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この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

俺がこの世界の中心になって世界を変える話。字面だけなら合ってる。

作者:あたまのなかハテナ
俺はジャック。このマッホーウ学園の平凡な生徒だ。
「私の王子様、ジャックさん!」
別に、強い力があるわけでも無い。魔法偏差値48をキープする男だ。
 「私の故郷を救った英雄さんに、私、憧れて!」
異世界転移して異世界にいた時も、仲間が優秀すぎて、特にすることもなかった。むしろ、足手まといになってる時もあった。
 「私たちの世界の序列1位!最強にして至高!救世主ジャックさん!」
もちろん、そんな世界が居心地の良いわけもなく、魔王を倒した後はすぐに自分の元の世界に戻ってきた。
 「はい!私も一緒に着いて来ました!一国のお姫様だったけど、国を捨ててジャックさんに着いて来ました!」
そして、ようやく戻って来た元の世界。俺の力に合った俺にとって程よい世界。
 「ジャックさん、この世界のもの全部軽いですね。あれ、いつもより早く動けます」
異世界での生活とは違う、平穏な生活が待ってるんだ!
 「あれ、ジャックさん?私、この世界では結構強いのでは?国最強の男が一捻りでした。あ、いやそんなジャックさんには勝てませんよ。救世主にして最強ですからね」
何度も言うが、この世界では俺は平凡。異世界だと、世界最弱だった。ああ、落ち着く。異世界だと仲間の喧嘩の余波でも俺にとったら致命傷。
 「あの、ジャックさん……」
うるせぇぇぇ!!さっきから俺の会話に入りおって、小娘!ってお前か、プリンセスじゃん!異世界帰れ!
 「いいえ、帰りません!私、ジャックさんが好きです。命を救って頂いたあの日から、ずっと慕い申し上げています。私と結婚してください!」
いや、だからさ、異世界で無理だと断ったよね!だいたい俺は強くない!弱っちいミジンコだ。
「なんと!この世界にはそんなに強いミジンコが!ジャックさん以外の人は弱っちいのに」
そんなわけあるか
「とにかく、帰りません!私はジャックさんと結婚したいです。妾でも、愛人でもなんでも良いです。ジャックさんのそばにいたいんです。ダメ、ですか?」
あーもう、めんどくせぇ!とりあえずこう言っとくか。

「この世界では君とは結婚できないんんだ」
「わかりました。私とジャックさんの仲を邪魔するこの世界を私は変えてみせます!」

こんんなわけで、僕のファンが俺の世界をぶっ壊していく話。
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