表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方楽々記  作者: COPPE
幻想郷ってこんなとこ
5/223

宴会メンバー…え?

カラオケオールナイト中

…眠い


さてさて暇つぶしもかねて作った酒の摘みを持って神社に向かうかね。


今回は簡単なのを作ってみた団子とか。一応神社にも台所はあるので枝豆を持っていくことにする。

向こうで茹でたほうができたてを食べれるしな。


よし。準備できたな。

団子持った。枝豆持った。胃薬持った。頭痛薬持った。




「あぶねー。スペカ忘れるところだったぜ」




ここでスペカが分からない人への説明を簡単にしよう。

……弾幕ごっこという遊びの中で、簡単に強い技を使うためのカードである。以上。

そこ。めんどくさいだけだろとか言わない!実際そうだけどな!


なぜ宴会にそんなのが必要なのかというとここの奴ら、酒が入ると何でもありなのである。

喧嘩で弾幕とか楽しいから弾幕とかスカッとしたいから弾幕とかかなりの比率で弾幕勝負が起こるので宴会にスペカは必需品なのだ。


といいつつも俺は基本戦わないからいらないっちゃいらないんだが一応。保険である。

よしスペカも持ったことだし出かけるとしよう。












完全に日が暮れる前に神社に着く。

まだ誰もいないな……確かに早く来すぎた気もするが意外である。

とりあえず霊夢の姿も見えないので呼ぶことにしよう……あったあった。



チャリーン



小銭の落ちる音がする。そして鈴を「おさいせーん!!!」鳴らせなかった。




「霊夢……相変わらず早いな」

「お賽銭が入る音がしたわよ!どこ?何円?」

「……おい」

「あ!あった!……わ!百円も入ってる!!!」

「人の話を聞「楽冶ありがとー!!!」のわっ!」




いきなり飛びつかれたので危うくこけそうになるがギリギリ回避。

女の子に飛びつかれただけでこけるのは流石に嫌だからな……




「分かった。分かったから離れろ」

「えー。このままだと次回は五百円くらい入るかなーって」

「そんなことだろうとは思っている。だから離れなさい」

「楽冶のケチー」




この神社に賽銭入れてればケチの部類ではないと思います。

この守銭奴が博麗霊夢はくれいれいむ。博麗神社の巫女である。巫女なのでもちろん巫女服を着ているが、何故か脇の部分に布がない。それは巫女服と呼んでいいのだろうか。

因みに幻想郷では数少ない、能力持ちの人間である(一応)




「一応って何よ……」

「気にするな」




霊夢と色々言っていると




「あれ?一番乗りじゃないんだぜ?」




何語だ。




「日本語だろ」

「確かにな」

「流すなよ……」

「それほどでもないぜ」

「いや褒めてないから」




この男口調上下白黒の魔法使いみたいな格好しているのは霧雨魔理沙きりさめまりさ

中々ノリのいい、これまた数少ない能力持ちの人間ギリギリ




「ギリギリってなんなのぜ?」

「いやあのパワーは人外レベルだろ……」

「それは褒めてるのか?」

「微妙に褒めてる。照れてもいいぞ?」

「いやあ照れるぜ……」

「言われて照れる奴初めてみたぞ……」



ノリがよすぎるのも困り者である。











あれから文が「あやや?まだ三人しかいらっしゃらないんですか?」と言いながら現れてこれで四人である。


それでも騒がしい二人がいるので少しずつ酒を飲むことにした。

霊夢に一言断ってから枝豆を茹でに行く。

人数は少なめだと言っていたが出せば食うやつらが殆どなので多めに持ってきている。


それを簡単に塩茹でして(ガスなどではないので火加減は難しいが)持って行くと




「ごきげんよう楽冶」

「……え?」




胡散臭い笑みを浮かべた賢者様がいました。




「いつのまに?」

「変な質問ね?私の能力は知っているでしょう」

「まあ確かにそうだわな……」




この胡散臭い笑みを浮かべているのは八雲紫やくもゆかり

この幻想郷の創造主であり、最強クラスの妖怪である。


この妖怪「境界を操る程度の能力」というのを持っており「スキマ」と呼ばれている空間を通って色々な場所に移動できるのだ。

今日もスキマで来たに違いない。

ただあのスキマ……目が多いので中々に気持ち悪い。あまり入りたくないものである(経験済)




「今日は藍はいないのか?」

「あの子は今日は忙しくてね……」

「目を逸らすな目を」

「やぁねぇ楽冶。そんなに私の目が見たいの?」

「……またサボってんのか」

「そ、そんなことないわよ!最近私は頑張って「紫。肌綺麗になったんじゃないか?」ふふっ。そうかもしれないわね。だってつい最近まで寝て……あ」



阿呆である。これが本当に賢者様なのかと疑いたくなるレベルである。




「ち……違うのよ!これはつい」

「つい?つまりいつもはまかせっきりだと……」

「いやその……うう~」




頭を抱えてしまった。大勝利である。

だが紫。うう~って歳でも「死にたいの?」


怖い怖い怖い怖い!!!なんで目がそんなにマジなの!?

やめて!!!まだ死にたくないから!!!




「自業自得でしょう」

「自由に生きると責任がついて回るって改めて思い知りました」




今後このネタを考えることはやめておこう。本当に死にかねない……









さらにこの後。紅魔館の主レミリア・スカーレット。紅魔館のメイド長、十六夜咲夜。

冥界の亡霊、西行寺幽々子。鬼の伊吹萃香。が集まった。

これで全員とのことなので正式に乾杯する


では




「「「かんぱーい!!!」」」




宴会の始まりである……って





























メンバーやばくね?


もちろん歌うのは東方です(キリッ


次から物語が動きだします

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ