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東方楽々記  作者: COPPE
幻想郷ってこんなとこ
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ここの宴会は

頭と喉こわしました…

頭痛にバフ〇リン

やわらかい

最初はそれだけの感想だった。

だがそれを感じたあとに違う感覚が生まれてくる。それは気持ちいいだの懐かしいだの色々あるが今回は 安心する というであった。




「や……きな……い」




誰かが何か喋っている。だがあまり興味がないので無視してまだ寝ることにする。

睡眠を貪るのは人間として当たり前の行動だと思うが、皆さんはどうだろう。




「楽冶……起きなさい」




誰かがさらに音を発生させ俺を呼んでいる。

ここまで声を掛けられれば起きなければと思うが、この安心感を手放したくないのか俺の体はまだ睡眠を要求する。




「……楽冶いい加減に起きなさいってば!」




どうでもいいが、さっきから声が相当近くから発生している気がする。

さすがに気になったのでうっすらとだが、俺の目は開かれていく。

今日最初に見えたのは黄色いスカーフであった。



どこかで見たするんだが……まあいいか。おやす「起きなさい」

頭上から声がする。

おもわず上を見ると……




























素晴らしい笑顔の幽香さんがいました




























「えっ?」

「早く起きてくれないかしら?あなたのせいで起きれないんだけれども」




そう言われたので俺の体をみると……完全に抱きついてました

ということはさっきの気持ちよさは……




「おやすみ」




堪能するために寝ることにする。だって幽香のおっぱ「永遠にする?」

「おはようございます!そしてすいませんっした!!!」




朝一で土下座しました……




























昨日の夕食が俺の気絶と幽香の指導で遅くなり、幽香が「今日は泊まることにするわ」と言ったためそうなったのだが……布団が一つしかないため二人で寝ることになってしまった。


ちゃんと「俺は他で寝るから」と言ったのだが「あなたが私を襲うとは思えないから大丈夫」と言われたのである。

そして朝この状態。。恥ずかしいことこの上ない……


その後必死に説明し、なんとかわざとじゃない(最後以外)と分かってもらえたので今は二人で朝食をとっている。

危うく二日連続で小町に会う羽目になるところだったぜ。それでも全然かまわないが……


つーかもう一回触ってみたいな幽香の「それにしても」……どうやら自由に思考する権利もこの人の前では無いようである。




「なんだ?いきなり」

「いやあなたの能力無駄に強いわよね?昨日も生き返ったし」

「あー。まあ確かにな。生き返るってか死んでないからな。ギリギリ復活する感じだ」

「だから心置きなく潰せるんだけど……」

「……(ナニヲデスカ?)」




いや分かっているが現実をみたくないだけだ。

さて。そろそろどういうことか分かっていない皆様に説明をしよう。


なぜ俺がほぼ死なないのか。

それは俺が 楽を操る程度の能力 を持っているからである。ここまでは前話で説明したな。


それでなぜ死なないのかというと……

細かくいうと長くなるので省くが、この能力は無駄に強いため


死にかける→もっと生きて 楽 しいことしたい!→ただいまー

というもはやチートレベルの式が生まれるのである。

他にも色々使えるのだがそれは使用する時に説明するとしよう。

以上説明終わり。


そんなわけで昨日もこうやって帰ってきた。

さてさて朝食の片付けも終わり今日の行動はと……




「することないな」

「……だからあなたは自由に生きれるんでしょう」

「まあそうだが。楽しいこと面白いことを求めている自由人だからな」

「それで色々な人をからかっているものね……私はないけど」

「いや……言ったら彼岸行きだろ?実はネタはあるぞ?」

「へぇ。ぜひ言って欲しいわね」

「その殺る口実作りやめてくれない!?」




もちろん言うわけにはいかない。というか、今回のはこっちが恥ずかしいからな。うん。




「度胸ないわねえ……」

「……(ピクッ)」

「自称自由人のくせに私一人に何もいえないなんて」

「(ピクピクッ)」

「あーあこんな奴と話して損した気分ね」




ふふふふふ。いいだろう。そこまで言うなら言ってやろうじゃないか……

その挑発!あえて乗らせてもらおうか!




「幽香……」

「……何かしら?」




こちらの本気具合に気づいているのか少し警戒気味に言い返してくる幽香。

だが警戒したぐらいで俺のからかいを看破できないぜ!




「なんで今日の朝一人で起きなかったんだ?」

「っ!それはあなたが私を思いっきり抱きしめてたからであって……」

「それは理由にはならない!なぜなら……妖怪である幽香が俺の拘束を解除するなんて本気だせば余裕だからだ!!!」




そうなのだ。

本気どころか少し力をいれれば普通の男性の筋力しかない俺の拘束を外すことは息をするくらい簡単である。


それを考えればつまり……「ふふふ」え?




「ちょ!幽香さん少し赤くなりながらそれは……グッジョブフゥ!!!」




また黄色い光線により強制ログアウトをうけた俺であった。



























「ふう。酷い目にあったぜ……」




その後復活した俺は自宅でのんびりしていた。

幽香は「花たちの世話があるから帰るわ」といって帰ってしまった。

つまりまたお得意の 暇だな…… タイムである。

今日はこれから何しようか考えていると




「こんにちわー。楽冶さんいますかー?」




今度はあいつか……




「いるぞー。入ってこ……すでに居間まで来てるのかよ。このパパラッチ」

「やや。お邪魔してますよ楽冶さん」




この急にやってきたのは射命丸文しゃめいまるあや鴉天狗らしいが天狗の種類なんて知らないので、そこはどうでもいい。




「今日はなんだ?取材なら前したはずだが?」

「その件に関しては感謝してますよ。おかげでいいネタが書けて大好評でした」

「そのかわり霊夢やら魔理沙やらが家に押しかけてきたがな……」




この天狗。天狗のくせに新聞なんか書いているのである。

だが中々売れ行きがよくないとか相談されたのでちょっとお茶目な冗談を入れてはどうかという話になった。

冗談といえば俺の得意分野であるため知り合いの無いことや無いことや無いことを言ったところ……この天狗ノリがいいので「おもしろいですね!」とかいって書いて配って回ったのである。


その結果新聞の売り上げが伸び二人の寿命が縮まったのだが。

だが確かにあれは面白かった。




「また書くか……」

「あやや。気が合いますねー。私もそう思ってたんですよ」

「ふ。だが俺もそんな簡単にネタ提供はしないぜ?」

「そう思いましてね……つまらないものですが。(ササッ)」

「(チラッ)……お主も悪よのお」

「いえいえお代官様ほどでは」

「「ふふふふふふ……」」




是非やることにしよう





「それで本来は何しに来たんだ?」

「あやややや。これは失礼。芝居に夢中になって忘れていました。実は今日小さめですが宴会がありましてね」

「それで俺を誘いに来たと」

「そういうことです」




宴会か。

ここの宴会は小さくてもだいぶエグいからな……

誰もが酒をあるだけ飲むし片付け大変だし変な絡みされるし意識なくなるし……よし




「勿論いくぜ!」

「ですよねー。好きですもんね。宴会」

「そりゃ合法的にはっちゃけれるからな」

「まあ絶対参加してくれると思ったから誘ったんですがね」



さすが分かってらっしゃる




「時間はいつもどおりです」

「了解。酒はないが摘みは持ってくわ」

「……変なのはやめてくださいよ?」




変なのとは失礼な。何個かに一つワサビが入っているだけだ。たまに石とか




「……前お饅頭の中に下剤が」

「あああれは反省してる。あんなに強いとは思わなかった」




魔理沙がトイレからでてこなくなったからな……治す方も持っていっててよかった(八意製薬)

その後のマスパは責任をもって正面から受けたけどな。




「とりあえず大丈夫だ。今回は小さいし普通の持ってく」

「信用しておきますよ……それに今回はそれが身のためかと」

「?……どういう意味だ?」

「いえいえお気になさらず。では私は取材の予定があるので失礼しますよ」




そう言うと文は窓から飛んでいった。マナーがなってないぞ?

まあいいか。さてと……






「……なーに作るかね?」





心底楽しそうに摘みの準備を始めるのであった


大丈夫です。東方少しは知ってるから!

文が鴉天狗

もみもみが白狼天狗

間違ってないよね…?

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