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東方楽々記  作者: COPPE
第四章 竹林の奥の怪しい建物。つまり永遠亭
111/223

輝夜と慧音と妹紅

起きたら4時。1時間で仕上げたぜ。わっふいわっふい



輝夜が辿り着いたのは寺子屋。

ここで先生をやっている慧音とは、一応知り合いであるし、あまり疑うような性格ではないので、何とか楽冶の事は誤魔化せるだろう。

そう思い、楽冶を寝かせる為に寺子屋まで来た。


丁度授業が終わったのか、門から子ども達が飛び出してくる。

この流れに逆らうのも、結構面倒なので、少なくなるまで待つことにする。


五分くらいすると、だいぶ少なくなったので、慧音を探そうと寺子屋に足を踏み入れた。




「確か、授業が終わると大体ここだったわね」




寺子屋での慧音の部屋。いわゆる職員室とも言える場所。


授業が終わると、書類整理やテストの採点などをする為に、慧音はその部屋を使っているのである。




「慧音~。いる?」

「ん?誰かと思ったら珍しい。どうしたんだ?二十数年振りに授業でも受けに来たのか?」

「いきなり授業を受けさせようとしないでくれるかしら……」

「それは悪かった。だが珍しいのは確かだぞ?どうしたんだ?」

「この子を寝かせて欲しいのよ」

「……いつの間に結婚したんだ?」

「だから!違うわよ!何で皆誤解するのよ!」




まあ見た目は子どもだが、輝夜はもう(検閲)歳。それを知っている者なら、そう思っても仕方が無い。




「じゃあどうしたんだ?」

「え~と。この子はね……竹林でてゐが拾ったのよ」

「拾った?」

「たぶん外来人ね。あのスキマ妖怪も、落とす場所をもう少し考えればいいのに」

「ああ。それはありえるかもしれないな。まあ今日は、もう授業はないから好きな所に寝かせてやってかまわないよ」

「本当?じゃあ遠慮なく」




そう言うと、輝夜は床に座布団を大量に置き、その上に楽冶を寝かせた。


ふう。と輝夜は溜め息を着くと、自分も寝転がる。

私も寝ようかしら~。とウトウトしていると、慧音に話しかけられた。




「ほら輝夜」

「ん~?何?」

「簡単な計算問題だ。これを解いてみろ」

「え」

「言ったけれど、 簡単な 問題だから。できなかったら……分かるよな?」




輝夜は渡されたプリントと鉛筆を持って、唸りだした。


ぶっちゃけて言うと、輝夜はあまり頭はよろしくない。昔は教えてもらっていたので(永琳は家庭教師)大丈夫だったのだが、昔も昔。大昔の出来事である。

いまでは大半の(勉学についての)事は忘れ、いつものんびりしているのを見て、永琳も勉強を教える気にはなれず。更に最近はゲームしかしていない。

そうなれば、頭がよろしくないのは自然の理と言っても過言ではない。


ゆえに




「わ、分かりません……」

「(グワッ)」

「キャーーーーー!」




スコーン!

といい音が、寺子屋に響いた。










「慧音~。ここかい?って輝夜?」

「おお。妹紅じゃないか。どうしたんだ?」

「いや暇だったから来たのよ。で。どうして輝夜がいるの?」

「この子を寝かしたかったそうだ」




言われて、慧音の手が差し出されている方向を見ると、座布団の上に男の子が寝かせられていた。




「嘘……輝夜結婚したの?」

「違うとさ。竹林で悪戯兎が拾ったらしい」

「てゐ?そりゃまた……で。輝夜の額のタンコブは?」

「簡単な計算ができなかった」

「そう」




ここでバカにすると、自分もやらされそうだったのでやめておく。妹紅。正しい判断である。


因みに、輝夜と妹紅は仲直りしている。

偶に暇を持て余して、殺し合いをするらしいが。実は仲直りした理由も楽冶なのだが、それはまた別の機会に話そう(笑)




「作者!どうして笑ったの!?」

「どうした?妹紅」

「い、いや。何でもない」




だって考えるのが面倒だもの。仲直り編。




「じゃあそんな設定やめとけば……」




書いてしまったから仕方が無い。妹紅も楽冶との過去話あるから許してくれ。




「ばっ!別に私は……」




まだ何も考えてないけどな(笑)




「よし。殺そう」

「妹紅?本当に大丈夫か?」

「だ、大丈夫!気にしないで!」

「あ。ああ……」




妹紅(と作者)が騒いでいたのが、うるさかったのか、楽冶が目を覚ます。

輝夜はまだ気絶しているようだ。




「おお。可愛い……」

「ん?妹紅もいい機会だし、子どもの相手をしてみるといい」

「ええ!?私無理よ!ほら、人付き合いとか苦手だし……」

「だからだ。少しくらい子どもと遊んでみたらどうだ?輝夜が起きるまで」

「ええ~」

「(スッ)」

「わ、分かったわよ!挑戦してみる!」




と。妹紅は楽冶に近づいていった。


友達が永夜抄でフジヤマに到達したそうです。おめでとう。

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