「結ばれし愛」(第1話)
どうも!ふじまるです!
今回はいつもより過激シーンが少し強めになってますが、ギリギリセーフだと思ってます(笑)
あと、まだまだ未熟なもんで小説の構成とか分かってない状態です。なので、直書きみたいになってますが、そこら辺はご理解お願いします!
「こ………た………ま。お………く…………さい。」
微かに声の高い……女の子らしい声が聞こえてくる。
「幸太さま!起きてくださいぃー!」
今度ははっきりと聞こえた。
俺はゆっくりと目を開けると、身長は低く、白髪ロングヘアーの可愛いらしい女の子が居た。
「ふぁ!!!幸太さま、おはようございます♪」
現状をすぐには理解できなかった。
さっきまで、俺の部屋に居てスマホでアイドルゲームをしてて、俺の嫁を当てるためにガチャを引いていたところだった。
そしたら、とたんにスマホの画面から眩しい光が俺を包み込んだ。
そこからの記憶がない。
「幸太さまっ?!顔色が優れないですよ?!大丈夫ですか?」
「直ぐに、回復魔法をしますね!えいっ!」
女の子が杖みたいなのを出して俺の体に向けてなにか呪文みたいなのを唱えている。
「ちょっと、待ってくれ!!!」
俺は女の子を止めた。だか、女の子の顔をよくよく見るとあることに気づく。
「えっ?!! みほりん?!!」
それは、今まで一番愛し続けたあのアイドルと同じ顔だった。
まさかとは思ったが、何度みても同じ顔だ。
そうみほりんという俺の嫁。
「幸太さま!!お顔が赤くなってます!!大丈夫ですか?!!」
全身、興奮のあまり震えていた。
あのみほりんが僕の目の前にいるのだから。
「みほ、りん?ですよね?」
「みほりん???私の事を言ってるのですか?」
「私は、アカネ・ミホナと言います。幸太さまは、私の事を覚えていますか?」
アカネ・ミホナ???いや、絶対にみほりんだよ!
名前からしてミホってはいってるし………
あと、この子との記憶もない……
「ごめんけど覚えてないかな。多分初対面だと思うんだけど……」
「えっ~~!!そんなぁ~!!!」
「本当に覚えてないのですか??……」
「ごめんね。覚えてない………」
「そうですか……、じゃあ、こうしたら思い出せますか?」
そうすると、ミホナは俺が寝ているベッドに入ってきて、俺を抱いてきたのだ。
「ひぇ!何してるの??!!」
「幸太さまが悪いんですよ?思い出してくれないから。」
俺は、心臓の鼓動が早くなっているのを一瞬で分かった。
だって、あのアイドルゲームにいた俺のみほりん似の女の子が俺と一緒にベッドインしてるのだから。
未だに状況を読み込めないが、このミホナと俺は何かの関係だったらしい。
だけど俺の記憶にミホナの記憶はない。
「幸太さま・・・、大好き。」
俺の体を強く抱いていて、ミホナの顔を赤くなっている。
この状況はもう………
「おい!こらぁぁ!!!!」
ドアがバンッと開ける音に俺とミホナがヒグリとした。
ドアには男の人が立っていた。
「おい、お前。」
その人達は、とても背が高く一発殴られたら重病になってしまうぐらいの筋肉があった。
しかも最悪なことにイラついてる。
ミホナは布団と僕の体でサンド状態。ミホナの顔を少し見ると泣いていた。
「はい!なんでしょうか!」
「この建物に背の小さい白い髪の毛の小娘いなかったか?」
俺は直ぐに分かった。ミホナのことだと。
「あの小娘。俺様の顔に水をかけられたんだよ。」
「だからあの小娘を少し、しつけないといけないと思ってな。」
ミホナは必死に声を殺し、泣いている。
「すみません。自分はずっと重病で寝ていまして……ゴホン!ゴホン……」
「あ、でもここの建物、裏口があるからそこから逃げたのかもしれません。」
必死に嘘をついた。
「そうか。じゃあまた、見つけたら教えろよ。」
そう言って、あの男の人達は行っていた。
ドアを閉めたとたんにミホナが大泣きしてしまった。
「幸太さまぁー!ありがとうございますぅ~!!」
「大丈夫だよ。でも、何で水を顔にかけたの?」
「この建物に横にお花を植えてるんですけど、水やりしてたらさっきの男の人達がきて、襲われたんです。だから、直ぐに水を顔にかけて逃げてきたのですが、ここまで来るなんて……怖いですぅ~……」
「なるほど。それは酷いな……。でももう大丈夫だよ。俺がついてる!」
ミホナは少しだけ笑顔になった。
「前にも同じことがありました。その時も幸太さまに助けてもらったんです。だからさっき、ベッドに一緒に入ったら思い出してくれるかなと思ったんです。」
「その時、幸太さまが守ってくれて私は一目惚れしちゃいました。」
「だから、その時からずっとずっーーと幸太さまのことが大好きなんです。」
「幸太さま、、、絶対に私と離れないでくださいね?」
そう言うと、ミホナは俺の顔に近づいてきた。
「幸太さま……………」
あと10ミリぐらいで口と口が重なり合う。
俺は戸惑ってしまうが抵抗はできなかった。
「ミホナ…………」
俺も、こんな女の子を見てしまうとだんだんとミホナのことを守りたくなってしまい、一生離れまいと思った。
もうどうにでもなれと思って顔を近づけると、直前にとんでもない爆発音が聞こえたのだった。
次回の更新は未定です。
また時間があれば書こうと思います。