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第1話 にゃーお。(眠そうにしながら)

 白い聖女のポープと正義の味方のスター。美しい風の吹いている清らかな森の中の隠れ家と白い獣。


 にゃーお。(眠そうにしながら)


 私たちはずっと夢の中にいるんです。寝ているときも、それから『起きているときも』です。

 ずっとずっと幸せな夢の中にいる。

 ぱっちりと目を開けているんだけど、まだ眠っているんです。

 夢の世界と現実の世界の境界線が曖昧になっているってことじゃなくて、『きっと境界線なんてはじめからどこにもないんです』。

 すべてのことは夢なんです。

 生まれたことも、生きることも、この世界を旅立っていくことも、全部私の見ている夢なんです。

 でも。全部が夢のはずなのに『もしかしたら現実の世界はあるのかもしれない』って思うときもあるんです。

 それは『痛みや苦しみ』を感じたときです。

 そのときには私は現実の世界にいます。

 私たちが現実の世界って呼んでいる世界はきっと痛みや苦しみのことなんです。

 その痛みや苦しみの中には、体が痛くて苦しいってことだけじゃなくて、『心が痛くて苦しい』ってこともありますよね。

 そんなことを感じるときは、そこには『私ではない人』がいます。

 私じゃないから、思い通りには行かなくて(本当は私であっても全部が思い通りになるわけじゃないんですけど)そこに痛みや苦しみを感じます。

 私の思った通りにならないこと。

 だから私じゃない人と一緒にいると、私は現実の世界にいるみたいな気持ちになるんです。

 そんなときは私は『とても嬉しくて幸せな気持ち』になれます。

 私は『ひとりぼっちじゃない』んだってそう思えるからです。

 私はあなたのことが大好きです。『この世界はすべてが私の見ている夢の世界のことだけど、あなたは私の夢じゃない』んです。

 だってあなたはあなただから。

 私が私の夢を見ているみたいにして、あなたもあなたの夢を見ているのだから。(私たちは夢の世界と現実の世界の境界線の上で出会ったわけじゃないんです。私たちはきっと『私の夢の世界とあなたの夢の世界のふれあったところ』で、きっと出会ったんだと思います。世界の運命に導かれるようにして)

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