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《連載版》僕たちの友情→私たちの友情? 2人の友情→乙女5人の友情?(え!どうして?)  作者: Aprツツジ


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 《エピソード10》あの2人!令嬢のワナ?


 私は、帰り道に考えていたわ。私は、あの3人とは来世に行ったミキの記憶と、洞窟やその帰りに気遣ってくれていたから、心配をしていたの!!


 でも、あの侍女や、寮長さんまでが、そこまで気遣ってあげているのかな? あの子達を、元々知っていたみたいだしね。


 王女さまの部屋に戻ってきました。


 そうしたら、王女さまのクラトが「いやあ、寮であの3人と会っていたようだね。それで『ざまぁ』はどうだったの?」


 ええ、『ざまぁ』は見ました。来世に行ったミキは喜んでいるんでしょうね!! でも、私は、...。


 うん、洞窟とかで、助けてもらったからね!! 僕も、来世に行ったミキの命と引き換えの魔法でみんなが助かったんだ!!


 それと僕も、洞窟で転んで、頭をうってから死に戻った、みたいなんだよ。


 その時に頭の酷いケガを、あのリリーって神官が、必死になって直してくれたんだよ。


 寮長さんに相談したら、そんなに悪い子達じゃないようだね。って言ってくれてね。あの侍女もそう言ってたから、安心したんだよね!


 「貴族の家でしつけが厳し過ぎると、周りに気を使い過ぎて疲れちゃんだって。だから、貴族の流れからはずれると、ああなるそうだよ!」


 「寮長さんも言っていたと思うけど、誰か見てないと手を抜くってね。庶民は、働き者だからね!!」


 へー、クラトもいいところ、あるんだよね。


 あのね。僕は、いつでも、そこは優しいと思っているからね。あと、ぼく、...じゃなくて私は、クララだからね!!


 これからは、そう呼んでね。


 はい、王女殿下。


 そうじゃなくて、クララね!!


 はい、クララ!



 その頃、侍女の寮では、シュニーとリリーが荷物の受け取りをしていました。


 その時に、荷物を持って来た人から「貴方は、上級貴族ですかね? 気品がおありだが、ハウスキーパーの侍女服ですね。色々と訳ありな感じですね」


 これに、シュニーは「あら、分かっちゃうんだ! そうよ、伯爵家の令嬢ですからね!!」


 「おお! これは天の導きか? とある伯爵家で、身代わりになってくれる、ご令嬢を探しています。当然淑女でなければ、務まりません。にわか仕立てでは、直ぐに見破れます」


 「ウーン! どうしようかな? 」


 その時に、リリーは止めましょうよ! 人さらいだったら、奴隷にされちゃうかもですよね。と、シュニーに囁いていた。


 「ええっと、差支えがなければ、お隣の侍女さんも貴族だと思います。お付きの侍女になれば、一緒にいられますよ!」


 それで、シュニーは、リリーへ私の侍女なら、ハウスキーパーの侍女の仕事はさせませんからと、強引に誘っていた。


次回は、《エピソード11》あの2人!何を焦った? ...お楽しみに (^^)/

私の作品をごらんになっていただき、ありがとうございます。


できるだけ、「ギャグ」に寄せるよう工夫をしております。エピソードに『クス』程度でもあれば、単純に顔マークしていただくと、「ギャグ」に寄せる工夫に張が出ます。よろしくお願いします=^_^=


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