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短編

作者: 霊箱きゃろる
掲載日:2017/11/22

 一片の桜がこぼれ落ちた。

 あの日、私はこの木の元で泣いていたね。

 思い切って私の気持ちをあなたに伝えたとき、あなたは私を歓迎してくれた。

 それがとても嬉しくて、あのとき私は泣いてしまったね。

 それから一年、私はとても幸せでした。

 あなたとたくさん笑って、時には泣いて。

 とても充実した日々でした。

 私はそんな幸せな日々が終わりを告げるのは何よりも嫌です。

 あなたは今、桜の木の下にいます。

 私もすぐにそこに行きますから、ずっとずっと一緒にいましょうね。

 一片の桜が、またこぼれ落ちた。

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