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東方楽々記  作者: COPPE
第一章 紅魔館での奴隷生活……とは言い難い
28/223

名コンビ誕生?

今回は恐ろしく短い文になりました。

申し訳ない(キリッ


5万PV達成しました!

読者の皆様に感謝!

こあの仕事を休みにしても俺の仕事は休みにならない。


朝食の支度片付け。掃除。

それらを終わらせてから、こあの所に行かなければいけない。


俺……紅魔館来てから超多忙じゃね?

自分で本当に人間なのか疑いたくなるよ……


そんなこんなでこあの部屋。




「こあ~来た「遅いですよ!」……」




実際は滅茶苦茶急いで終わらせて来たのだが、待たせたのは事実なので謝るしかない。




「いやあ悪いね!」

「絶対思ってないでしょう!」




テンション高めで言っただけだ。

本心では思ってないとか思ってなくもなくもない。




「まあまあ。本当のことは本人にしか分からないんだから」

「便利ですねそれ……」

「……それより何したいんだ?」




この(……)は 「悪魔ですから」よりはマシだろう と思ったからだがスルーの方向で。




「そうですね……じゃあ魔方陣でも書いて遊びましょうか」

「何か怖いぞ?大丈夫かそれは……」

「別にこっそり契約しようとか思ってないですよ?」

「いい性格してるなお前……」

「悪魔ですから」




もういいわ!さっき思ったわ!

つか絶対悪魔は性格悪いだろ!




「じゃあ何しましょうかねー」

「何も考えてなかったんかい」

「こういうのは、ぶっつけ本番で考えるのがいいんですよ」

「何か言葉おかしくないか?」

「いいんですよ。伝われば。それより楽しいことの方がいいですよね」

「そりゃそうだが。うーん……」



二人して考える

遊び遊び。うーん何かいい案は……?


魔方陣は怖いからな……本当に契約する気はないだろうが……

けど魔法は中々面白そうだが……そうだ!




「「魔法で遊ぼう!(遊びましょう!)」」




同時に声を上げた。










「準備オーケーか?」

「はい。問題ないです」




二人から少し離れた距離にはパチュリーがいる。

相変わらず本に没頭していて、こちらの気配には気付いてないようだ。


先ほど探し当てた「誰でもできる!簡単魔法」という本を見ながらミッション開始。



パチュリーの前にある本を浮かせて移動させる。




「気付かないな……」

「まあそうでしょうね……」




仕方ないので軽く本で体当たり。




「×××!」




声は聞き取れないが何か言っている様子。

どうせ「むきゅっ!?」だろ。と思いながら、本のページを捲ったりするとパチュリーが近づいてくる。


手に取ろうとした瞬間にスルリ逃げる。


パッ。スルリ。

パッ。スルリ。


ギリギリのタイミングで逃げる本にイラついているのか、パチュリーは目の前の危険に気付いていない。そう。自身が読んでこあに任せっぱなしにしている、昨日の整理のノルマにはなっていなかった本軍団である。



追いかけている内に、パチュリーの読破した本が山積みになっているテーブルへと誘導を成功させる。


パチュリーがテーブルにたどり着いた所でこあが魔法発動!



メキッ



柱の折れる音が聞こえたかと思うと本は雪崩となってパチュリーを下敷きに(パッと見で百冊以上)




「アハハハハッ!こんなに上手くいくとは思わなかった!」

「クスクス……ホントですね!あれに懲りて少しは本片付けてくれませんかねー」

「むきゅー!むきゅー!」




思わず笑ってしまうとパチュリーがこっちを向いてむきゅむきゅ言っている。




「主人を助けなくていいのか?」

「いいですよ。あれくらいなら抜け出せますよ」

「じゃ。いいか」



こあの許可も取ったので、パチュリーはスルーすることにする。




「じゃあこあ次行くか!」

「ええ!行きましょう!」









ここに自由人と悪魔のコンビが誕生した。

自由人と悪魔・・・

嫌だなこのコンビw


パチュリーは何とか無事なようです。


次から遊び回りますよー

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