言われた方は覚えてます
小悪魔現在文。
約束を果たしてもらおうと頑張るこあ
そろそろタイトルネタがないですww
ふふふ。ここなら見つからないぜ。
俺は今とある場所に隠れている。
ここなら中々探しにこないだろうし何より思いつかないだろう。
だから落ち着いてお茶も飲める。
うむ。美味い。
「勝手に飲まないでくれる?」
「固いこというなよ。俺とお前の仲だろ?」
「そんなに仲良くなった記憶はないわ」
ここはパチュリーの私室。
さすがにここまで捜索しにこないだろう。
さらに暇つぶしにパチュリー弄りでも……
「捕まえましたよ!」
「は?」
いきなり後ろから羽交い絞めにされた。
あれ?さっきまで後ろにはパチュリーしかいなかったハズだが?
どういう……
「ふう。あっててよかったわ」
「パチュリー何やってんの!?」
「小悪魔召還しただけよ」
「それが問題なんだよ!」
「パチュリー様ナイスです!」
そうしてあっさりとこあに捕まったのだった。
「早く終わらせてください!」
「無茶いうな!」
こあに捕まったので鬼ごっこ的なのは終了。
他三名に説明。
さらに寝るのではなくまたもや図書館整理。
添い寝じゃなかったのか?って聞いたら
「それは夜です」
って言われた。
あと何か今日で全部本片付けるとか何とか。
無理じゃね?
「あなたが約束したんでしょう」
「何をだ?」
「……分からないんですか?」
「???」
分からない。
何か約束したっけな……
これは約束は守るとか言ってる俺にとっては一大事だぞ?
「なあ……何約束したっけ?」
「……もういいです」
「え?」
「もういいです!!!」
こあはそう叫ぶと自室へと走っていった。
うわあ……やべえ
どうしよ……
「どうしたの?小悪魔の声が聞こえたけど……」
パチュリーが様子を見に来た。
使い魔であるこあが心配なのだろう。
パチュリーなら何か知ってると思い話してみる。
「残念ながら分からないわ」
「そうか……」
「だけどねあの子」
分からないといいつつ言葉を続ける。
「あなたが来たと知ってから喜んでたわ」
「そうなのか?」
「ええ。今日こそ一緒に遊ぶんです!って言ってわよ?」
「一緒に……遊ぶ?」
……思い出した。俺が紅魔館に来なくなる少し前の約束
それは
こあと一緒に遊ぶこと
あれから俺は昼食夕食を手伝う所か食べずに作業を行っていた。
こあの姿が見当たらなかったからこあも食べていないのだろう。
作業……片付けを終えた俺は夕食を作ってこあの部屋へ出向いた。
「こあ~?入るぞ?」
ノックをして声を掛けたが返事がない。
仕方なしに勝手に入らせてもらう。
「出て行ってください」
こあから攻撃的な言葉が発せられる。
怒ってることを実感しながらも言葉をだす。
「こあ「出て行ってください!」こあ!すまなかった!」
「え?」
大きい声を出してきたこあよりさらに大きい声で謝る。
「約束忘れてたよ……本当にすまなかった!」
「楽冶さん……」
「だけど思い出したよ。だからこあを誘いに来た」
「!!!」
こあは驚いた顔をしている。
俺が謝るのなんて初めて見ただろうし、約束のことでもだろう。
約束を果たすため俺は言う
「こあ。明日は休みだから一緒に遊ぼうぜ!」
「お腹減った……」
こあに夕食を食べさせてから片付け。
綺麗に洗い物が残されてたぜ……
しかもこあに「片付け終わったらすぐ来てくださいね!」と言われているので俺は食べる暇はない。
とまあ解説してる内に部屋の前
「入るぞ~」
「どうぞ」
今回はちゃんと返事がきた。
「遅いです!待ってたんですよ!」
「もう寝るんかい!」
こあはもう寝る体制に入ってた。
まだ九時だぞ?
「悪魔は朝早いんです」
それはお前が秘書やってるからだろ……
心で言うだけ言っておく。
それはそうと……添い寝か。
「添い寝です。どうぞどうぞ」
「ん。何か悪いな……」
「恥ずかしがらないで入ってくださいよ~」
「恥ずかしいわ!」
といいつつ一緒に横になる。うーん。女性とあんまこういう機会はないからな……
恥ずかしいのでこあに背を向けていると後ろからホールド。
「楽冶さん」
「……何だ?」
「明日はよろしくお願いします!」
こあは先にパチュリーに頼んでた訳です。
楽冶が来たら召喚してくれと。
悪魔は召喚でしょ!
っていう




