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大魔術師と助手  作者: 沢凪イッキ
第一章 大魔術師の助手兼護衛
7/43

-06-



 太陽が空高く昇り、闘技場を明るく照らす。観客席にはすでに沢山の人が集まってきていて、城の関係者の他に、貴族、そしてわずかに庶民の姿もあった。クライスト帝国では全ての民に平等に機会を与える——例えそれが貴族でなくとも。


 さて、今回の御前試合は少し様子が違うようだと、人々は興味深々に時を待った。どうも“あの”ウィルレイユに何者かが付くらしい、と。


——公に御前試合をするとなると…かなりの腕前と考えていいだろうな。

——いやいや、噂ではどこの出かも分からない者を叩き出す為らしいぞ。

——そんな事より、運が良ければ滅多に公衆へ姿を見せないウィルレイユ様を拝見出来るのよ。


 観客がそんな話に盛り上がっている中、王族の付近にいる者達は複雑な面持ちをしていた。ひそひそと話をしているのは、リディオスとオルクスだ。


「この御前試合の理由を聞いたか?」


 リディオスが闘技場を見ながら話しかけると、オルクスも闘技場から目を逸らさずに答えた。


「ああ。」

「アシュリーが強行したから、ニルが裏で何か仕掛けてくるだろうな。」

「そうだな。」

「肝心の弓術……今朝ニルが連れて行ったそうだ。」

「………条件が変わったな?」

「ああ。ニルが陛下に進言したらしい。」


 負けたら即クビ。という条件だったのが、負けても王族やリディオス達が充分な実力であると判断すれば、フィフィは助手として認められるのだ。


「認めるか、否か?」

「………」


 オルクスの問いに、リディオスは妖しく笑う。


「それは、あの者次第だな。」




 その頃、闘技場の裏では——。


「本当にでこれで大丈夫なんですか?俺、勝てる気がしないんですが…」

「私が授けたのよ。失敗はあり得ないわ。」

「いや、勝てるか聞いたんですが…」

「いい?負ければ即刻クビなのよ。何度も言ってるでしょう?」

「いやだけど…」

「つべこべ言ってないでしゃんとなさい!注意する所をしっかり抑えておけば大怪我はしないわよ。」

「本気でやらなきゃいけないんじゃないですか!何が“儀礼的な試合だから怪我の心配はない”ですか!」


 と、フィフィとニルが騒いでいた。




 闘技場にファンファーレが鳴り響く。白鳩が晴天の空に舞い、観客席から歓喜の声が上がる。


「ああ…始まったよ…」


 フィフィが情けない顔でそういうと、傍らのユンファがにこりと笑った。


「大丈夫ですよ!全力でにげつつ、やる気でいってください!」

「…お前の“やる”って言葉が物騒に聞こえるのは気のせいだよなきっと。」


 小さなユンファはニルの助手らしい。見た目に違わず中身も幼いと思うが…しかし、聞いた限りでは、戦闘ではそうとう強いらしいのだ。


(こんなちっこくても強いんだもんなぁ…。俺、思いっきり場違いな気がしてきた)


 溜め息をつくと、小さなユンファが心配そうに覗き込んでくる。そうされると、思わず安心させようと笑顔を向けてしまうのだった。


『では、弓術士フィアニス!御前へ!!』

「え、もう!?」


 慌てるフィフィにユンファは精一杯応援する。


「さあいってください!アシュリーさまにおしおきです!」

「この相手はアシュリーじゃないだろ…」


 げんなりしつつ、大歓声の中に足を進める。




 一歩白煉瓦の上へ足を踏み出すと、闘技場に集まったかなりの数の観客を確認できる。


(まじでやるんだよな…一試合限り。…で、誰だ?)


 闘技場の舞台へ上がり、試合相手を探すフィフィ。だが誰も上がってくる様子はない。


(あれ?)


 そう思った直後、信じられない言葉が聞こえた。


『この度の御前試合、太子たっての願い入れにより、太子自らが弓術士の実力を測る事となりました!』


 どっと蜂の巣を突いたようなどよめきが広がる。それは王席の周りでも変わらない事だった。




「えっ…?殿下がお出になる…?」


 驚くニル。横を見るとアシュリーまで驚いていた。


(殿下自ら…?まずいわ。あの方は“戦神”だもの…もう!公平な条件をと進言しただけな

のに!)


 ちらりとオルクスとリディオスを見ると、視線を闘技場から逸らさない様にしているのが分かった。ニルは確信を持って問う。


「…お二人とも…御存知でしたね?」

「…我々は主に忠実だ。他言無用。」

「…………」


 オルクスの若干楽し気な声に、無表情で頷くリディオス。ニルは複雑な思いで闘技場のフィフィを見つめる。


(……殿下直々にお相手下さるなら、わざわざ派手な戦い方をして興味を引かせる必要は無くなったわけだけど…大丈夫かしら…瞬殺されるような事はないわよね。まあ…どうやら度胸は座っているし、大丈夫よね?)


 一抹の不安を覚えるニルをよそに…。



(は!?太子って…どーすんだよニル様!!)


 フィフィはもう動揺しきっていた。そんなフィフィの前、対面する舞台に一人の青年が上がる。すると割れんばかりの歓声が上がり、思わず耳を塞いだ。


(すっげ…王太子は人気者だな〜…)


 顔を若干顰めつつ相手を見やる。そして、その手に持つ、あまりにも不釣り合いな武器に目を止めた。


(まじ…?)


 太子の噂は聞いていた。外貌は白い肌に黄金色の短く波打つ髪。切れ長の瞳は豊かな大地の色。そんな外貌とは裏腹に、太子でありながらオルクス、リディオスにも引けを取らない腕を持つ。戦う姿は戦神と例えられる程だという。


(それにしたって、あれは…ちょっと無理があるんじゃ…)


 美しき戦神の手には、巨大な斧。身の丈程の。肩に担いでいるところを見ると、見た目と違いあまり重量はないのだろうか。太子の足取りも重さを感じない。


(もし見た目通りの重量なら、あの細腕じゃ満足に扱えないだろうし、見た目程の重量がないなら威力は小さい。ああいう類いは振りかざして使うから…まだ勝機はあるか……?)


 そう吟味していると、当の太子から声がかかる。


「先手をやろう。」

「え?」


 言ったきり、太子はフィフィを見据えて笑んでさえいる。


(なめられたもんだな…。実力は否定しねーけど、腹立つ。)

「じゃあお言葉に甘えて。」


 そう返すと、太子は軽く頷いた。それを受けて闘技場の銅鑼が鳴り響く。フィフィは迷わず床を蹴った。



 思い切り床を蹴り、低く跳躍しながらフィフィは行動を決めていた。


(…見た目がどうだろうと“戦神”と異名を持つ程だ。様子見なんてしてたら負けるのは確実。なら———)


 床を再度蹴り、太子の懐に転がり込む。フィフィが銅鑼の合図とともに床を蹴ってから太子へ一撃を繰り出すのに、一秒もかからなかっただろう。その早さに闘技場全体が息を呑んだ。しかし、驚愕したのはフィフィの方。


(まさか…)


 太子の鳩尾を狙って繰り出された右足は、当たるどころか掠りもしない。冷や汗を感じつつ気配を追って視線を動かせば、太子は舞台の中心に降り立ったところだった。——軽やかに。


(あんな大斧持って、こんなに早く動けるもんなのか!?)


 フィフィの動きを予測していたから動けたのだろうか。なんにしても最初の一撃が外れたからといって次の手を考える余裕などあってはいけない相手だろう。フィフィは困惑しつつも気を引き締め、直ぐ様太子を狙って弓をつがえて矢を放った。

 僅かに動いてそれを交わした太子は、フィフィに笑う。


「弓術士が始めに蹴りでくるとはな。一人で戦う事に慣れているとみえる。」


 その間にもフィフィは近付いて、確実に太子を倒そうと攻撃を繰り出す。


「当たり前だ!」


 近付いては体術を仕掛け、距離を取っては、弓をつがえる姿がはっきりと確認出来ない程の早さで矢を放つ。


(ちっ…隙がねぇし、何より…)


 太子は避けるばかりで一向に反撃の素振りがない。その顔に笑みが浮かんでいなければまだ、勝機を感じられたかも知れないが。あいにく太子は不敵な笑みを浮かべていた。


(油断ならねぇな…余裕なのが見て取れる。)


 背後に回って蹴りを繰り出すも、また避けられる。


 再び距離を取ろうと後方に跳躍した、その時だった。


(なっ…!!)


 一瞬前までなんの素振りもなかった太子が、フィフィを追ってきていた。その、激しい程の気迫。強い眼光。振り上げた斧の柄がフィフィを狙う。

——捉えた。

 そう、目が言っている。


(油断してた…!)


 繰り返される単調な攻防に、知らず慣らされていたのだ。迫る、衝撃の時。フィフィは渾身の力で斧の柄を捉え、自らの体を、その軌道から逃す。

 舞台の床、岩を砕く音。と同時に体が床に投げ出され、勢いで床を転がった。急いで身を起こせば、少し先に大きく砕けた床と、大斧を肩に担いでこちらを見ている太子が見えた。


「…はは、見た目通りの斧じゃねーか…」


 思わず口をついて出た言葉に、太子は軽く笑った。


「油断していた割にはよくやる。だが、その程度では認められんぞ。」

「………」


 太子は沈黙するフィフィをしばし見やり、すぐに動いた。はっとした瞬間には頭上で斧を振りかぶっている。


(くそ!)


 体勢を立て直す暇もなくその場を逃れる。しかし先程までとは打って変わり、太子はフィフィを追い立て始めた。




(まずいわ…)


 ニルははらはらしながら試合を見守る。


(忘れているんじゃないでしょうね?この私がわざわざ指導したというのに。ユンにも手を貸してもらっているのよ?)


 焦りで頭が回らないのだろうか。だとしたら。


(……その程度だとしたら、私の目は衰えたのだわ。)


 ニルは複雑な思いで舞台を見つめる。




 思い切り水平に振りかぶられる斧。フィフィは屈んでそれを避け、太子の腕目掛けて蹴りを繰り出す。斧を持つ手元を狙ったそれは、半回転して避けられ、逆に太子の蹴りをくらう。からくも両腕でそれを受け、フィフィは後方に吹き飛ばされた。身を捻って無事に着地したものの、太子はもう走り出している。


(あたしは獲物か…)


 爛々と輝く目がそう言っている。


(まさに戦神か。あんな大斧持って軽々と動き回られちゃあな…)


 離れた距離から一足飛びで接近してくる。それを見ながら、フィフィは行動を決める。


(持久戦はあんまり得意じゃねーんだよな…やってみるか。)


 その為に女神にしごかれたのだから。

 頭上から降り立つ戦神に片手を向ける。くすり、と笑ったのが分かった。

——やってみろ。

 そう、言っている。


(やってやるよ!)


「エウェラの加護を!」


 そう叫んだと同時に斧が振りかぶられる。僅かな距離と時間を稼ぐ為にかがみ込み、万一の為に弓をつがえた。

——その時。




「………まさか…魔術…?」


 呟いて、アシュリーはもう一人の大魔術師を見た。彼女は満足そうに舞台を見ている。


(まだ人を見る目は衰えていないのだわ…)




 頭上から助手候補者を追撃していた太子は、降り立つ直前に体勢を崩した。観衆があっと思った次の瞬間、着地場所にいたフィフィは大きく後方へよろめいた。


(いって…)


 着地体勢を崩した太子が、構えていたフィフィに蹴りをくらわせたのだ。それを受けた左腕を気にしつつも、太子へ向けて矢は思い切りつがえてある。対する太子も、大斧を構えていた。しかし、お互いにぴたりと狙いを定めたまま動かない。


「………一体どうなってるんだ…?」


 呟くアシュリーに、友は囁く。


「二人共相手の間合いにいるのだ。あれでは動けん。」


 動けない、という言葉に訝し気な様子のアシュリー。太子は”戦神”だ。間合いなどあまり意味を為さない筈。するとリディオスは戯けたように肩をすくめた。


「普通なら。」

「じゃあ……」


 言葉の意味を察したアシュリーは若干嬉しそうに言うが、リディオスははっきりと言い切った。


「それをしないのは、これが“御前試合”だからだ。ここは戦場ではないからな。」

「………!!」


 絶句するアシュリーの横で、ニルがさも嬉しそうに笑っていたのは言う間でもない。




(くっ……いてぇ……もうもたねーかも…)


 先程から左腕が震え始めている。今はまだ狙いを定めていられるものの、あと数分したらぶれてくるに違いない。どうしようかと考え始めた時——


(ん……?)


 太子が笑んだ。

 今までとは違う雰囲気に、フィフィは注意深く相手を観察する。すると相手は戦闘態勢を解き、フィフィに背を向け、王席へ向けて歩き出したのだ。


「は…?」


 戸惑いつつもしばらく太子の背に狙いをつけていたフィフィだが、次に太子が行った行動に唖然とした。太子はいきなり立ち止まると、王席へ向けて声を張り上げたのだ。


「国王陛下。ただ今の手合わせにおいて、私ヴィルジウスは、弓術士フィアニスは大魔術師アシュリー=ウィルレイユの助手兼護衛として、充分な実力があると判断致しました。我が名を持ってこれを誓います。」


 言い終えると優美な礼ををとる。観客席からはどよめきと拍手が送られているが、フィフィは唖然としていた。


(クビはなしか……?)


 本当なら嬉しい筈だが、あの太子自らがそう宣言する事に、なんとも言えない不安が沸き上がった。たった今数分戦っただけだが、相手の性格はなんとなく分かるものだ。


 そんなフィフィには目もくれず、太子は舞台を下りて行く。どよめきは拍手に変わっており、太子に認められたフィフィには割れんばかりの拍手と喝采が注がれている。

 いつまで立ってもぼうっとしているフィフィを見兼ね、兵士が退場を促した。舞台の裏で待っていたのは、大魔術師の幼い助手と、屈託ない笑顔の女神だった。



「よく頑張ったわね。これで貴方のクビは守られたわ!」

「はあ…」

「でんかのたいせいをくずすなんて、そう出来ることじゃないですよ!」

「はあ…」


 ニルとユンファは一斉にフィフィに抱きつくと、じゃあ一度城へ戻って支度なさい、と言って去って行った。


「はあ…」


 まだ不安は拭えない。本当にこれで危機は去ったのだろうか。そう考えていると、またも見兼ねた兵士が闘技場の外へフィフィを誘導した。そこで数人の女性に引き渡され、促されるまま城へ戻ったのだった。






 城へ戻り、回廊に戻るのか思いきや、フィフィは女性達に連れられて城の一室に来ていた。城内の構造が分かっていないのだから、城の一室、としかいいようがない。


「さあ、では本日はこちらの部屋をお使い下さい。」

「え、ここ?」


 思わず問い返したフィフィに、女性達は目配せして笑う。


「フィアニス様が女性だと言う事は聞き及んでおりますわ。ですから、そう仰る気持ちも分かりますけれども、男性に不用意に近付く事は本来はしてはならない事です。特にこの、城の中では。」

「は?」


 なんでフィフィの性別を知ってるんだと思ったが、それよりも台詞の内容が気になる。


「ですから、正式なお言葉を頂くまではこちらの部屋をお使い下さいませ。」

「いや、何が不用意なわけ?ここにいろと言われたらここに居るけど、変に勘違いされちゃ困る。俺があいつの側にいたいとか思うわけないだろ?」


 まあ、と女性達は笑ってしまうくらい同じ動きをする。


「あら、アシュリー様に憧れる女性は多いんですのよ?」

「何もお感じにならない?」

「呆れはしたけど。」

「呆れるですって!一体何に?」

「まさかアシュリー様から何か言われたんですの!?」

「いや、行動が…」

「「「行動!?」」」

「………」


 明らかに言葉を都合良く解釈している女性達に、フィフィは若干怒りをもって言い置いた。


「ちょっと聞け!俺はそういう話に興味ねーから、騒ぎたいだけなら俺がいない所でやってくれ!!」

「「「…………」」」


 唖然として見つめる女性達。ちょっと言い過ぎたかと思ったが、女性達は声をあげて笑い出した。


「なあんだ、そうでしたの!」

「フィアニス様が女性だと知らされた時はもう、アシュリー様が婚約相手を留め置くのだ思いましたわ!」

「なんでそうなる!?」

「だってアシュリー様ったら女性に興味がない…というか、もしかしたらお嫌いなようでしたので、そんな方が女性を側に置くとなれば…ねぇ?」

「……極端だな…っ」

「ともあれ、フィアニス様が恋愛に興味のない方で安心致しました。」


 心から嬉しそうにそう言われると、フィアニスは居心地の悪さを感じた。そんな事で嬉しそうにされても。



「あ、申し遅れました。わたくし達は明後日までフィアニス様のお世話を命じられております。どうぞよしなに。」


 そう言った女性達はみな楽しそうに笑いあい、その純粋さからか、表情が幼く見える。


(可愛いなぁ…)


 フィフィは彼女達に強く好感を持ったのだった。


「ところで、先程の試合で殿下に何をなさいましたの?」

「何って?」


 聞いた所で侍女達はフィフィに詰め寄る。


「殿下の体勢を崩した時ですわ!」

「戦神とも呼ばれる御方に何をしたんですの?」

「もしかして魔術をお使いになるんですの?」


 畳み掛ける彼女達に、苦笑いで答える。


「いや…ニル様に教えて貰ったんだよ。それで、この図形をくれて…」


 手を差し出すとここぞとばかりに覗き込んでくる。


「まあ…これは…」

「あら…ニル様がこれを…」

「良いものを頂きましたわね」


 微笑む侍女達に、今度はフィフィが問いかけた。


「知ってるのか?これがなにか」

「まあ。御存知ありませんでしたの?」

「フィアニス様はこちらの生まれではありませんの?」

「これは大魔女“エウェラ”を繋ぐ図形ですわ。」







——クライスト王国ウル暦53年。公式には発表されていないが、王国の誇るもう一人の大魔術師に付き人が付いた。大魔術師の名はアシュリー=ウィルレイユ。付き人は助手兼護衛を任じられた、フィアニスことフィフィ=ルセ。

 弓術を操り、後にエウェラの絶対的な加護を受けたと語られている。








 フィフィ、ようやく助手になれました…!


 主人は認めてないけど(笑)

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