝しただけで、それ以上のことはしてない。




「妖夢~!楽冶が苛める?!」

「お前がからかってるだけだろうが!」

「……楽冶さん」

「妖夢!何だその疑うような目は!」




今の会話を聞いてただろ!明らかに幽々子がふざけてるだけだろ!




「本当に何もしていないんですか?」

「ああ。してない」

「なら、いいです」

「妖夢~……」

「幽々子様もいい加減にしないと楽冶さんに呆れられますよ?」




いやもう呆れてるが。

だいぶ前から。




「それは大丈夫。楽冶はもう呆れてると思うから」

「さすが幽々子。分かってるな」

「でしょう?」

「それでいいんですか!?」




いいんじゃないか?お互いに納得してれば。




「けどさ。お互いに悪いとこが分かってて、仲を続けれるのって凄いよな。俺がそう思ってるだけかもしれんが」

「どういうこと?」

「じゃあ妖夢。幽々子。俺の悪いところは?」

「悪いところですか?えーとですね」




手をあごにあてて考える。




「いい意味とも取れますけど。マイペース。放任主義。とかですか?」

「まあ。確かに。そしてそれは、俺も理解している」

「はあ」

「幽々子は?」

「女心が分からない。理解しない」

「おい。何かキツいぞ……まあいい。じゃあ違う質問だ。妖夢は俺のこと好きか嫌いか」

「え?えええええ!?」

「ちょっと楽冶!どういう質問よ!」




何がだ。

そんなにおかしい質問ではないだろ。




「どういう意味ですか!」

「そんままだ。好き?嫌い?どっち?って感覚で」

「そ、その……」

「ああ」

「好き……ですけど……」

「そうか。ありがとな。幽々子は?」

「私も言うの!?」




だから何でそんなに驚く……




「え~と……好きよ?」

「何で疑問系なんだよ」

「しょうがないでしょ!結構恥ずかしいのよ!」




そんなもんか?俺的には友達感覚で好きって言うのは全然大丈夫なんだが……




「楽冶こそどうなのよ。私たちのこと。どう思ってるの?」

「ん?今から言おうと思ってたけど……」

「どっちなんですか?」




「二人とも好きだぞ」










時が止まった気がした。

二人の。




「お~い。どうした?」

「「…………」」




ごめん。気がしたじゃなくて、止まってた。




「おい!」

「……え。あ」

「ふああ!」

「どうし「何簡単に 好き とか言ってるのよ!」……」


「いやだって。好きか嫌いかって会話だっただろ?」

「それでもですよ!女性に対して言ったらダメです!」

「そうよ!だから楽冶は女心を理解してないと言ってるの!」

「落ち着け二人とも。そこまで顔を真っ赤にして怒ることないだろ……」




ピタッ


再び時が止まる。

あれ?咲夜いたっけ?

いやけど、俺は動けるから……まあいいや。




「楽冶の……」

「楽冶さんの……」

「お?」




二人が同時に動き出す。




「「バカアアアアアアア!!!」」




そして妖夢が剣を抜き。

幽々子の周りには蝶が。


それらが一斉に向かってくる。




「ちょっ!!!何何何!?」

「楽冶なんか知らない!」

「もう楼観剣に切れぬものはありません!」

「だからって!二人同時は!いかんだろ!」




走りながら愚痴をこぼす。

って!蝶早っ!紫色はいやあああ!




「危なっうおう!?」




気がついたら白玉楼の階段。

転がるように駆け下りる。




「何なんだよー!!!」




そう言いながら白玉楼から帰宅した俺であった。
















その後の二人。



「妖夢」

「なんでしょうか。幽々子様」

「…………」

「…………」










「恥ずかしかったのよう!!!」

「私もです!思い出させないでください!!!」




楽冶の好き発言にまだ恥ずかしがっていた。


実は3日で8時間くらいしか寝てなくて…

昨日帰ってから


「よし。何とか0時までに終わらせるぜい」

zzz…


しかも途中まで書いてたのが強制シャットダウンで消えてて…



と言い訳はここまで。


次回からはまた少し自宅での生活に入ります。

さぁ。家はどうなってるのか?

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