例えばこういう遊び方
gdgd感がヤバいです・・・
そろそろ外伝的なのをだそうとか思ったり思わなかったり
「待ちなさい!」
「逃がさないわよ!」
俺とこあは、レミリアと咲夜に追いかけられている。
だがそう易々とは捕まらない。
悪戯をするなら逃げ道確保。これ常識。
「どこに行ったの!」
「分かりません……私はあちらに行きましょう」
「じゃあ私はこっちに行くわ」
レミリアと咲夜が二手に分かれる。
いなくなったところで魔法解除。
「いやー危なかった……」
「そうですねー。あの二人はシャレになりません」
「まあ。イタズラしたのは俺らなんだがな?」
「楽しかったからいいとしましょう」
壁から出てきて一息。
普通なら二人とも気付きそうな下位魔法だが、気が動転して気付かないのだろう。
レミリアは恥ずかしさで。
咲夜は怒りで。
パチュリー後
「よし。レミリアは寝てるな」
「はい。大丈夫です」
ぐっすりなレミリアのところへ無断侵入。
バレないように周りに魔方陣を書いていく。
「よっ……と。こんな感じか?」
「そうですね。十分でしょう」
準備を整えたら魔法発動!とっても簡単なお仕事です。
後は部屋を出て行って耳を澄ますだけ。
「~~~!!!」
レミリアの変な叫び声が聞こえる。
何を言っているのか分からない分、逆に面白さが増す。
言葉にならない悲鳴。これこそ悪戯の醍醐味。
「~~~!!!……あぅ」
「は?」
「ふえ?」
何か沈黙した。
恐る恐るドアを開けてみると・・・・・・
「……あ」
「ん?」
レミリアと目が合った。
「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ええええええ!!!」
いきなり弾幕を飛ばされた。結構マジなやつを。
「こあ!逃げるぞ!」
「はい楽冶さん!」
「待ちなさい楽冶!あなた……!」
顔を真っ赤にして追ってくるレミリア。
実はあの魔法は悪夢を見せるためのものである。
だが内容までは決めれないためどんな夢を見たのかは本人しか分からない。
「危ねー!」
「こああ~!」
「このっ!このっ!楽冶あぁぁぁ~!!!」
「どんな夢見たんだよおぉぉぉ!」
そうして悪戯するなら逃げ道確保。
これが常識となった。
咲夜の怒りとは簡単である。
こあに頼んで皆の疑問であるパットをだな。うむ。
まあ床に並べて貰ってな。捜索してたのだよ。
そしたらな。丁度そこに咲夜が帰ってきてな……
「何をしてるんですか?」
一瞬で喉元にくる銀製のナイフ。
笑顔がとても綺麗です。敬語なのも逆に怖いぜ!
「咲夜……」
「なんですか?」
「パット長じゃなかったんだな!」
「死んでください」
笑顔のままナイフを振るう咲夜。
言われた瞬間に屈んだ俺はそれをギリギリ回避する。
「楽冶さん!こっちです!」
「おうよ!」
確保している逃げ道を使い、再度見つかるまで逃げることができた。
いやー危なかった……咲夜が冷静に能力使ってたら、今頃ボロボロだろうが。
と、とりあえず!よかったな!読者の皆さん!これによって咲夜はパット長じゃないことが……
実は三枚程パット入りがあってだな……
使われてるかどうかは知らないが本当はパット長なのかもしれないな。嫌な人は妖精メイドのイタズラ。だと思っておこう。
咲夜がパット長なのかどうかは本人のみぞ知る。
レミリア咲夜から逃げた後
逃げ道確保してても無理なものは無理だったりする。
いや美鈴の額に肉って書くのは成功したんだ(ただの落書き)
だけどね。やっぱフランにはやるべきじゃなかったんだよ。
もう咲夜の時点で魔法関係なかったから、普通の悪戯したわけだが。
フランはよく喉が渇くらしいからベッドの横に飲み物を置いている。
それをですね。ちょっとワインとかいうのに変えたわけです。
でですね。フランをつついて起こしたんです。
寝ぼけ眼のフランは思いっきりワインを飲んだ。
「きゃはっ☆」
それは一瞬でした
禁符「レーヴァテイン」
フランの手に紅い剣みたいなのが現れたかと思うと、部屋の家具が半分くらいなかった。
「は?」
「え?」
俺とこあは冷や汗ダラダラ。
その状況でフランと目が合う。そして……
「お兄様……」
目の焦点が合っていないフランに返事を返す。
「……なんだ?」
「遊ぼう!!!」
「逃げるぞー!!!」
「はいいいいい!!!」
こあと猛ダッシュ。
いやだって遊ぼうって言われた瞬間にはフラン四人いたんだぜ?
しかも一人一人スペカ持ってたし。
明らかあれは……
酔ってましたね。はい。
教訓。フランに酒を飲ませるな。
というわけでパチュリー、レミリア、咲夜、美鈴、フラン×4
に追いかけられた二人はあっさり捕まったわけで。
ただいま正座中(五時間ほど)
ちゃっかり足の上にレンガ。
「痛いぃぃぃ~」
「これは……ヤバイな」
最初は雑談できてたがこう長いと辛い……
「夕食……できたからもういいわよ」
レミリアがそう言い、でていった後に立ち上がる
スッ
「何でそんな簡単に!?」
「ん?能力」
「ズルいです!」
しょうがないから手を貸してやる。
「痛たたたっ」
なんとか立ち上がったこあ。
そしてお約束の
チョン「うっきゃー!!!」
ナイス反応。
「何するんですか!!!」
「いやいや痺れたらお約束だろ?」
「そんな約束ないです!」
「ほれほれ」
「こああぁぁぁ~!」
こあが悶えている。
いやあ新鮮だな。
そういや夕食呼ばれたんだっけ?
「行くぞ~。こあ」
「無理ですよ……」
「もう直ってるだろ?」
「え?……あ。本当だ……」
「早く行くぞ」
「楽冶さん!」
こあが後ろから飛び付いてくる。
「そういう気遣いも……好きですよ!」
「何だそれ?」
少し頬が赤いような気がするこあ。
そんなに痺れがとれたのが嬉しいのか?
「さあさあ行きますよ!」
俺の手を引いて、こあは歩き出す。
「それはあっちでこれはそこ!」
「こあぁぁぁ~!」
二人を待っていたのは夕食……の片付けだった。
できたってそういうことかよ!
こあ編終了!
紅魔館生活あと僅かです。




