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東方楽々記  作者: COPPE
第六章 二回目の紅魔館では執事生活
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吸血鬼は昼に寝ます

今更ながら三連休あったら全部バイトだから小説投稿がキツいっていう事実。


というわけで……ちょっと文章量が少ないです。



気絶から復活した俺はフランの元を訪れ、廊下で寝ていたところを咲夜に起こされ二十分睡眠になり、あくびをしながらもフレンチトーストを作る。前回と同じく大絶賛だったのは非常に嬉しいが……眠い。いくらなんでも眠い。オールナイトではないだけマシだと言えるが、一日二十分睡眠なんて人間がやるべきことではない。俺は別に、何時間起きていられるか。なんてものをやっている訳ではないのだから。

朝食の後も片付け、掃除など色々やることがあり、それらが終わりメイド長である咲夜から暇をだされると、やっとレミリアの部屋に到達することができた。

そして部屋に入って一言



「レミリア……」

「何よ」

「眠い」



パタッと倒れるように、いや実際床に倒れた。衝撃はそうでもなかったので痛くはない。あー。床が冷たくて気持ちいい……

俺が床に頬をつけて遊んでいると、レミリアが近づいてくる。はっ!お嬢様の前でこんな醜態を晒してはダメだ!もっとしっかりしないといけないな。



「何て俺が思うとでも?」

「思ってないわよ」



だよなー。と俺は呟くと冷たい床の気持ちよさに沈むことにする。何?今の現実世界は真冬?そんなもの知らん。こっちの世界ではまだ秋姉妹とさえ会っていないぞ。

と、色々よく分からないことを説明していたら、近づいてきたレミリアが溜息を吐く。そりゃそうだろう。一緒に寝る約束をしていたのに、床で気持ちよくなられていたら何となく溜息の一つも吐きたくなる気がする。



「分かっているなら早くしてよ。私も眠いのよ?」



ふぁ。と小さく欠伸をするレミリア。欠伸が終わった後、目に涙が溜まっているのが可愛らしい。

仕方なく床からは起き上がるが、心の中で欠伸をもう一回!と思っているので、その場から動くことはしない。すると案の定



「ふぁ〜……ちょっと。早く寝るわよ」



もう一度欠伸をしてくれた。そしてこの後、とても素晴らしいものを発見してしまう。



「……どうしたの?」



そう言いながらレミリアは……眠たそうな表情で、目をこう!クシクシというかケシケシというか……ほら!んにゅ?みたいな言葉が似合いそうな感じで!しかも首をクテッとかしげたものだからもう……



「お持ち帰りしたい」

「…………は?」



気が付いたら胸に抱いていました。いやだってしょうがないじゃん。想像してみてくれよ。もうお持ち帰り衝動が抑えられなくなるに違いないぞ。



「キャー!!!」

「おわっ!」



眠たいせいで状況がよく掴めてなかったのか、急にレミリアが叫び声をあげる。いきなりどうした!沈黙時間がタップリ十秒以上はあったぞ。



「な、なななななな!」

「七回言ったな」

「何するのよ!いきなり!」



合計九回と。いやそれはどうでもいいけど。



「レミリアの眠そうな姿がな……」

「……姿が何よ」



可愛すぎて なんて言えないよな……怒られそうだし



「可愛すぎて持ち帰りたくなった」



あ。言ってしまった。急いで衝撃に備えるものの、全然衝撃はこない。どうしのかと思いレミリアを見てみると



「…………」



固まっていた。おそらく言われた意味が分かっていないのではないか?そう思った俺は、衝撃は怖いものの後でやられるなら先にやられるほうがマシだと判断。もう一回言ってみることにする。



「可愛すぎて持ち帰りたくなった」



ビクッとレミリアは反応すると、顔が下から徐々に赤くなっていく。まるで何かのメーターのようだ。吸血鬼って顔が赤くなる時は下から赤くなるんだな。とか思って見ていると、顔全体が赤くなり……ボンッ!という音が聞こえ、それと同時に顔?頭?どっちか分からないが湯気が発生した。そしてそのまま倒れ……いやいや。倒したら咲夜に怒られる!何とか倒れる前に背中を支えることに成功する。

だがそれでもレミリアは全くといっていいほど動かなかった。



「おーい。レミリアー」



返事がない。ただの屍の……こんな顔が真っ赤な屍があるか。返り血とかならまだしも。

仕方なしにレミリアをベッドまで運んで寝かせ、毛布をかける。運んでいるたった数歩の間に顔の色は安定していたのは何でだ?そのかわりうなされているようになってしまったが。

困ったのは、添い寝の約束である。レミリアとの約束を果たしたいところであるが、レミリアがこうなっている今、勝手にベッドに入るのはどうなのだろうか。何か勝手にだと、入ろうとしている現場だけで慧音のヘッドバッドをくらいそうな気がする。だが入らないと後で色々言われそうな気がするし……



「ま。今は執事だし、お嬢様との約束を優先しますか」



といってもレミリアとはできるだけ離れたところに、それもレミリアに背中を向けて寝ることにする。ここは気を使っておかないとな。


……さすがに眠いな。久しぶりにぐっすり眠れるといいな。紅魔館の執事に任命されてから、全然寝れてないからな……

そうして俺は、レミリアのベッドで眠るのだった。


空気読めてない←


大⑨州東方祭行く方〜

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