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東方楽々記  作者: COPPE
第一章 紅魔館での奴隷生活……とは言い難い
24/223

おにごっこ

楽冶の隣争奪戦!

彼女達は本気ですw


22話の妹紅の口調を少し変更しました。



さてどうすっかなー。

さっき楽しそうだから逃げ出したんだが相手がな……


あれだいぶ本気だろ。ドア普通に破壊しやがって……

いやー。あれは焦ったね。


廊下の角からどうなるか見てたらグングニル(レミリアのスペカ。槍)が突き出してきたからな。

さすがにダッシュで逃げたぜ……


今のところ何とか見つからずにいる。

現在の潜伏場所は食事部屋のテーブルの下。

隠れるならお約束の場所である。


だが問題なのは誰に見つかっても勝てないということ。

弾幕勝負するとこあにさえ負けるんだよなー。

接近戦とかもっての他。力で負ける。


いやまあ負けても寝るだけだろうけど何か逃げたい。そう思っていると


ガチャッ


扉の開く音がした。

誰かはまだ分からない。テーブルの下から少しだけ覗く。


これは……フランか。




「お兄様どこかなー?」




確認したところで丁度声が聞こえた。間違いなくフランだ。


まあフランなら周り見てすぐ出て行く「ここかなー?」

そう思っていた時代が私にもありました。


シュッ!


フランがテーブルクロスを捲ると同時に外に出る。

そのまま潜ったようなので地味に浮遊(苦手)


さらにこっちから出てこようとする雰囲気があったので急いで逆側に。

出てくると同時に逆側に降り、伏せる。




「いないよう……じゃあ次はあそこかな?」




そう言ってフランは出て行った。


いやー中々大変だった。

やっぱ小さい子はテーブルの下は覗くのか?潜りたいのかもしれないな。




「ふう」

「ため息なんてついてどうしたの?」

「ああ。意外と疲れ……た?」




あれ?ちょっと前に聞いた声が……




「じゃあ私が疲れをとってあげるわ」

「レミリア!?いつの間に!?」

「フランと一緒に入ってきたけど?蝙蝠で」




くっ!入ってきた瞬間は見てなかったからな。

それにテーブルの下からじゃ天井近くは見えない……




「フランに気を取られすぎたってことか……」

「そうね。つまりあなたと寝るのは私よ!」




なんでそんな嬉しそうに言うんだ……

しょうがない……




「そうだな。レミリアと寝るか」

「……なんで急に頭なでるのよ」

「なんとなくだ」




なでなで。なでなで。










やあ読者の皆様。御機嫌よう。

今俺は無事に逃げてるぜ。

ん?レミリア?レミリアなら……



「う~」



気持ちよさそうな顔して寝てるぜ?

……大丈夫だ。頭なでただけだ。他には何もしてない。


というわけで頭をなで続けた結果、レミリアは寝てしまった。

だから椅子に座らせて逃げてきたってわけだ。


レミリアと寝るって言った?

たまには嘘も必要なのだよワト○ン君。


さてさて。食堂は潰れた。


そうだな……敢えてレミリアの部屋に戻るか……





「うわあああああ!」

「お兄様はっけーん!!!」



フランに見つかりました。










「うおお!?」

「どーん!どーん!」




いつものようにタックルじゃないんです。弾幕なんです。

しかも細かくない代わりに出力でかいんです。




「フラン強い強い強い!」

「お兄様は死ぬぐらいの勢いでやらないと止まらないでしょ!」

「その出力はぐらいじゃなくて死ぬわ!」




やばいやばいやばい。

廊下を多少曲がりながら全力疾走中。

飛ぶのが苦手なので能力で走るのを楽にして逃げている。


だが走る速さの限界は早い。だって速くしすぎたら足もげるから。

廊下広くて助かったー!って危なっ!?




「お兄様それ以上逃げると本気だしちゃうよ!」

「それはやめて!?」

「きゅっとしてー」

「おい!!!」




急いでフランの視界から外れる。


いやあれはヤバイ……

本気でやられたら小町経由じゃなくて魂ごと消える……


こうなったら逃げる場所は……



あそこか!


きゅっとしてどかーん!


初感想頂き作者は泣いて喜びました。

感想により作者のモチベが変わる(かも

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