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東方楽々記  作者: COPPE
第四章 竹林の奥の怪しい建物。つまり永遠亭
100/223

な、何を言ってるんですか!?

遅くなってすいません。


バタバタしてましたです。はい。




鈴仙過去7割終了くらいかな?





夕食時。


楽冶さんに、てゐと師匠がご飯を持っていってあげている。それを見て、私もやりたいなあ。と思う。


それは、先ほどのお礼がしたいのか。それとも、他の人がやっているのを見ると、やりたくなってしまうのか。

どちらでもいいが、とりあえず私もやりたくなった。




「てゐ。師匠」

「ん?何?」

「どうしたの?ウドンゲ」

「私にもさせてください」

「「「え」」」




師匠が発言した時と同じように、時間が止まったような感覚になる。

しかも注目されているので、恥ずかしい。それでも私は、何とか言葉をだして、時間を動かす。




「いや、ちょっと……やってみたくて」

「……ダメウサ。私だってやりたいウサよ」

「私もちょっと……楽しいのかしら?」

「そうですか……」




意外とガードが固かった。


まさか、二人共に断られるとは思ってなかったので、若干……いや、かなりヘコんだ。




「まあまあ、二人とも。鈴仙だっけ?変わってあげろよ」

「え~。楽冶は鈴仙がいいウサか?」

「鈴仙はな……ゴニョゴニョ」

「成る程……じゃあ仕方ないウサねえ」

「そうね。今回ばかりは変わってあげるわ」




二人はそう言って、いつもの場所へと戻っていく。




「ほら鈴仙。空いたぞ?」




楽冶さんが誘ってくるが、中々立ち上がれない。

なぜなら




「何か……また不幸な事になるんじゃない?鈴仙」




と。姫様に言われたからである。




「う……」

「やらないウサか?じゃあ私が」

「や!やるわよ!折角空けてもらったんだし……」




少し怖かったものの、私は楽冶さんの隣へ移動する。




「そ、その……よろしくお願いします」




何がよろしくなのか、自分でもよく分かっていないことを、口走ってしまった。

案の定、楽冶さんにツッコまれる。




「……何言ってんだ?」

「いえ。何となくです。気にしないでください」




これ以上弁解をすると恥ずかしいので、できるだけ早く、この会話を打ち切る。


そして、さっきまで楽冶さんが食べていたお箸を手に取り……この前はおかずからがいいって言ってた……おかずを箸で取る。




「はい。楽冶さん……あ、あーん」

「そんなに緊張しなくても……パクッ」




楽冶さんが飲み込むのを待って、感想を聞く。




「ど、どうですか?」

「うむ。美味いな。鈴仙は料理が上手だな」

「あ。その。ありがとうございます……」




こんなに直球で褒められるということは、殆どないので恥ずかしく、私は俯いてしまい……




「何か夫婦みたいになってるわよ?」




この一言で顔を上げた。




「ななななな!何言ってるんですか!?」

「そう見えただけよ。特に意味はないわ」

「鈴仙が相手か。別にかまわんな」

「えええええ!?」



楽冶さんの言葉に、さらに動揺していると、追い討ちが。




「それにしても鈴仙もやるウサねえ」

「てゐ?何言ってるの?」

「そうよねえ。まさか楽冶に怪我の治療のお礼をする為に、それをしたいって言うなんて」

「何で知ってるんですか!?」

「ああ。俺が言った」

「何で言うんですか!恥ずかしいじゃないですか!」

「いや。鈴仙がやりたそうだったから」

「ううううう~……」




私は……逃げた。













永遠亭の廊下。月が見える位置に、私は座っていた。


そこで、先ほどのことを思い出して赤くなり、また、素直になれなかったことに落ち込む。




「あれは本当のことなのになあ……」




ぽそっと呟くだけ呟いて、私はまた落ち込む作業に戻る。

そう。先ほどのことは半分は正解だ。だが、残りの半分は自分でも分からない。


恥ずかしいというのが支配して、素直になれないこの感情。この感情はいったい何なのだろうか。




「お。鈴仙ここにいたのか」

「…………」




今一番聞きたくない声が聞こえる。

その声の主は、私の心の内など知らないかのように、隣に腰を下ろす。




「…………」

「…………」




どっちも話しかけず、沈黙の時が過ぎていく。

私は気まずいと思っているけど、楽冶さんはそんなことないんだろうな。とか思っていると、唐突に楽冶さんに話しかけられた。




「鈴仙」

「何ですか」

「お前……友達いないのか?」

「…………は?」




そして唐突すぎる内容だった。


着脱可能ウサミミ

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