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凄い勇者だった俺が美少女勇者をプロデュースした件  作者: 穂麦
第2部×第3章 凄い勇者と聖竜(笑)
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俺は性悪ドラゴンと準備をした 『チッ、タダじゃねぇのかよ』

 聖竜デュカイン

 ホーリードラゴンと呼ばれる高位のドラゴン。

 純白の鱗は、光の角度によっては虹色に輝き、その光を見た者に祝福が授けられるとされる。


 古くから、レバイン聖王国にて神として祭られてきた。


 デュカインは、念を通じて己の御子や巫女へと言葉を送り、人へと意思を伝える。

 その言は、古来より多くの災いを人々から遠ざけてきた。

 故に、デュカインの言葉は神託として扱われている。

 

 また、136年前の人類と災厄の魔王との大戦では、大勇者スバルと共に人類の守護者として戦ったのだが、大戦の末期、邪竜アークレイルとの戦いの末に深い傷を負う。


 別の戦地での戦いを終えた大勇者スバルは、急ぎ傷ついた友が体を休める獣舎へと向かった。


 デュカインが体を休める獣舎は、木材を組み合わせて作られただけの質素な場所。

 風や雨を防ぐためだけの、とてもではないが聖竜として崇められる存在がいて良い場所ではない。


 だが、それも仕方のないことだった。

 この戦争は、あまりにも壮絶すぎたのだから。


 薄暗い獣舎の中へと入ったスバル。

 彼の黒髪は闇に溶けたが、鎧は闇の中でも白く己の存在を主張している。


『早かったな』


 重々しい声が響く。

 友の声からは生命が失われ、終わりが近づいていることを告げていた。


「無茶をしたと聞いてな。お前の泣きっ面なんて滅多に見られないだろ?」


 スバルは、薄暗い獣舎での会話が明るくなるように努めた。

 この会話を、暗い空気に飲み込ませるなど勿体ないと感じたからだ。


『ふふ、そうだな。無茶をした代償がこの翼だ。もう、お前を空に連れて行ってやることもできんよ』


 デュカインは翼を広げることは出来ない。

 片方は根元から千切れ、もう片方は動かすことが出来ないほどの損傷を受けていたからだ。


「残念だ」


 スバルが返したのは一言のみ。

 だが、デュカインの巨体を見上げる目が、何かを伝えたのだろう。

 聖竜の目が優しくなったように見えた。


『なぁスバルよ。空から見下ろすとな、全てが小さく見えるのだが生命の繋がりはよく見える。この辺りには豊かな緑が広がっていた。少し東に向かえば大きな湖があり、西には荒れた山しかなかったが良い風が流れていた。北に行けば我の故郷があってな、多くの実りをもたらすあの場所を人は神聖な地と呼んでいた。いずれの場所でも命は別の何かと繋がっていた』


 デュカインが語る言葉の一つ一つが、宝石のように感じられる。

 もうじき、聞くことの出来なくなる友の言葉。

 スバルは、ただ彼を見上げながら、言葉を受け止め続けた。


『伝えてくれ、我のために泣いてくれる者たちに。我の生命は終わる。だが、我の生命は繋がった先では何かが残る。我の生命が終わろうとも、我が無くなるわけではない……とな』


 遺言なのだろう。

 全てを口にし終えたデュカインは、鋭いきばを見せて笑みを見せた。

 本来であれば、鋭い牙が恐怖をあおるだけの笑みのハズだ。

 しかし、目の前の笑みは、あまりにも弱々しく儚さだけを感じた。


「伝えてやるさ。泣いているヤツだけにではない。これから生まれてくるヤツにも伝わるように、物語でも作ってな」


 スバルは、口元に笑みを浮かべながら友と言葉をかわす。

 死に逝く友との会話とは思えない、軽妙な語りかけ。

 そこに悲壮感など無い。


 当たり前だ。


 戦場を渡り歩いた者なら誰もが知っている。

 死は隣人であることを。

 突然、来訪し命の終わりを告げるのだ。


 だからスバルは──デュカインは覚悟をしてきた。

 自分に死が訪れることを、見知った者に死が訪れることを。


 死は恐ろしい。

 迎えた瞬間、愛する者や積み上げてきた物と別れねばならないのだから。


 だが、恐れている間に交わせたかもしれなかった言葉を後になって後悔するよりも、恐怖を飲み込み痩せ我慢をしながらでも言葉を交わした方が、どれ程の価値があるのか?


 彼は知っている。

 だからこそ更に言葉を紡ぐ。


『ふふ……その物語を聞けないのは残念でならないな』

「ああ、最高の物語になるだろうからな」


 言葉を交わし合うと、2人は笑った。

 大いに笑った。


 最後に交わせる言葉だからこそ、涙ではなく笑いで締めくくりたかったから。


 一頻り笑い終わったとき、最初に言葉を放ったのはデュカインだった。

 彼は穏やかな笑顔をしていた。


『そろそろ、眠らせてもらうとしよう』


 優しい笑みと共に穏やかな声が流れると、やがて死の安らぎがデュカインを包み込み、永遠の眠りへと彼は誘われた。


「おやすみ、デュカイン」


 友の眠りを見送ったスバルは、しばらくその場を動かなかったという。


 ………………

 …………

 ……



 などという演劇を見せられた。

 内容は、俺が召喚された時の話から、スバルとデュカインが活躍したシーンを抜きとった演劇だ。

 劇場は満員御礼。

 あちこちから、すすり泣く声がする程だった。


 デュカインの事を適当にしか覚えていないと思ったのだろう。

 そこで俺にデュカインの事を説明しようとしたのだと思う。

 しかし俺の頭を考えると、言葉で伝えるよりも、演劇で見せた方が良いと判断したのかもしれない。


 だが、『余計なお世話だ』と、伝えておきたい。


 俺の頭に合わせてくれるのはありがたいと思う。

 だがな、俺の人物像が美化され過ぎていて、本気で辛かったぞ。

 ついでにデュカインの性悪ぶりやら、シルヴィアの凶暴さやバカ加減なんかが、見事に一掃されていて笑いを堪えるのも大変だった。


 あのシーンで笑ったら、『えっ、あの空気の読めない美少年は誰?』などと、他の観客に思われかねない。


 で、この演劇はデュカインは、このまま死ぬ。

 だが、生命の宝珠というアイテムが割れて、デュカインが幼竜として復活するというシナリオだ。


 セリフはともかく、似たようなことがあった覚えはある。 


 だが実際の復活のシーンは、少々違う。

 性悪ドラゴンを崇めているヤツらが、奇跡を演出するために脚色したのだろう。


 確かにデュカインが死んで幼竜として蘇るのだが、生命の宝珠とかいうアイテムは存在しなかった。


 世の中には、不死に近い性質を持つ者がいる。

 デュカインもまた、特殊な性質を持っていた。


 ヤツの性質は、死ぬと幼竜として蘇るというもの。

 その時、記憶やら何やらを全て受け継いで蘇る。


 だが、コイツは自分がその性質を持っていることなど知らなかった。


 しばらくあの場にいたのだが、俺は泣いていた。

 声を漏らさない、いわゆる男泣きというヤツだ。


 だが、その俺を気まずそうに見る視線が一つ。


 ヤツ自身の死体(成竜)の影から、気まずそうにヤツ(幼竜)が見ていた。

 それに気付いた時は、今度こそあの世に送ってやろうかと本気で思ったものだ。


 *


 演劇を見せられたあと、俺は街へと向かっている。

 街中を歩いているのだが、さっきから性悪ドラゴンがうるさくてかなわん。

 念を通じてヤツは言葉を送ってくるから、周囲に声が漏れないのは幸いだが、うるさいことに変わりはない。


『ウゼーな、コレ』

「外すなよ」


 俺の頭に乗っかったデュカインは、前足の爪で首からチェーンで下げたタグをイジっている。


『チャラチャラとして目障り過ぎるんだよ』

「それ以上は力を入れるなよ。本当に千切れるからな」


 デュカインの爪に引っ掛かったチェーンが、悲鳴を上げかねないほどだ。

 チェーンは限界まで伸びて──いや、伸びすぎてチェーンが少し変形している!


 だが、変形したのがタグじゃないのなら効果に問題はない。

 付け心地は一層悪くなったと思うが自業自得だ。


『で、どこに行くんだ?』


 ようやくチェーンから爪を退いてくれた。

 コイツが付けていうタグには、幻覚魔法の術式を刻んである。

 おかげで周囲の連中からは、帽子にしか見えないはずだ──チョット大きめのな。


「買い物ついでに、タグに問題がないか確かめてそのまま帰る」

『俺としては急いでいないから別に構わないが、仕事を忘れるなよ』

「安心しろ。この買い物は、その仕事関連だ」


 街の中を歩いていると、少し怪しげな店を発見。 

 もちろん、躊躇なく中へと入る。


『おい! こんな怪しげな店に遠慮なくはいるんじゃねぇ!!』


 トカゲの考えなど無視だ。

 遠慮なく店の中へと入ることにした。


「らっしゃーい」


 店に入った俺に掛けられたのは、ヤル気の無い店員の声。

 商売をする気など無いと主張しているかのような声だ。


 いや、商売をする気がないのは、店の佇まいだけで分かるか。


 店に並ぶのは、目玉やら指やら何やらというスプラッター的な何か。

 もしくは、爬虫類っぽい何かをミイラにした何かや、何かを粉末にした何か。

 とにかく変な物が大量に置かれている。

 周囲を見回し、俺は理解した。

 自分の置かれた状況を。


「店を間違えた」

『おいっ!』


 俺の知っている店と、売り物が全く違う。

 もっと早くに気付くべきだろうが、俺が気付くハズなど無い。

 素直に引き返そうと出入り口のドアノブに触れると──


「いやいや、店内をリニューアルしすぎたようですねぇ」


 聞こえたのは先ほどの店員とは別の声。

 声の聞こえた方を見ると、1人のケット・シーがいた。

 金色っぽい毛並みをした二足歩行(短足)な猫だ。


「店違いじゃなかったのか」

「先日、店をリニューアルしましてね、少し神秘的な雰囲気にしたのですよ。商品の方は、ですが、御贔屓にして下さるクレス様にも喜んで頂けるよう、これまで以上に幅広い商品を取り扱っておりますのでよろしくお願いします」


 ここは、ケット・シー一族であるルーヘン・オトリートが運営する、猫の足音という店だ。


 魔導専門の店で、ときおり使わせてもらっている。


「本日は、どのようなご用件で?」

「ここに書いた物を用意して欲しい」


 1枚のメモを渡す。

 書いてある内容は、もちろん魔導関連であるため、色々と怪しげな言葉が並んでいる。


「ふむふむ、内容を見る限り作るのは解呪薬ですか。メモに書かれた品物の在庫は十分にありますが、術式を込める前段階までならコチラで準備することもできますが、いかがしましょうか?」


 もちろん有料ですが──そんなセリフが言外に込められていることは、俺にだって分かる。

 毎回のことだからな。


「頼む」

「ありがとうございます。では、見積もりをご用意いたしますので、少々お待ちを」


 店の奥へと入っていくルーヘンを見送ると、周囲を見回した。

 個性的過ぎると言うか、特徴があり過ぎると言うか、一言でいえば不気味。


(リニューアルは失敗だな)


 店主は趣味に走り過ぎたのかもしれない。


 ふと、この店に入ったイリアが目を輝かせている光景が、頭の隅に生じた。

 だが、彼女は特別な例だ。


 近いうちに、再度のリニューアルをすることになるだろう。

 そんなことを考えると、少し侘しい気持ちになった。


 しばらく待つと、ルーヘンが見積もりを持って戻ってきた。

 どうやら予算内に収まりそうだ。


 値段を確認し薬の調合について訊ねると、明日になるとの返答が帰ってきた。


 なら、ここにいる理由はない。

 昼前には店に顔を出すと伝え、この日は店を後にした。


 *


 翌朝、薬を受け取った俺は自宅へと戻った。

 帰宅するとそのまま家の地下へ向かう。

 魔法薬に仕上げを施すためにだ。


 行うのは、術式を刻む作業。

 作るのは解呪薬。

 解呪薬というのは、名前の通り呪いを解くための魔法薬だ。

 実際に瘴気などを確認していないルーヘン達には、術式を刻むことは出来ない。


 どのような術式を刻むかにより、魔法薬の効果は変化する。

 だから、あの瘴気専用の術式を刻む必要があるんだ。


『ほう。感心だなー。俺の御子としての自覚が生まれたか』

「そういう冗談はやめてくれ。そんな自覚が生まれたら、人生の汚点になるだろ」


 ルーヘンに用意してもらった魔法薬を目の前に置いての会話。

 魔法薬は床に置かれた巨大なガラス瓶に入っている。

 ガラス瓶のサイズは、成人男性を閉じ込めても十分なほどだ。


「これから集中するから話しかけるなよ」

『わぁったよ』


 難しいのは、これから行う術式を刻む作業。

 効能の効果を強化したり変質させたりする術式を薬に刻みこむ。


 それも1つの術式ではなく複数。


 一般的な魔法薬でも数十の術式を刻む必要がある。

 伝説の霊約クラスになると、数百万の術式を刻まなければならないので、とても面倒くさい。

 この作業が、魔法薬精製の特徴と言えるだろう。


 今回刻むのは、16の術式。

 体内に刻まれた呪いを解く効果と、瘴気の排出を促す効果を持つ術式だ。

 お互いの効果が干渉し合わないように注意しながら、術式を刻んでいくのだが──


(……痛い)


 俺の頭に乗っているデュカインに、喋るなと伝えた。

 確かにコイツはは、その言葉を守ってくれて全く話していない。


 でもな──ペシペシと当たる尻尾が痛いぞ。


 コイツの行為は無意識的な物なのだろう。

 犬の尻尾が感情によって動くのと同じだ。

 魔法薬に関心がないように振る舞っていたが、目がキラキラしていたからお見通しだ。


 だが、この程度で俺の邪魔は出来ん。

 これで邪魔されるようなら、そもそもコイツを頭に乗せながら魔法薬を作るなどという暴挙はしないからな。


「完成だ」


 魔力を刻み込んだ魔法薬は変質し、淡い緑色へと変色している。

 あとは、コイツを1人分ずつ保存容器に入れて、アイテムBOXに放り込めば作業は終了だ。


 考えてみれば、アイテムBOXは薬と名のつく物と相性が良いと思う。

 中に入れてしまえば、時間の流れがとんでもなく遅いため、変質することが滅多にない。

 それに湿気や日光、衝撃などの影響も受けないからな。

 繊細な薬であっても、アイテムBOXさえあれば数百年経とうとも使えるのだ。


『で、その薬をどうすんだ?』

「お前が助けようとしている村で配る」

『はぁ? ダメに決まってんだろ。俺が崇められねぇじゃねぇか!』


 やはりというか、性悪ドラゴンに相応しい、理不尽な怒りの声が挙がったな。


「目立ちたくないんだよ」

『ダーメだ、ダメに決まっている。俺を目立たせろ。俺に良い思いをさせろ』


 などと騒ぎながらジタバタと暴れている、俺の頭の上で──。

 わりと痛いから、暴れるのはやめて欲しい。


「後でいくらでも目立たせてやるから、ここは譲れ」

『いーやーだ。村人に恩を売ってチヤホヤされるんだ』


 もはや、ただの駄々っ子だな。

 聖竜などと呼ばれていても、一皮むけばこの程度だ。


「この薬は、お前が教えてくれたっていうことにしてやるから」

『それだと、直接助けるよりも感謝のレベルが低いだろ!』


 性悪ドラゴンめ。つまらない計算をしやがって。


「お前んとこの神殿で配れば、感謝されるぞ」

『それじゃあ、感謝のレベルが低いって言ってんだよ! 派手なことをして直接助けた方が、思いっきり感謝されるだろ!!』

「神殿で売って、ついでに定期的にイベントでも行え。感謝される機会が少しは増えるぞ」

『…………ダーメーだ。俺は思いっきり感謝されるんだ!』


 俺はデュカインの言葉に、僅かな間が生じたのを見逃さなかった。

 少し、心が揺り動かされやがったな。


「あと数種類、魔法薬の作り方を教えてやる。それに目立たない範囲でなら、お前がチヤホヤされるのを手伝ってやってもいい」


 有料という言葉を伏せて、手伝いを申し入れた。

 最初の1~2回だけは無料で手伝ってやるつもりなのだ。

 それから後は有料であっても文句は言うまい。


「うーむ……」


 昔は一緒に行動したんだ。俺のデタラメ具合は理解しているようだ。

 我がままを押し通して得る利と、俺の提案を受け入れて得られる理とを天秤にかけているのか、かなり考え込んでいるようだ。


(あと一押しか)


 ここが勝負どころであると、俺の勘が告げていた。


「今は、少し大きな組織に資金を提供していてな。多少のことなら融通が効くんだ」

『なにが言いたい』

「お前が感謝されるようなことを、その組織なら色んな国でやれるだろうっていう話さ」

『ほぉー』


 スッと目を細めるデュカイン。

 ドラゴンも悪い顔ができるというお手本のような表情だ。

 この顔を見れば、コイツの信者がさぞガッカリすることだろう。

 信者がこの場にいないのが残念で仕方がない。


「そいつらが無料で手伝ってくれることはないだろうが、お互いの利益になるようなら積極的に動いてくれるはずだ」

『チッ、タダじゃねぇのかよ』

「無能な善人の仕事よりも、有能な商売人の仕事の方がよっぽど信じられると思うが?」


 今の俺も、子供とは思えない悪い顔をしている自信がある。

 知り合いが、この場にいなくて良かった。


「ヤツらは有料でしか動かないが、逆を言えば依頼をしなければ余計なことはしない。繋がりを持っておいても損はないと思うぞ」


 まぁ、ヤツらというのはケット・シーなんだがな。

 アイツらは凄いぞ。汚い権力や黒い金とか──────黒い金の大半は、スバルの遺産なんだが。


『むー。お前に説得されるのはムカつくが…………いいだろう。その提案に乗ってやる』


 契約成立だ。

 これで、コイツがケット・シーに何かを依頼すれば、自然と俺の利益になる。

 きっと、良い客になってくれることだろう。

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