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勇者亡き世界に魔王は憂う  作者: 雲乃内晴
第三章・再始動
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第三章・再始動 ②

ルピ振りが完了するまで読みにくいと思われますが、ご了承のほどお願いします。/済

「こちらは随分静かなんですね」


 静かと感じるのは通り沿いで店を構えている商人たちが道で交渉や取引、客寄せをしていないからだ。中央区で店を構えられる商人たちは、自分たちの店の敷地内で売買を済ませてくれるお陰だ。


「王都でいう貴族街みたいなもんだな」


「無一文の私たちには無縁では? あ、もしかして勇者が残してくれたお金があるとか?!」


「悪いがそれはない」


 金銭の管理は全て勇者に一任していた。与えられた食事を食べ、与えられた寝床で寝る。ほしいものがあった時は上目で強請ればいいだけだった。


「ではどうして?」


 貧乏人に縁がない場所をなぜ目指すのか、至極当然の疑問だ。


「この先にサニーレインっていう商会がある。そこの主人は……まぁなんだ知り合いでな? 彼女なら諸々解決してくれるかもしれないんだ」


「商人は金の亡者と聞きますが、大丈夫ですか?」


「なんとも言えんが、まぁ……」


 足を止めて商会を見上げる。立派な建物が建ち並ぶ中でも一際立派で大きな建物。


「ここまできたんだ、とりあえずで聞いてみよう」


 店内に入ると、客だけではなく店員からも奇異な視線を向けられる。理由は大体想像付き、無視して綺麗な店内を見て回る。調度品や家具、食器といった家で使うものをばかりで、戦いに必要な道具は目に入らない。客層も金を持っていそうな恰好をした者ばかりで、戦いとは無縁そうだ。訪れる店を間違えたと、周囲で俺たちを伺う者と同じ考えを持ちたくなるが、目的は店で売られている品々ではない。

 そろそろ店員を呼ぼうと当たりを見回すと店員の一人が丁度よく寄ってくる。


「ようこそサニーレイン商会へ。ご用件は?」


「クレハを呼んでくれるか?」


 溜息を、隠す素振りも見せずに吐き捨てられる。客を相手にする態度とは思えない。


「お引き取りを」


 しかし、客と思っていないのなら納得の態度だ。


「そうもいかない」


 視線を店員から売品に向け、手ごろなナイフを静かに手に取る。同じタイミングで肩に掴まれ、振り返る素振りをしながら肩に乗せられた手の首の位置を確認し、下から掴み上げて時計回りに一周。


「んあ? 痛っ! てめっ! なにし……」


 (いきどお)る店員は自分の首に何が当てられたのかを理解して静かになってくれる。


「レイっ! 強盗するつもりなの?!」


 刃物を取り出すのもう少し後がよかったが、拘束が解かれては摘み出されてしまう。


「ミリア、少し黙っていてくれ。クレハどこだ?」


「い、いない! この店にはいないんだ」


 予想はしていた。サニーレイン商会は世界各所に支店を構えた大商会だ、支店の一つに過ぎないこの店に彼女が滞在しているとは想像しにくい。


「俺は呼んでほしいって言っただろ?」


「おおお俺にそんな権限はないんだ」


「誰なら……ある?」


 騒ぎを聞きつけた警備の者がぞろぞろと集まってくる。人質がいる以上、簡単に手を出してはこないだろうが、扱っている商品が高価なだけに店員一人の命は重くはないだろう。


「落ち着いてくれ、クレハ……いやここの責任者でもいい、話がしたいだけだ」


「貴女の要求はわかりました」


 責任者だろうか、ガタイの良い大男が一歩前に出てくる。


「ですが、まずは降ろしていただけませんか?」


 首に当てた手刀を下げる仕草。およそ、下げても下げなくても結果は同じだ。大人しくひ弱な店員を離すと、瞬く間に部下たちの手で身柄を拘束される。


「やめんか!! さっさと放せ! 馬鹿者め」


 取り押さえるのが当然だと考えていた部下たちは上司の言葉に混乱。警備隊員全員が説明を求める表情を見せるが、責任者である大男は無視して俺に一礼した。


「……部下が失礼しました王よ」


 王という言葉に周囲がざわめく中、この商会を目指す理由に合点がいったミリアだけは納得の様子を見せたが、あっていいものなのかを悩み苦しんでいた。


「お前たちは持ち場に戻れ、君もご自分の仕事に戻られよ」


 納得しないまま仕事に戻ろうとする人質にした青年を呼び止め、手に持っていたナイフを返して謝っておく。


「どうぞこちらへ」


 案内に従って中央の階段から二階に上り、三階四階と上っていく。


「レイ? 平気?」


「聞きしに勝る脆弱っぷりですな」


 息切れを隠すことができなければ、反論している余裕もない。


「先に申し上げておきますと、クレハ様は居られません。ですので支店長に会っていただきます」


 大きめの扉の前で立ち止まってそう告げた。自分でもそう望んでいる、静かに頷くと男はすぐに扉を小突く。


「ロメット様、お客人を連れてまいりました」


 扉の向こうから入室の許可が出る。


「失礼します」


 言いながら軽くお辞儀をしてから扉を開けて室内へ。

 これまた豪勢な一部屋だ。床には布が敷き詰められ、壁には様々な調度品が並んでいる。ただ部屋を使っている人物は整理整頓ができないのか、それとも忙しいからか、安くはない紙があちらこちらに散乱させたまま。


「少し待ってくれ、今……これを終わらせておきたいのでね」


「随分出世したなロメット」


 机で書類に目を通していたロメットが石化の呪いでも貰ったかのように止まった。


「……レイナ、様?」


 止まっていた時間を取り戻す様に素早く顔を上げたロメットが死人でもみるかのような目をして名前を口にした。

 フードを脱いで顔を見せると、ゆっくりと椅子から立ち上がって近寄ってくる。


「ご無事だったのですね」


 その様子から察するに勇者がどうなったかはもう掴んでいるのだろう。


「彼女の、ミリアのお陰でな」


 言いながらフードを取っていいと合図を出す。


「なっ!」


 フードを脱いだミリアを見て、ロメットは驚愕した。


「失礼しました。まさかエルフの方だとは思いもしていませんでしたので」


 森人(もりびと)とも呼ばれるエルフは多くの種と交友を持ってはいるが、友好的ではなく閉鎖的だ。さらに魔族を汚らわしいものと考える種であり、俺を助けたのがエルフだったことは空から石が落ちてくるよりも衝撃だったのかもしれない。


「いいえ、お気になさらず」


「ありがとうございます。あぁ立ち話もなんです、どうぞお掛け……」


 部屋の惨状を理解したのか、ロメットは口ごもってしまう。


「少々お待ちを」


 笑顔で誤魔化してから素早い動きで部屋の片づけをし始める。 


「マフェス、君は主に文を出してくれ。レイナ様が来たとね」


 片づけながら指示を出し、受け取ったマフェスが部屋を出ていこうとするのを俺は止めた。


「マフェス……いや、その……ありがとう」


 身体から漏れる魔力から人ではないとわかっていたが、人に化けれるとは知らなかった。


「奇妙なものですな」


 マフェスは楽しそうにそう言って、部屋を出て行った。


「お友達でしたか?」


「いや、どちらかというと敵だった」


「とてもそうは見えませんでしたけど」


 退出していなくなったマフェスに振り返るミリア。


「攻撃されなかったことに俺も驚いてるよ。で? なんで奴がここに?」


 片づけに集中するロメットに尋ねる。


「一年ぐらい前ですかね? 彼、魔王の座を賭けた戦いに負けたんですよ。一族は散り散り、彼自身もいつ死んでもおかしくない状態で人間領に逃げ込んできたんですよ。そんな時にクレハ様に拾われたんです」


 勇者と呑気に旅をしていた間に、魔族領ではそんなことが起こっていたのか。


「誰が彼を?」


「牛魔、ミノタウロスですよ」


「冗談だろ?」


 魔族の力関係は、魔力の強さで決する。

 ミノタウロスは決して弱い種族ではないが、それでも中堅。対してマフェスはトップを争える黒魔鳥(こくまちょう)の一族、負けるとは到底思えない。 

 しかし、作業の手をわざわざ止めて首を振ったロメット、冗談を言っているようには見えなかった。


「マフェスに致命傷を与えたのは牛魔の王ですが、多勢に無勢、猪魔(ちょま)に悪魔、睡魔(すいま)といった中堅同士が手を取り合って一斉に攻撃されたんですよ」


「笑えるな」


 散々結束を拒み、(おの)が種こそ頂点と主張してきておきながら、同胞を殺すためなら力を合わせる。どうせ力を合わせて戦うのなら、戦う相手を人にすればいいものを。


「前王を倒さずに王になれる機会は早々ありませんからね」


 魔王になる為には、魔王から指名を貰うか、倒すか。例外の場合は、群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)。覇を唱えて勝ち続けるのみ。


「で? 今はどこの勢力が優位なんだ?」


「そうですねぇ獅王魔(しおうま)ですかね? 豹魔(ひょうま)などと手を組んでもう我が物顔ですよ」


 種名(しゅめい)に王の名を関することを許される一族であり、その強さは折り紙付き。どの時代の魔王も彼らのような王を名乗る一族の動向には注意してきたものだ。実に懐かしい。


「他にも蜂魔(ほうま)蜴魔(えきま)……いえ竜人(りゅうじん)も奮戦していますよ?」


「なんだ遂に竜人を名乗りだしたのか? 蛇魔(じゃま)どもがよく黙ってるな?」


「黙っていませんよ。ラミアとナーガは協力してリザードマンの討伐に躍起になっていますからね」


 どちらも自分たちが竜の末裔と考える一族、争いが絶えない間柄だ。


「本物はやはり我関せずか?」


「えぇ、いつもどおり。終わりました、お待たせしてすみません。さぁどうぞ座ってください」


 机の上に積み上げただけで、片づけは終わり、か。まぁ彼の部屋だ、整頓の仕方を教えるのはまたの機会だ。

 空けられた長椅子に二人で腰を落ち着かせてる。


「さて、もう少しお話に花を咲かせたいですが、本題に移りましょうか?」


 隣に座ったミリアは話題に入れずに少し暇そうだ。本題に移ることにした。


「まずご用件をお伺いする前に、確認させてください。……帝国の手に渡りましたか?」


 ロメットの言葉選びには感心する。どこにあるかなどと聞かれていれば、俺は警戒心を最大まで上げていただろう。


「渡っていない」


「よかったです。あれが帝国に渡っていれば帝国に従う他ありませんからね」


 言い得て妙だ。神剣が帝国の手にあれば、世界を牛耳るのは帝国だ。密接な関係であれば相応の恩恵を受けれるだろう。つまり神剣を持っていない俺だったなら、帝国に突き出されていた。


「それでは、お望みをお聞かせください」


「力がほしい」


「えっ? どういう事です? 無くされたんですか?!」


 神剣に纏わる逸話(いつわ)は数多くある、突拍子のないものから真実味があるものまで様々だ。どの逸話を信じるかは人それぞれだろうが、神剣を持っていながら力を求める俺に、無くしたと言えるのは、神剣が(もたら)す力について多少なりに知識がある事を意味する。驚いて口を滑らしたのか演技なのかはわからないが、油断は禁物だ。


「諸事情で俺の手元にはない」


 それを伝えると、ロメットの視線は天井に向けられた。

 表情からは何を考えているかはわからない。大方、俺に協力するか敵対するかの算段をしているのだろう。


「場所も仕掛けも俺以外に知る者はいないぞ?」


「安全、絶対に?」


 この世に存在する場所に保管されている以上、時間を掛ければ必ず見つけ出す事はできる。だが、剣に触れる事は絶対に出来ない、自信を持って頷く。


「なるほど。今のレイナ様では取りに行けない場所、ということですね?」


 ロメットの質問には笑って答える。保管場所を割り出す為の質問にしか聞こえない。


「失礼。では簡潔にレイナ様のお望みを言いますと、代用品をご所望という事ですね?」


「匹敵するものとは言わん、最低でも自分の身ぐらいは守れる程度には力が欲しいんだ」


「難しいご注文ですね」


 簡単なら苦労はしていない。


「そうですね。……誤解無きよう先に質問の意図をお伝えしますが、レイナ様のご要望にお答えする為の物です。いいですね? ……御身は魔力の放出を引き金に痛みを伴うということですよね?」


 身の事情を教えると言う事は、弱点を教えるものだ。ただし、どちらにせよ今のままでは力でねじ伏せられるだけだ。


「正確には違う、俺の意思で魔力を外に出す事が引き金だ」


「なるほど、吸収であれば問題ないということですか」


 すぐさまその結論に至れる回転の速さには感服の一言だ。


「……ちなみに痛みはどの程度?」


「量によって変わるが、俺が最も苦しんだ時は四肢が溶けた」


 その現場に居合わせたミリアの表情が少しだけ苦痛に歪む。あの時はそんな身体になっていると知らなかったが故に考えなしに放出した。もし全力で魔力を放出していたら、痛みを感じる間もなかったかもしれない。


「いえそうではなく、例えば二頭狼を殺すのに必要な魔力を放出した場合は、どれぐらいの痛みを?」


 実際に放出した訳でもなく、戦闘となれば必要最低限の力で倒せるとは限らない。ただロメットが求める回答はそうではなく、理想的な状況化で一撃で屠れる場合だ。


「……腕、の骨が粉々になるぐらいだろうな」


「一気に?」


「いや? ゆっくりじゃないが、徐々にだ」


 質問の意図がわからなくなってきた俺に対して、満足げに頷くロメット。


「つまりダメージ以上の治癒があれば、ある程度の魔力開放は許される、と推測しますがどうでしょう?」


「確かに、理論的にはそうだが」


 それほどまでに瞬間的回復ができる代物が思い浮かばない。


「精霊の……涙ですか?」


「えぇ、正確には水精霊の涙です」


「ですが、あれは……」


「ご安心を。新たに用意するのではありません。すでに持っている方に譲ってもらう形をとります」


 話が進むのは嬉しいが、勝手に盛り上がっていくのは気分がいいものじゃない。


「なぁ待ってくれ、俺にもわかるように説明してくれ」


 同時に説明しようとしてくれる二人に溜息が漏れる。


「失礼。説明しますと、水精霊の涙は装着者の治癒力を高める効果を持っています。レイナ様がお受けになられるダメージを帳消しにすれば、魔力放出が可能と判断しての提案です」


 高めると言っても、擦り傷が一瞬に回復する程度ではお話にならない。


「……御心配には及びませんよ。効果量は微量というのが相場ですが、実際の所は持った方の魔力を多く吸えればそれだけ濃密な治癒を受けれます、レイナ様の魔力であれば瞬時の回復が可能と思われます」


「そうか、どういう代物かはわかった。で? どうやって出来上がるんだ?」


 ミリアは精霊使いだ。そのミリアの様子とわざわざ名前に涙を付ける所以からろくな入手方法とは思えなかった。


「我々が持つ情報では、精霊が涙を流しながら亡くなる時に出来るとされています」


 確認の為にミリアを横目で見ると、少し迷った様子で首を振った。


「間違ってはいません。ですが、考えたことがありますか? 涙を流す意味を」


 涙は嬉しい時にも流れるものだが、死ぬ間際に流す涙が嬉しい物であるはずがない。


「……精霊の涙は、無力を嘆きながら亡くなった精霊が、残された仲間たちの為に残す力です」


「なぁミリア」


 口惜しそうにするミリアに身体の正面を向けて、肩に手を乗せる。


「俺は言ったな? お前に恥をかかせるような生き方をしないって。無力を嘆くような精霊がいるなら、助けてやればいい。丁度いい住処もあるしな?」


「出来るかはわかりませんが、そういった精霊の情報は報告いたします。どうかお許しください」


 ロメット自身が精霊を苦しめた訳でもないのに頭を下げる。


「ぁ……いえ、私の方こそ、感情的になってしまい、悪くないロメットさんに謝らせてしましました。ごめんなさい」


「では、成立ということでよろしいですか?」


「頷きたいんだが、問題がある」


 他の商会ではなく、この商会を来る事になった最大の理由だ。


「金がない」


 ロメットは文字通り頭を抱えた。


「レイナ様……我々はこれでも商人ですよ? それを……」


「わかってる。だが金を稼ぐにしたって力がいるし、力があれば仕事も(こな)せるとわかってくれるのはここぐらいだ。頼む」


「……私では判断しかねます。クレハ様に事情をお話して判断を仰がせてください」


「となると数日は滞在しなくちゃいけない訳だ?」


「すでに文を飛ばしましたので、一週間の内には……」


 人差し指を立てて上下に振るロメット。俺の言いたい事の真意に気づいてくれたようだ。


「なるほど、宿はもうお決まりですか?」


「あぁ、白山羊に抱かれ亭ってところだ」


「わかりました。一週間分の支払いは商会で持ちましょう。それと」


 懐から出した小袋を机の上に乗せてくれる。


「銀貨三十枚が入っています」


 二人で慎ましく生活すれば一か月は働かなくても生活には困らないだろう額。有り難く受け取ろうとするが、ロメットの手が邪魔で俺の手中に収めることはできない。


「出来る限り早くぅ返すよ?」


「そうではありません。これは前払いです」


「なんの?」


「依頼ですよ。今のレイナ様では不可能でしょうが、お力を取り戻されたなら可能でしょう」


 出来ない可能性もある、彼の信頼に応えるためにもその時は頑張るとしよう。


「契約成立だ」


 握手を交わしながら立ち上がり、小袋を受け取る。


「クレハが到着したら連絡をくれ、時間はいつでもいい、見送りもいい」


「畏まりました。良い再スタートを」


 この町特有の挨拶を受けながら、部屋を後にした。

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