アタイさいきょー!
※作者はさいきょーじゃありません
この後の展開を考えてないですww
1万ユニーク突破しました。
読者の皆様に感謝です!
チルノも見つかり湖へ。
とりあえずルーミアに金平糖をやる。
「ほら。ルーミア」
「ありがとうなのだー(パクッ)」
食べるの早っ!
さすがルーミア。元は人食い妖怪なだけある……
「あ!ルーミアだけズルい!私にもちょうだい!!」
ミスティアが言ってくるので、しょうがなくやることに。
ついでにリグルと大ちゃんにも。
「あ……ありがとう」
「ありがとうございます!」
二人ともお礼を言ってくれる。
うんうん。普通でいいなあ……
幻想郷には普通より異常のが多いからな。
普通のほうが新鮮。
「アタイのは?」
「おー。チルノのか。確かここに……あれ?」
「どうしたの?」
「……ない」
おかしいな……確かにポケットに入れてたはずなんだが……
「あれ?ないな……」
「…………」
「どこだ?ん?ここか?」
「……(ウルウル)」
「おお!あった!あった!」
「(パアァァァァ!)」
ん?チルノの顔がやけに明るいな……嬉しいんだろうな。
まあとりあえず
「ほらチルノ。約束の金平糖だ。遅れたから沢山持ってきたぞ」
「ふ!ふん!……遅いわよ!」
「いやそれは……すまん」
「だけどアタイはさいきょーだからね!簡単な心で許してあげるわ」
「さすがチルノ!最強だな!」
「アタイさいきょー!!!」
簡単じゃなくて寛大だけどな。チルノ。
まあ最強だから簡単に許してくれ……
「そういえばチルノちゃん……」
大ちゃんが思い出したように言う。
「楽冶さんに伝えたいことがあるって言ってなかった?」
「お?なんだ?」
「そ!それは!……何でもないわよ!」
「嘘でしょ。何回か楽冶の家に言ったのに」
「あう……」
ミスティアに撃沈されているチルノ。
って。俺の家?
「みすちー何で言うのよ!」
「言わないあんたが悪いんでしょ?」
「それは……うう……」
「頑張れチルノちゃん!」
「そ……そうだよ!頑張って!」
ミスティアに言われリグルと大ちゃんに応援されているチルノ。
そんなに言いにくい事なのか?
ルーミア?ルーミアならそこで寝てるぞ?
「そーなのかー」
起きてた!?
いやいやそれよりチルノだ。
「大丈夫かチルノ?溶けそうだぞ?」
「!!……えーっと!楽冶!」
「なんだ?」
そんなに焦らなくても……
本当に溶けるぞ?
「だから!その!「落ち着きなさい」あう……」
頭をなでてやる。
氷精のチルノは少しひんやりとしているが、やはりいつもより暑く感じた。
「あうぅ~」
「あのな……そんなに焦らなくてもいいだろ」
「だって……」
「だって?」
「だって……楽冶が約束覚えててくれたのが嬉しくて」
「…………」
「あとあと!急に言われたから!」
「……ていっ」
「イタッ!」
でこピンしてやる。
まったくこの子は……
約束は守ると言っただろうに。
「でも……」
「でも……じゃない!チルノはさいきょーだろ?」
「……うん!アタイはさいきょーだよ!」
「じゃあさいきょーらしく堂々としてろ!」
「分かった!アタイさいきょー!」
「チルノさいきょー!」
おお。チルノが元に戻った。
さいきょー効果偉大だな……
「で?伝えたいことって?」
「それはね!楽冶!」
「うん」
後ろで他の皆からの声援が聞こえる。
「楽冶約束守るの遅かったから……」
「まあ色々あってな……」
「言い訳は無用!それで楽冶!」
「何だ?」
何を言ってくるんだ?
まさか無理難題!?
いやいやチルノ⑨だからな……
……逆に⑨だから無理難題って可能性も否定できないけど。
「アタイを楽冶の家に入れてよ!」
「は?」
何でそんな……
「ダメなの?」
「いや別にかまわんけどさ……」
別に勇気がいるような事じゃ無い気がするのは気のせいか?
そんな事を思っていると
じー
なんか視線が……
「何だ?皆して……」
「楽冶さんって」
「本当に……」
「女の子の気持ちが」
「分かってないのだー」
ルーミア棒読みで言うのやめて……
逆にリアルで怖い……
「じゃあ私はこれで」
大ちゃんがそう言うと飛んでいってしまった。
他の三人は……あれ?早いな……
しょうがない
「じゃあチルノ。行くか」
「うん!楽冶行こう!」
こうしてチルノを家に連れて行くことになった。
アタイさいきょー!
バカじゃなくて⑨です(キリッ
最近gdgd感がヤバいです。申し訳ない!




