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東方楽々記  作者: COPPE
第二章 白玉楼の家計簿支えます
45/223

稽古?いや無理…

楽冶の自由度UP


寝不足だから文章おかしいかも・・・元からか




いったい何だったんだ昨日の妖夢は……










寝る前にトイレに行こうとしたら妖夢がいたので話しかけた所。

「バカアアア!!!」

と言われて切られかけた。


必死に逃げたのだが昼の妖夢とは違い全然治まる気配がなかったため最終手段。




「妖夢何でそんなに怒ってるんだ!?」

「怒ってないです!!!」

「じゃあ妖夢!明日!明日な!」

「明日なんですか!」

「何か言うこと聞いてやるから!な!」




わがままっ子にはこれが一番。

何か買ってやるから……みたいな感じで効果抜群。




「何か……ですか……」

「そうそう何か」

「何でも……ですか?」

「もう何でもいいわ!だから早く剣をしまえ!」

「分かりました」




素直に剣を仕舞う妖夢。




「じゃあ内容は明日までに決めといてくれ!俺は寝る!」




剣は仕舞われたが何となく怖いので逃げる。

少し顔が赤いように見えたが……怒りすぎか?











という事で今日は妖夢Day。

とりあえず朝食は早起きして作っといた。だって泊まらせてもらった側だし……


さて




「朝食の片付けも終わったし……帰るわ」

「あ。お疲れ様です」

「じゃあな~」




さあ帰ろ「って!待ってください!」




「どうした?」

「どうした?じゃないですよ!昨日の約束はどうなったんですか!」

「あれ? 朝食を作ってほしい じゃなかったっけ?」

「違いますよ!」




いや?妖夢ならそのまま素直に帰してくれそうだったのに……

諦めるか。




「しょうがない!ならば約束を果たそうではないか!」

「……偉そうですね」

「で?何をしてほしいんだ?」

「昨日から考えていたんですが……」

「決まらなかったか。じゃあまた今度「違いますよ!」……」




あ。そうなの。

じゃあ何なんだ?




「えーとですね……稽古に付き合って欲しいんです」

「それは……」




嫌だなあ……

妖夢の稽古ってあれでしょ?

俺死ぬよ?戦いは超苦手なんだから……




「あ。いえ。そうじゃなくて見てて欲しいんです」

「よし。さっそく稽古するか」

「早いですよ!」

「やーるぞー」




だってそれだけでいいなら、さっさと終わらせたほうが楽だもん。

そりゃー私は楽な方選びますわ。










「九百五十。九百五十一。九百五十二」

「…………」




暇だ。

妖夢の稽古を見てるのはいいんだが……素振りだからなあ……




「九百七十。九百七十一。九百七十二」




……寝ていいかな?

まあいいだろ。




「九百九十八。九百九十九。千!ふうやっと終わりましたよ。楽冶さん」

「zzz」

「楽冶さん?」

「zz……おうっ?妖夢どうした?

「まさか楽冶さん……寝てましたね?」

「はっはっはっ。俺が寝るわけないだろう」

「その割には目が泳いでますが……それに棒読み」




それは気のせいだ。

棒読みとか難しすぎてしきらないわー。




「心の中まで棒読みですね……」

「気にしすぎだぞ?あとあまり心を読んだらダメだぞ?」

「そうなんですか?」

「ああ。ある人が登場しにくくなる」

「危険ですね」




あの人だよ。あの人。誰とは言わないけど……ひっきーさん。

これ以上は何も言うまい。




「じゃあ次は技をみてもらいたいんですが」

「ナイスだぞ。妖夢!」

「?。何がですか?」

「話題の変え方」

「はあ……」










妖夢によるとまだできない技があるので見て欲しいとの事。

「俺……おかしいとことか分からないぞ?」

って言ったら

「何となくでいいんです」

って返された。


何となくって言われてもなあ……




「……できません」




チンッ。と剣を鞘に納めて妖夢が言う。

同じ技をもう十回以上繰り返しているがまだ一回も成功していない。




「なぜでしょうか……」




妖夢はそのまま考え出した。

額には大粒の汗が何個も浮かんでいる。


…………




「妖夢~!ちょっとこっち来い!」

「はい!……どうしたんですか?」




返事をして走ってきた妖夢。




「休憩な」

「……は?」

「だから休憩。俺が立っとくの疲れた。だから休憩する」

「はあ……」




よく分かってない妖夢に向かってポンポンッと俺の隣を叩いた。




「あ。ありがとうございます」




律儀にお礼を言って座る。




「あの……何か気付いたことありましたか?」




俺が感じたこと、気付いたことか……

そんなにないが……あるとすれば一つ






「それはな……


変なとこで切っちゃった気がしないでもない。


楽冶の自由さに免じて許してつかあさい



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