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東方楽々記  作者: COPPE
第四章 竹林の奥の怪しい建物。つまり永遠亭
114/223

ホームレスじゃないわよ

閉鎖。非常に残念です。


ギリギリまで投稿すると思います。よろしくお願いします。


あとがきもよろしくです。


とまあ。何だかんだ慧音の後押し(強制)もあり、家に楽冶を連れて帰っている妹紅。


妹紅の家は迷いの竹林の中にある。慧音が言っていたとおり、そこそこ永遠亭から近い。

因みに妹紅はホームレスとか言われたりしているが、この物語では小屋がある。だって楽冶連れて帰れないから。急に無くなるかもしれないけれど。


寺子屋から楽冶は抱きついたままで、中々妹紅から離れようとしない。

妹紅も照れてはいるものの、懐いてくれてるのが嬉しいのか、そのまま抱きかかえて家へと帰っていた。




「ほら。着いたわよ」

「ここがもこたんの家?」

「……そうよ」




いつになったら、もこたんをやめてもらえるのか。と思っていたが、もう諦めたのか受け入れ始めたようだ。さすが不老不死。気長でないとやっていけない種族である。


妹紅はドアを開けて中に入る。小屋なので特に広くはないし、部屋は一つ。

台所、居間のようなスペース(以下居間)、食材置き場、荷物置き場。そし

て仕切りがあってお風呂。


それほど大きくない小屋なので、居間のスペースは殆どない。それに、何と言っても家具が少ない。

荷物置き場の所に箪笥と布団が。台所に食器棚と必要最低限の料理道具が。


まあ、まだあるかもしれないが。パッと見はこのくらいである。食材置き場が無ければ、超質素な光景であっただろう。ありがとう筍。


そして、時間はもう夕方。夕食はこの筍を料理することになるのだろう。




「ラクヤ。ご飯どうする?」

「ん~。あ。たけのこ!たけのこ食べる!」

「筍好きなの?じゃあ今日は筍をメインにしましょ」

「うん!」




永遠亭で、てゐと遊んだ日に食べたのが気に入ったらしい。

楽冶はトテトテ食材置き場に走っていくと




「あれ?他の食べ物は?」

「今は筍しかないわ。調味料は台所」

「たけのこは最初から料理したことない……」

「他のは料理したことあるの?」

「鈴仙お姉ちゃんに教えてもらって、色々作ったんだよ!」

「へえ。それは凄いわね」




そりゃあ、こんな小さい子が料理を作れるなんて知ったら、誰でも驚く。




「たけのこ料理していいの?」

「筍は食べる為に灰汁抜きとか色々必要だから、楽冶にはまだ早いかな」

「えー」

「……まあ、教えるだけ教えてあげてもいいけど」

「うん!ありがとうもこたん」

「うう……はあ」




また楽冶が不機嫌になりそうなので、妥協するもこたんであった。




「作者も許さない」




そうか。非常に残念だ。











「何これおいしい!」




と。褒めながら料理を食べているのは……楽冶ではなく妹紅であった。


永遠亭の時と同じで、楽冶に料理を教えた結果、筋がいいのでそのままやらせたところ……これである。


さすが元料理人(違います)楽冶。妹紅は分かってないようだけれど。

だって何回もいうけれど、あの楽冶と違いすぎるのである。純粋なのである。一発目で見破れる者などいないと思われる。

というか何だあの妹紅のガッつき具合は……幽々子と同じような速度で食べている。まあ、あっちは速度が落ちる事が三十分はないであろうが。




「よかった〜。もこたんに褒めてもらえた」

「何言ってるの!こんなに美味しいんだから当たり前でしょ!ラクヤも食べなさい」

「うん。いただきまーす!」



楽冶も食べ始める。一回話して落ち着いたのか、妹紅もゆっくりと食べ始めた。

しばらくはカチャカチャという、食器に箸が当たる音のみであったが、不意

に妹紅は思い出す。




「そういえば、あの楽冶も料理得意だったわね」

「う?僕?」

「違うわよ。あなたとは違って、もっとてきとーでグータラで女心が一つも理解できないような男がいるのよ」

「うーん。よく分からないや」

「分からなくていいわよ。あなたにはあんな大人になって欲しくないわね」




本人(分かってないけど)を目の前に酷い言いようであった。

だが妹紅は悪くない。だって騙されているから。輝夜のように、楽冶だと知っていて悪口をいうのは悪いが(言ってはいない)、妹紅は楽冶本人ではないと慧音から聞いているのである。そこで慧音に嘘をついた輝夜が悪いのだ。


まあ誰が悪いなんて、自由人である楽冶と作者にはあんまり関係ないけど。


妹紅が愚痴を言っている間に食事も終わり、片付けを開始。それはもちろん妹紅が行う。


その後はお風呂を沸かすのだが……




また何かイベントがあるのでしょうかね。お風呂で。


ここまで書いているので、移籍しようと思っています。


完結させたいんですよね。


移籍サイト決まりましたら、また連絡させて頂きます。


東方楽々記を楽しみにしてくださっている皆様。(少ないとは思いますが・・・)これからも楽々記をよろしくお願いします。

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