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即興短編

一筆書き 小説

 『オムライス』


オムライスの上にケチャップがあるのでありケチャップの上にオムライスがあるのでもなければオムライスの下にケチャップもなくつまるところケチャップの下にオムライスはない。





 『夜の海』


息継ぎもすることなく潜水を続けていたら人間の町が変わっていることに気づいてしまった。






 『端緒』


竜のしっぽを食べるのはひよこでも出来る。






 『良心』


道端に愛が落ちていたので拾おうと思ったけど周囲の目が恥ずかしかったので道脇に蹴ってどけた。






 『小さな悪事を神は見逃さない』


抱くなら今だと思ったのでファンシーコーナーにあった気になるぬいぐるみを抱き締めたらバナナの形をしたゴワゴワした触感の何だかわからないソイツに怖い目をして睨まれた。






 『それでもメダカとして愛してあげてください』


メダカが大きくなってもメダカにしかならないのは間違いないがそれでもたまにお前本当にメダカかよってぐらいでかいメダカはいる。






 『桃味』


5つの味が入ったフルーツキャンディーを袋から出して食べながら『あっこれ桃味だ』と思って口から出して見たら綺麗な緑色だった。



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― 新着の感想 ―
[気になる点] 竜のしっぽがどんな味なのか、あるいは調理せずに食べて大丈夫なのかどうかというよりも、つまり、わたしがいま気にしているのは、この一瞬の間にケチャップだけを残してオムライスを食べてしまうと…
2022/04/24 01:22 ぶーめらん
[良い点] 『桃味』いいです。 本当はメロンとかなんでしょうね。ユーモアがあって鮮やかでした。
[一言] 感想というほどのものではないが無味乾燥なほど簡素でもないし観想を言葉にすればやはりそうなのであろうと間奏の合間に観相してみればすでに完走してしまっていた。感動w
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