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東方楽々記  作者: COPPE
第二章 白玉楼の家計簿支えます
47/223

誰か女心を教えてくれないか?

妖夢編はこれで終わりかと。


いやもう・・・カラオケ行こ・・・



「すいません楽冶さん!!!」

「まあ……死ななかったからいいけどよ……」




どうも一回死んできた楽冶です。

え?もっと死んでないかって?いやですねえ……三桁は余裕ですよ?


まあそれは置いといて。




「俺以外なら間違いなく魂がここに来てたぞ?」

「うう……あんな綺麗に決まるとは……」




あの妖夢は凄かった。


失敗してたときとは違って速さが……

まったくもって見えなかった。


つまり気がついたら石をまた積んでる状態に……

だけど今回は小町来なくてな。そそくさと戻ってきた。




「何はともあれよかったじゃないか。もう習得できたんだろ?」

「はい。スペルカードにして持ってますから大丈夫です」

「……だからって俺に使うなよ?」




妖夢はクスリと笑って。




「もう一回やってみましょうか?確認のために」

「お前は俺に恨みでもあるのか?」

「はい!もちろんです!」

「おい……」




こんなテンションの妖夢は初めて見たな。

やはり技が習得できたのが嬉しいんだろう。




「じゃあ切りますね!」

「待て待て。切るな」

「?。何でですか?」

「何でじゃない。常識的に考えろ」




どこぞの賢者に言ったら

「幻想郷に常識を求めたらダメよ」

とか言われそうなセリフだな……




「だってもう一回やってみたいんですよ」

「幽々子に見せてやれよ。喜ぶんじゃないのか?」

「楽冶さんに見てほしいんですよ!」

「いや見るて……切る気じゃん」

「一番見えるでしょう?」

「俺被害者だから!痛いの嫌いだから!」




いくら生き返るっていっても




「楽冶さんは生き返るでしょう?」

「今それ考えてたんだが……本当に痛いからな?」

「しょうがないですね……」




いやしょうがなくねえよ。

つーかその「生き返るから」ってやつどこぞの妹と同じだぞ?

そんなに切りたいなら竹林にでも行けばいいのに……




「妖夢~。どうしたの?さっきから大きい声が聞こえるけど……」

「あ。幽々子様!私新しい技ができるようになったんですよ!」




ナイス幽々子!

そして新しい技を見せてもらえ!




「じゃあ~……楽冶で試してみましょっか?」

「なぜ!?」

「そう思ったんですけど痛いのは嫌だそうです」

「そうなの?残念ね……」




何を言ってるんだお前らは……

逆に聞こう。お前らは痛いの好きなのか?




「微妙ね~」

「微妙ですね」

「マジ!?」




ごめん。距離置かせてもらうわ……




「って楽冶さん!嘘に決まってるじゃないですか!」

「さよか……」




本当に距離置こうと思った……










「楽冶さん。今日はありがとうございました」



結局幽々子にまた捕まって帰れず、居間でダラダラしてた俺に妖夢がお礼を言ってくる。




「いや俺はたいしたことしてないからな……」

「いえ……楽冶さんのアドバイスがなかったらできなかったです。あのアドバイスが……」




そんなに言わなくても……

ってあれ?妖夢って結局




「そういえば妖夢は何を思い浮かべたんだ?」

「えっ!?それは……そのう……」

「いや言いにくいなら言わなくていいぞ?」

「いや言いにくいのもありますが……本人の前で……」

「え?俺?」




そうツッコむと



「あ……」



と失言してしまった顔をする妖夢。




「そのですね!楽冶さんに!かわ!かわわわ……」

「川はわ?」

「かわい!可愛いって言われたことを思い出したんですよ!」

「あー」




確かに恥ずかしい出来事だな。

特に妖夢なんかは恥ずかしがりそうだ。




「いやー切られる程恥ずかしかったとは」

「もう!言わないでくださいよ!」




恥ずかしさでか、向こうを向いてしまった。

まあ同じ部屋にいるから……




「妖夢~!」

「ひゃあ!?」




後ろからホールドさせて頂きました。

……食べてないよ?セクハラとか言わないように!




「ななな!何するんですか!」

「よく頑張ったな」

「え……」

「また自分の思う一人前に近づけたんじゃないか?」

「覚えてたんですか?」




幻想郷で生きてきて忘れることなんて殆どないっての。


色々と衝撃的過ぎて。




「また技ができなかったりしたら呼んでくれよ。すぐ行くから」

「え!えーと!その……」

「どうした?」

「その!不束者ですがよろしくお願いします!」

「……結婚?」




チャキン



そんな音が言った瞬間に聞こえた。




「ふふふ……」

「落ち着け!テンパっただけだろ!?聞かなかったことにするから!」

「本当ですか?」

「本当本当!!!」




必死に否定する俺。いくらなんでも妖夢のミスで切られるのは嫌だ。


因みにコレ。マジとも読めます。




「なら……いいです」




と落ち着いた妖夢。


よし……ここは一言褒めておけば……




「妖夢!」

「なんですか?」

「妖夢ならいいお嫁さんになるな!」




「六道剣!一念無量劫!」





女って……分からないなあ……


前回と同じ終わらせ方。


結局恥ずかしがった妖夢によって切られるだけのお話(あ




友達「ゆゆさまはよう!」


作者「え?あー・・・ネタがない」


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