番外編●クラリーチェの偽エレノアおしおき育成記(3)容赦無きおしおき♡
クラリーチェが禁呪「虚空結界」を発動させた。空間が歪み、偽エレノアの周りに半透明の球体が出現した。それは星空のように輝き、内部に星々が瞬いている幻想的な光景だった。
「きゃあ!」
偽エレノアが球体に飲み込まれ、内部で無重力状態になる。本物のエレノアと同様、彼女も球体の中で無力に浮遊していた。
「ふふふ......これぞ、あの時と同じ光景じゃな。さあ、あの時と同じように、みっちりと教育してやろう。本物のエレノアが味わった屈辱を、おぬしも体験してみるがよい」
クラリーチェの声に、明らかな悦楽が混じっていた。
「こ、これは、もう訓練ではありませんよね?」
偽エレノアが球体の中で抗議する。
「当然じゃ。これはわらわの娯楽じゃ」
クラリーチェが指で複雑な模様を描くと、偽エレノアの氷の杖が彼女自身に向き直った。
「さあ、苦しむがいい」
氷の杖が浮遊して偽エレノアの背後に回り込み、本物のエレノアにしたのと同じように責め始めた。
杖は偽エレノアの身体を、何度も何度も打ち付ける。
「どうじゃ! さぞかし屈辱であろう、エレノア!」
さらに杖は、偽エレノアの背後の一点――もっとも屈辱的な箇所に、つんと触れた。
偽エレノアの体が、ビクッと跳ねる。
「これぞ、あの時と同じじゃ! 自分の杖で最も恥ずかしい箇所を責められるという、究極の屈辱を味わうがよい!」
氷の杖は、何度も何度も責め続けた。時に激しく、時に繊細に、偽エレノアの敏感な一点を弄び続ける。
しかし、クラリーチェの暴走はそれだけでは止まらなかった。
「あの時は一本だったが......今度は複数でやってやろう!」
クラリーチェの魔力により、球体の中にさらに多くの氷の杖が出現し、偽エレノアを四方八方から責め立てる。彼女の身体は完全に自由を奪われ、ただクラリーチェの歪んだ欲望の道具と化していた。
杖は身体中の敏感な箇所や弱点を責めて、そのたびに偽エレノアの体が、ビクッ、ビクッと反応する。仕上げとばかりに、一本の杖が太ももの間に強烈にヒットし、偽エレノアは無様に開脚して痛がった。
「ん……んん……」
下半身の前と後ろ、それぞれ攻められた箇所を痛そうに手で押さえて顔を歪めている。
「ハッハッハッ。王族とは思えぬみっともない格好じゃな。だが、これで終わりではないぞ!」
クラリーチェが指先で魔法陣を描くと、結界内に深淵魔法の鞭が出現した。光で編まれた鞭は、まるで生き物のように蠢いている。
「あの日の続きじゃ! もっと苦しめ!」
鞭が偽エレノアの手首に絡みつき、両腕を背後で縛り上げた。無重力空間の中で身動きが取れなくなった偽エレノアの姿を、クラリーチェは至福の表情で眺める。
「こんなポーズはどうじゃ?」
さらに別の鞭が偽エレノアの両足首に絡みついた。そして、彼女の足を左右に大きく開かせ、膝を胸の方に引き寄せる。まさにカエル脚の体勢で空中に固定されたのだ。
「ぐはっ....!」
偽エレノアが動揺した声を上げる。その反応を見て、クラリーチェは満足そうに頷いた。
「そうじゃ! その表情こそ、わらわが見たかったものじゃ!」
クラリーチェが興奮気味に操ると、鞭は偽エレノアの身体に深く食い込み始めた。氷の魔法少女の衣装の上から、黒い鞭が彼女の身体を締め付けていく。胸元、腰回り、太もも——あらゆる部分に鞭が巻きつき、美しい身体を強調していく。そして、両手は後ろで縛られた。
「ひっ......」
偽エレノアが震えた声を漏らす。その様子を見て、クラリーチェの興奮はさらに高まった。
「嫌がっておるな! そうじゃ、そうじゃ! その表情こそ、エレノアじゃ!」
ピシッ!
別の鞭が現れ、偽エレノアの太ももを鋭く打った。
「あっ!」
偽エレノアの身体がビクンと跳ねた。さらにもう一撃。
ピシッ!
「ああっ!」
その度にクラリーチェの笑みが深くなっていく。
「まだまだじゃ! 本物のエレノアは、これしきでは屈服せぬからな!」
クラリーチェの指示で、鞭は偽エレノアの身体を何度も何度も打ち据えた。魔法衣装の各所に鞭の跡が刻まれ、美しい青銀色の生地が徐々に破れていく。
ピシッ! ビシッ! パシッ!
空気を切り裂く音が結界内に響き渡る。偽エレノアの身体は鞭に翻弄され、カエル脚の屈辱的な体勢のまま、ただ衝撃に身を委ねるしかなかった。
「そうじゃ! その無様な姿こそ、わらわが見たかったものじゃ! もっと徹底的に辱めてやろう!」
鞭は偽エレノアの身体をより強く締め付け、彼女の魔法衣装の胸元や腰回りに深く食い込んでいく。背中を弓なりに反らされ、開脚したままの状態で空中に晒される偽エレノアの姿に、クラリーチェは陶酔していた。
「もっと......もっとじゃ!」
クラリーチェが指先を動かすと、鞭は激しさを増した。偽エレノアのスカートの中の敏感な部分を容赦無く打ち据える。
ビシッ!!
シースルーのミニスカートが鞭に耐えかねて、破れてひらひらと舞い落ちる。
「ん......んあぁ......」
偽エレノアが苦しげな声を漏らすが、その反応に満足したクラリーチェは、さらなる責め苦を与え始めた。
「お次はこれじゃ!」
鞭が偽エレノアの身体を上下逆さまにする。頭を下にして、より屈辱的な体勢で空中に固定された偽エレノアは、スカートがめくれ、下着が丸見えになっている。下着は鞭と共に身体に激しくめり込み、マイクロミニのTバック状態である。その姿で両足をぴくぴくと痙攣させる偽エレノアは、びっくりするほど下品だった。
「どうじゃ! この体勢は、あの時はしてやらなかったが......」
ディブロットが心配そうに声をかける。
「クラリーチェ様、そろそろほどほどに......」
「うるさい! まだまだこれからじゃ!」
クラリーチェが振り返ると、その瞳には完全に理性を失った狂気の光が宿っていた。
「あの時、エレノアにできなかった分まで、今ここで取り戻すのじゃ!」
ディブロットが呆れたような声を上げる。
「これはもはや......完全に私怨です」
「私怨で何が悪い!」クラリーチェが開き直った。「わらわには、このような楽しみが必要なのじゃ!」
「やめて......お願い......」
偽エレノアの懇願が、クラリーチェの快感をさらに高める。
「あはははは! やめてほしいか? わらわはやめんぞ! エレノアよ、この痛みと恥辱を永遠に味わうがよい!」
ディブロットはもはや呆れ果てていた。
「これは......もう手がつけられませんな」
クラリーチェの暴走は止まることを知らず、偽エレノアへの責め苦は延々と続いていく。鞭と杖が複雑に絡み合い、彼女の身体をより屈辱的な体勢へと変形させていく。
「まだじゃ! まだ足りぬ! もっと、もっとじゃ!」
クラリーチェの狂気じみた声が響く中、偽エレノアは完全に限界を迎えていた。
だが、クラリーチェが異変に気づいた。偽エレノアは苦悶の声を漏らしているが、ちっとも恥ずかしい表情を浮かべないのだ。喘ぎ声もなければ、赤面することもない。
「む……? どうした? おぬし、恥ずかしくはないのか? もっと屈辱の表情を浮かべてみよ!」
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