表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミラクルカラー物語  作者: 水無月魅美
20/30

魔法実技試験

ルリ達は昨日しっかり寝て、昨日の事で少しだけ緊張がほぐれたのか少し微笑んで実技場にきていると、以前ルリの存在が嫉ましく嫉妬を抱いている女生徒がルリとリーラの前に現れて


「あらあら、これはこれは…筆記試験でトップ10入りのお2人じゃない。

まぁ、私達も例に漏れずトップ10入りしたのだけどさぞや実技試験でもトップ10に入れるのでしょうね〜」


「何よ、嫌味を言いにわざわざここまできたのならご苦労様」


女生徒の挑発的な態度にリーラは機嫌を悪くして言うと、女生徒もリーラの言葉に腹が立ったのか目を鋭くさせて


「フン、あなたなんてギリギリトップ10入りの癖に生意気。どうせ、そこにいるリア様が一緒に勉強を教えてくれて奇跡的に入れたのに図に乗って……まぁ、いいわ。

実技試験は例えリア様が教えてくれても実力だから、精々頑張ってトップ10入り目指しましょうね〜〜」


と言えば去っていき、彼女達を見送ったあと

リーラは悔しそうに自分が持っている杖を力の限り握って


「むか〜〜っ!!なんなの本当に!!

こうなったらトップ10所かトップ5に入ってアイツらのプライドへし折ってやる〜〜」


「あははは、リーラの気合いに力が入ったね。でも、筆記試験は内容分かったけど…実技試験は何されるのかな?」


リーラの様子にルリは微笑んでいると、以前渡された紙を広げて魔法学科試験、筆記試験の内容と実技試験の内容の説明を読むとルリは首を傾げる

それもそのはず、筆記試験はどの科目が出るのか記載されているのに実技試験は日時だけしか記載されていなかったのだ


「きっと、当日発表なんだろ……実技試験で事前に内容からを報せると皆それだけしか魔法の練習をしないからな」


「なるほど〜〜」


リアの説明にルリが納得すれば、実技試験担当の教師が入ってきて

目の前に水晶玉を取り出して生徒達に実技試験の内容を説明する


「皆さんこんにちは、実技試験担当のメリィです。皆さんにはこれからこの水晶玉に魔法をかけて動物を想像して作り出してもらいます。

大きければ大きいほど点数が高いので皆さん気合い入れてくださいね」


と説明した、メリィは「では、早速最初の方どうぞ」と言うと最初の生徒が水晶玉を前に来て手をかざして魔力を高めて想像して魔法を放つと大型犬が出てくる


「まぁ、可愛らしいですね。でも、大きいですけど犬は小さいので魔力的には100点中60点でしょうか?

これからは魔力だけではなく質も気にして励んで下さいね…では、次の方」


メリィが1人1人の魔力を見て点数をつけていく姿を見てルリは「先生大変だなぁ」って思いながら試験内容が意外とシンプルなのでちょっと驚いているとリリーがルリにだけ聞こえるように


『なんだが意外と簡単でしゅね…想像して動物を創り出すって。

もっと火を出してオリジナルの魔法演舞を披露する的なのを予想してたでしゅ』


リリーの言葉にルリも同じ事思ってたのか

「うん、私も同じだよ」とリリーに答えるとルリの呟いたのが聞こえたのかリアがこっそりと声をかける


「…どうかしたのか?」


「ううん、ただ…試験が意外とシンプルで拍子抜けしたってリリーと話していたの」


という言葉にリアが「シンプルなのが一番難しい」と話した後にこの試験の内容の意味をリアなりの解釈で教える


「この試験は生徒の魔力と操作能力、両方見るための内容だ…魔力が高ければ生徒の思った物が出現し、それに何か付加をつける操作能力があるかを教師は見ているんだ」


教えてくれたことにルリはよく分からず首を傾げまでいるとメリィがリアの名前を呼んだので行こうとして耳元で「見てれば分かる」と囁けばリアは水晶玉の前に立って魔力を練り始めて手を前に翳す

手から赤い光が出てくれば光は赤く輝いて炎を纏ったフェニックスを出現させると生徒達は「おおっ!!」と歓声を上げる

勿論その中にあの女生徒も入っている


「さっすがリア様……出現させるのも普通の一般的なものではなく魔法動物しかもフェニックス……リア様にピッタリだわ〜〜」


と惚れ惚れしたように話していれば、他の生徒達からも尊敬する目や感嘆する声が上げられてメリィも驚きながらも微笑み


「流石は特別教室の生徒って所かしら。

1学年で、この魔力と操作能力…素晴らしいわ。貴方は文句なしに100点中100点よ。

ただ、それで自分の力を過信して傲らないように常に考えて高みを目指して行ってね」


「……はい」


メリィの言葉にリアが頷くと次はリーラの番で水晶玉の前に立って深呼吸をすると魔力を込め始めると黄色く光り出して手を前に翳すと光り出して雷を纏った虎が出現してこれにも生徒達は歓声の声が上がりメリィも拍手をする


「リーラさん、この1ヶ月相当練習したんですね。特別教室でもないのにこの魔力の量で虎を出現させるなんて…100点と言いたい所だけどねまだまだ雷が不安定なのと虎の姿が少しアンバラスって事で100点中90点かしらね。でも、リア君除いたらトップは貴女よ。

自信持ってこれからも精進してね」


メリィに言われて嬉しくなったのか大きな声で返事をするとその瞬間出ていた虎が爆発してリーラの髪が大変な事になっているとメリィは困った表情で笑い

次の生徒を呼ぶ

すると、来たのはあの女生徒で名前が「レーナ」という名前だと判明する


「あの子、レーナって言うんだ…」


「フン、私達にあそこまで言わせたんだからさぞかし立派な動物を想像する事でしょうね〜〜」


リーラが髪を整えながらレーナの様子を見ていれば、一回レーナはリアを見て微笑むと水晶玉の前に手を翳して赤い光を当てて魔法を放てばリアとは違い赤い羽が生えて風を纏わせる精霊を出現させて皆何も言わなくなる

勿論、リーラもルリも他の生徒と同じ反応であった


「えっ、精霊?特に大きくないような…」


と呟くとメリィが身体を震わせながらレーナの肩を持つと


「レーナさん凄いわ!!この歳でここまでの魔力操作が出来るなんて」


「ふふふ……褒めてくださりありがとうございます。本当はリア様のようにもう少し大きい物を想像していたのですがこれくらいしか出現できなかったのでまだまだですよね」


「そんな事ないわ!

確かに大きい方が魔力が多くて有利だけど…貴女はそれを補える操作能力に長けているわ。

だから、魔力の質が高いので100点中93点って所ね…きっと魔力も大きければリア君にも追いつけると思うから頑張ってね」


メリィの言った点数にリーラは驚愕の顔を浮かべて同時に悔しい〜〜っと全面的に出した後ルリの手を握って


「くそ〜!!ルリさん!!!

次はルリさんの番ですよね!あんな奴よりももっと凄いの想像して出現させてギャフンと言わせてやってください!」


「せ、責任重大だなぁ…」


リーラの熱にルリは若干汗を流すと、メリィに呼ばれたのでルリは水晶玉の前に立つ

そして、出現させる動物を想像する


「(うーん…と言っても私そこまで想像豊かじゃないからなぁ……動物…動物……あっ!!)」


ルリは何かを閃き水晶玉の前に手を翳して魔力を込めるとルリの身体が緑色に光り出して深呼吸をした後目を開けて魔法を放つと緑の輝きから段々と動物が成形されてきてドンドン大きくなっていけば緑色の竜を創り出して想像通りだとルリは笑顔になっていると


『ルリしゃま!これ…もしかして……』


『うん、リリーが大きくなった時の姿と図書室で見た絵の動物を掛け合わせたの!

どう?かっこいいでしょ?』


リリーの予想にルリは答えると、リーラが「凄すぎる!!」とガッツポーズをしてレーナが非常に不愉快な表情を浮かべてリアが予想通りだったのか静かに微笑んでいると

メリィがルリの評価を話す


「ルリさんは先程のレーナさんと逆で魔力の量が凄く大きいんですね。しかも、想像力も豊かで私もドラゴンは知ってますがこの形のドラゴンは想像した事がありません。

それも評価の点として加えるとして操作能力もとくに問題ないのでルリさんは100点中95点です。

魔力の質を高めていけばリアさんやレーナさんのように風や炎を纏わせる事が出来ますよ」


メリィに言われてルリは「はい!」と返事をした後、リーラとリアの元に戻るとリーラからは「やっぱり、ルリさんも凄い!!尊敬です!!!」と褒められてリアからも頭を撫でられて「まぁ…心配してなかったがな」と呟くとレーナは舌打ちをして取り巻き達と実技場を出て行く

と同時にメリィに魔法実技試験終了と言われて結果は昨日と同じで昼食食べた後に廊下に結果を貼ると説明すると杖を使ってその場から消え

ルリ達は昼食を食べに食堂へと向かうのであった

次回をお楽しみに!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ