表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜の眼の魔術士  作者: 花嵐 龍子
第二章 魔森巡礼 –Forest of lost prayer–
18/88

魔森巡礼3

 トリノ郊外の小さなホテルの一室には天使の少女が今だ眠るタカを看ていた。


「アリアさんは熱心ですね」


部屋の奥からドワーフの若い白髪の優しそうな男、エルーが奥からやって来た。


「マスターは大丈夫なのですか?」


「意識は戻りませんが、身体の方は健康そのものです。大丈夫ですよ。」


優しい口調でエルーはタカに栄養剤の点滴を交換する。


「そうですか…」


アリアはタカの頭をそっと撫でた。


「なぜ、私を置いていったのですか?マスター…」


 その隣の部屋では二人の女性がベッドに包まるマサノリをよそに昼食をとっていた。


「メリュ、エルーさんはとらないの?」


「買ってくれる途中で食べたって!アリアちゃんも、食べればいいのに!」


ヒューマンの若い黒髪の女性キリと、ピンク色の髪の少女メリュジーナは机に着いてエルーが買ってきたサンドウィッチを食べていた。


「貴方、あの子好きね…私には無理だわ」


「えー?アリアちゃんはいい子だよ?このサンド美味しいね!」


「貴方に褒められるサンドなら、"名誉"ね」


「キリも美味しいでしょ?」


「えぇ、美味しいわ。私はもう少しスパイシーが効いて欲しい感じかな」


「ねぇ!キミも食べないの?冷めちゃうよ?」


「……」


マサノリは返事をする事は無かった。

朝は晴れていたが、曇って来た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ