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東方楽々記  作者: COPPE
第二章 白玉楼の家計簿支えます
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白玉楼の家計簿

そうエンゲル係数。


妖夢の好きな食べ物なんて知らなかったんです。

もっとしっかりした文にしないと・・・

人里でちゃんとした買い物をするって久しぶりだな。


紅魔館への通り抜けと金平糖買うしかなかったからな最近。




「そうなんですか?」

「うむ。あとな……」

「はい?」

「私には金が無いのだよ」




中々にリアルな問題で。

ヤバイなー。さすがに仕事探さないと……




「なんというか……頑張ってください」

「うむ。ニートにはなりたくない」




もう竹林とは言いません。

だって俺もニート率高くなってきてるから……


畑あるっていってもそんな大規模なものじゃないから食料がそろそろ危ない。

どこかに給料高いとこないかねえ……










妖夢による主婦顔負けの値段計算と俺の食材選びによりいい食材が低価格で手に入った。

だが妖夢よ




「安いやつばっかだなホントに……」

「白玉楼の家計の殆どがエンゲル係数なんで」

「さよか……」




妖夢の目が死んでた……

さすがにこれもリアルな話だったので話題を変える。




「妖夢は夕食に食べたいものあるか?」

「私ですか?私はなんでもいいですが……」

「それが一番困る。何か一食ぐらいないか?」




なんでもいいは一番困る。

皆も経験あるんじゃないか?


しかも一番やっかいなパターンはこっちがてきとーに選んだら怒るパターン。

なんでもいい って言ったのに……てやつ。




「えーとですね……じゃあ……」











「本当楽冶は料理上手ね~」

「はい。私も見習わなければいけません」

「いやいや妖夢のが凄いって」




今日の夕食はカレー。

これは妖夢の希望なのだが……




「カレーがいいですね」

「それなら私も好きですし」

「何より多く作るのが簡単でそれなりに日持ちもしますからね」




以上が妖夢がカレーを選んだ理由。

最後の部分は遠くを見てたが気にせず




「そ……そうか」



としか言えなかった。

いやめっちゃ気にしてるわ……そんなにヤバいのかエンゲル係数。




「ふう。お腹一杯です……こんなに食べたのは久しぶりですね」

「そうなのか……?」

「はい。いつもは幽々子様に殆ど食べられてますから」

「幽々子お前な……」

「しょうがないじゃない。妖夢のご飯おいしいんだから」

「それは嬉しいですけど食べる量考えてください!」

「おいしい物は食べないと損よ~?」




いやそのおいしい物は幽々子が殆ど食べるから妖夢食べれないんじゃ……




「あ。楽冶さんも早く食べないと危ないですよ?」

「え?何g「それ食べないの?いただきまーす!」おい!」




取られた方を見ると既に口の中。

俺のカツ……




「返せ!」

「残念。もう食べちゃったわ」

「吐け」

「……いいの?」

「いや、さすがにやめてくれ……」




吐かれたら食事どころじゃないから。

というか女性が吐いていいか聞かないで……




「あなたが言ったんじゃない」

「そうだけどさ……普通に断るかと」

「私は予想の斜め上をいくわ」




そんなミステリアスさ出さなくていい。

まあ食べられたものは仕方ない。




「あの……楽冶さん。もう少し揚げてきましょうか?」

「いやいいよ。もうすぐ食事も終わるし」

「そうですか」

「妖夢はいい子だな……」




なでなで




「あう……何するんですか……」

「そこはみょん!じゃないのか?」

「そんなこと言いませんよ!」

「…………(なで)」

「みょん!そ!そっちはダメですってば!」

「ふはは!妖夢の可愛い反応が見れるから仕方ない!」

「~っ!!!」




妖夢が黙ってしまった。

ふむ。半霊触るとそんなに敏感になるのか……メモメモ。前回気絶させてるけど。




「楽冶~」

「なんだ?」

「私もなでて」

「なでる要素ないだろ……」

「反応が可愛いなら……」




確かにそれでなでる時もあるが……

気分だからな。




「楽冶のケチ!」

「カツ許したろ!?」

「私もなでて~!」

「……はいはい」




なんで急に駄々を捏ねだすんだ……

見た目不相応




「何でかしら?急に蝶を呼びたくなったわ」

「それは気のせいだ。だからやめなさい」




よし。今度から気をつけよう……






その後復活した妖夢と後片付けをした。

今日はもう遅いので泊まっていくことに。


チルノ大丈夫だろうか……


次回は外伝になると思います。


それで凌いだら・・・うーん。

どうしよう・・・

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