《エピソード04》このパーティって?
「ねえ、さっき洞窟でミキを担いで、降ろそうと相談してた時、騎士達が妙に志願して、集まってきたわよね。
ああ、ミカルそれはね。きっとシュニーが、水魔法であの階段にバリアを何枚か張ったでしょう。次々突破されたけどね!
あの時に、最後のバリアの突破で崩されちゃったからね! あの周辺は、水しぶきがすごかったのよ!
あれで、お姫様は足を滑らせて、転んで頭を打っちゃって、失神してたでしょう!
「それって、マズくないのか!! バレたら、首を跳ねられるぞ!!」ミカルがとても、焦っていたわ!!
たぶん、あのバタバタだからね。侍女は、モンスターに攻め込まれるって夢中だったし、気付かないと思うわよ!
その時に、ミキはいつもの短パンでしょう。
ローブの裾をまくって、ミニスカート、...超ミニスカートっぽく見えちゃっていたでしょう!! もう太もも丸出し!!
しかも、それで、二―ハイストッキングまでも、丸見えだったのよ!!
騎士達は、そっちへ目が釘付けになって、いたからね!!
それって、あの状況で、そんな状態なら、騎士達もマズくないのか!! ウッソだろう!! こっちは切り込みを覚悟してたってのに!! なんだ!! 腹が立ってきたぞ!!
でも、そんな理由だけじゃ説明がつかないぞ!! 私は、ミキが魔力切れまで風魔法で、防いでいたからかな? そう...
◇◇◇◇◇◇
なんなんの? この仲間の会話って、私が命がけで守ったのに!! 何で...色仕掛けみたくなってるの?
それでも、ミカルは私を守ろうとしてるのよね。前はもっと冷たく感じてたのに、少し嬉しいな! 少しは味方はいたのね。
《突然現れた!!》ゴメンね! 男たちの注目は私のせいなのよ!
あれ? 今度は夢にピクシーが出てきたわ?
トンボのように長い羽根の妖精が、話しかけてきてるの?
私は、精霊石に封印されていたのよ。あのお姫様が持っていて、転んだ時に、あなたの足元へ飛んだのよ!
本当は、解呪が必要なんだけど、封印が解けちゃったみたいね。私は、別名ラブリー・フルール(愛の華屋さん)なのよ。
だからね、注目が集まちゃっうのは、仕方がないことなのよね! 当然! 必然なの!!
ええ!! 今度は、変なのが、更に追加されちゃっているんだ!! ミカルで少し希望が出たのに、罰ゲーム度マシマシ?
もう冗談じゃないわよ! 心の整理をって思って、考えてたのに、...! 先に、男からの防御が始まるの! ...。
次回は、《エピソード05》王女さまが戻る? ...お楽しみに (^^)/
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