前世になる
こんにちは。聖霊奏者エアトスです。
戦国×『D&M』が規制に引っ掛かる事態を想定して違うお話を作ってみました。
かなりシュールかつ作者の文章力の低さが露見してます。
吉元「よぉ!遊斗!」
遊斗「おう!吉元!借りてたゲーム返すわ!」
吉元「ホントお前ゲーマーだよな!
貸したゲームを三日でクリアするなんてさ!」
ハハハハ...と俺は笑った。
俺の名前は織田遊斗!
クラス一番のゲーマーであらゆるゲームで日本一を獲得してる!
クラスメートには笑顔で話し掛けるのがモットー。
遊斗「おはよう!
葉子さん!!!」
葉子「おはようと
挨拶されたら
返します。」
クラスの俳句オタク『松尾 葉子』さんは喋ることまで575(さっきミスったけど)。
遊斗「吉元。ジュース買いに行こうぜ!」
吉元...今川吉元はイケメンで運動神経抜群で勉強が壊滅的。
吉元「よし!行こうか!!!」
俺たちは自販機まで走ると俺は好物の『粒々果肉入りオレンジジュース』を押し、吉元は炭酸が強烈と噂される『ファイヤーコーラ』を押した。
....と。
俺たちは慌てて後ろに退けた。
間もなく目つきの悪い少年『近藤 勲』、軍服を着た少年『土方 俊男』、くしゃみを連発しているポニーテールの少女『沖田 箒』がやって来てそれぞれボタンを押した。
現代新撰組と言われているあの三人がむちゃくちゃ喧嘩が強い(沖田は怪しい)おかげでこの学園には他校との抗争は一切ない。ま、他校との距離はかなり長いから不良も途中で挫折するだろうけど。
ここはほとんど畑しかない北海道帯広市のとある町...。
のど真ん中にある高校『八千代学校』は農業を学び、新たな農家の担い手を育成する学校。
そこに俺たちも通い日々勉学に励んでいる。
*********
担任の『二宮 沢庵』先生のホームルームが終わると、俺たちは一斉にグラウンドに飛び出した。
この高校の伝統....それは...。
ラヂオ『1!2!3!4!5!6!7!8!』
朝のホームルームが終わると必ずラジオ体操をすること。
土方はあんな派手な格好してるからめちゃくちゃ動きにくそう...。
ま、毎日ジャージで登下校する俺もどうかと思うけどね。
*********
授業を終えた俺たちは突然新撰組のみんなの提案によりこの町唯一にして最大の心霊スポット『与那国神社』に真夜中肝試しに行くことになった。
*********
与那国神社....
幽霊が出るとか妖怪が出るとかで色々といわくつきの神社である。
なんでも神主が借金苦に自殺したのがきっかけでこの神社に祟りが降り注いだとか。
いい迷惑。
*********
俊男「先生、来てたんですか?」
沢庵「私も気になってね。」
沢庵先生は子供たちと一緒に騒ぐのが大好きでよくこんなことする時も勝手に参加してくる。
別にいいけど。
この神社、実はとても敷地が広い。
だから肝試しには持ってこいだ。
数々のホラーやマジキチゲームの修羅場をくぐり抜けた俺にはびくともしないぜ!!!
こうしてずっと霧が広がっている道を走っているのだが、全然進んでる手応えがない。
遊斗「おかしいなぁ...道はここであってるはずなんだけど...」
しばらく走っていると誰かに正面衝突した。
ぽよよんという何かヤバい感触を感じた俺は赤面した。
??「お?誰だ?」
この口調は...よかった。
吉元か...って!
吉元の身体は確か筋肉質であんな感触なかったはずだけど!?
しかも声も違うし!
まるで...女の子みたいで...。
吉元「どうかしたか?」
俺は吉元の手を掴むと来た道を戻ろうとして...。
遊斗「あらっ!?」
いつもと全く違う足の感覚に躓いて転んでしまった。
一緒に吉元も倒れ込んできた。
むにょん
柔らかい何かが俺の胸を圧迫する。
吉元「大丈夫か!?」
と、その時。
霧が晴れていった....。
俺は吉元の姿を見て口を押さえた。
吉元は.......女の子になっていた。
*********
他の人たちを探すとこれまたビックリ。
みんな姿が変わっていた...。
沢庵先生...幼女になってる...クッソワロタWWWWWW
葉子「遊斗さん
美少女になり
いとおかし」
やっぱり?
*********
沢庵先生は急いで俺たちを先生の自宅まで連れて行った。
実は自宅と神社はかなり近いんだとか。
沢庵「よいこらせっ!」
先生は脚立を出すと本棚からとある古びた本を取り出して見せた。
沢庵「どうやらワシらは呪いにかかったようじゃ。」
老齢だった先生が幼女になったため余計シュールWWWWW
勲「どういうことだ!!!」
金髪碧眼のステキなプロポーションを持った姿に変わった近藤勲が睨んだ。
全然怖くないよ(笑)。
勲「なぜ箒には何にも変化がない!!」
葉子「女子には
呪いが効いて
無いようだ」
沢庵「ワシは長い間、あの神社について調査していた。
そしたらこの本が見つかってな。
さりげなくここのページに霧の秘密が隠されとるのじゃ。」
俺はそのページを読んだ。
遊斗「『呪われよ。亜しき男よ。女子なれ。死ぬるまで。』
...つまり男が女になる霧なんですね?
それも死ぬまでこの姿で。」
沢庵「じゃが...研究の末に分かったことがある。」
吉元「分かったこと?」
沢庵「その姿は前世の姿のようじゃ。」
俊男「武者!?ってことは俺の姓は土方だから.....土方歳三!?」
俊男が鏡を覗き込み首を傾げた。
俊男「だったらなんで女なんだよ?」
沢庵「恐らく、女になる呪いと前世になる呪いがごっちゃになったんじゃろ。」
俊男「こんな美少女の歳三がいてたまるか!尊敬してたのにぃ!!!!!!」
だから軍服着てたんですね?分かります。
葉子「うらやましい
遊斗の姿は
信長だ」
全員が硬直して...大爆笑した。
吉元「ハハハハ!!!
外見はピンクロングに小悪魔ファッション!!!
厨二か!!!!!」
勲「ヤバい腹壊れる!!!!」
遊斗「こら!!!笑うな!!!」
箒「胸なかなかデカイクッソワロタWWWWWW」
遊斗「ええい!鎮まれぃ!!!」
*********
という訳で俺たち男はみんな女になった。
俺は帰り道をトボトボと歩きながら考える。
これからどうしようかと。
遊斗「ただいま...」
ハイヒールのブーツを脱ぐと俺は自宅にあがった。
俺の家は親が共働きでロンドンに飛んでるため家にはおばあちゃんが一人で家事全般を熟している。
俺も帰ったら皿洗いをすることにしていた。
おばあちゃんは俺を見てしばらくフリーズしていたが。
おばあちゃん「遊斗。肩たたき頼むね。」
何食わぬ顔で俺に接してくれた。
嬉しい.....。
家事を終えると俺はドタバタと2階に上がり、ゲームを広げた。
数多くのゲームを最短でクリアしていく。
だいたいゲームには機巧が隠れている。
それさえ掴めればあっという間にクリアできるのだ。
ゲームが終わると俺は勉強に入る。
そして11:00きっかりに寝るのが俺の日常...。
*********
朝、俺は姿が変わった時の服で登校した。
朝食はおばあちゃんが握ってくれた特大鮭おにぎり。
それを食べながら走る。
ハイヒールは歩きづらい...。
おっと!?また転びかけたし!!!
チクショー!!!胸跳ねて走りづれ~!!!!!!!!!!
*********
教室に入ると...うわ...男の汗くさい臭いしねぇ....。
吉元「よっ!」
吉元がいつものラフな格好で歩み寄ってきた。
ヤバいよ!浮き出てるって!!!
吉元「?」
葉子「おはようは
朝一番が
気持ちいい」
葉子はそれだけ言うと弁当箱を開けた。
出た.....葉子の主食。
『藁餅』。
藁から澱粉をとってそれで餅を作った至ってシンプルなご飯だ。
吉元「葉子、プチトマトいらない?」
葉子「イケメンは
女になると
ウザくなる」
吉元「が!!!」
吉元「プチトマト
残さず食べよ
好き嫌い」
吉元「ふがあああああ!!!」
吉元、撃沈。
頭から煙を出して気絶した。
遊斗「えー...コホン」
俺は前から試したかったことを言ってみた。
遊斗「葉子さん
今日は早弁
するんだね」
葉子は笑った。
葉子「合格ね
即席いえど
グーサイン」
葉子はグーサインをすると藁餅を咀嚼した...。
*********
沢庵先生が教壇から見えるように椅子を運んできた。
沢庵「皆さん。
おはようじゃ。」
生徒「おはようございます!!!」
沢庵「本当に女だけになってしまったのぉ...」
勲「フン」
勲は不機嫌そうにそっぽを向いた。
俊男「先生。」
沢庵「なんじゃ?」
俊男「せっかく前世になれたんで、前世の名前に改名していいですか?」
箒「ちょっと...俊男さん...」
沢庵「じゃあ歳三。」
俊男「はい!」
吉元&箒「認めるのかよ!!!」
という訳で俺たちは名前が前世の人の名前にして会話することになった。
めんどくせぇ...
*********
義元「なぁ信長?」
信長「なんだよ?」
義元「外で走ろうぜ!!!」
信長「ちょっと待て!今黒板写してんだけど!」
義元「よーいドン!」
義元が走り出した。
速っ!!!
信長「ああああ!!!俺のおにぎり盗んだな!!!
待てコラアアアアアア!!!!!!」
俺もまけじと走った。
やべっ!勲に肩当ててしまった!
勇「ああん?今俺は不機嫌...コラアアアアアア!!!
逃げんなああああ!!!」
歳三&総司「お供します!」
前俊男と前箒と三人で後ろから追っかけてきた。
信長「ヤバい!死ぬ!!!死ぬうううううううううぅっ!!!!!!!!!!」
俺は新撰組の皆さんに追っかけられること10分...
勇「ゼィ...ゼィ...捕まえた...」
勇が肩で息をしつつ力尽きた俺の肩を掴んだ。
勇「クソッ...くだらなくなって来た...帰るぞお前ら」
前勲の近藤勇が振り返ると歳三と総司が力尽きてダウンしていた。
信長「(逃げるなら今だ!)」
俺は勇の手を引きはがして最後の力を振り絞り走った。
勇「あ!待て...クソッ。
力が入らねぇ...」
*********
教室に戻ると沢庵先生が義元に説教していた。
信長「先生!」
沢庵「ワシのことは金次郎でよい。
信長...可哀相じゃのう...」
信長「義元!俺のおにぎり」
金次郎「池に落としてしまったそうなのじゃ」
カランカラン...
俺の心のバケツが落ちた....。
*********
信長「腹減ったぁ...」
?「おい、信長!」
顔を上げると...ヤバい。
新撰組の皆さんだ。
が、勇は笑っていた。
勇「俺から逃げ切るとはやるじゃねぇか!!」
歳三「今回は俺たちが奢ってやる!
隣町へ外食食いに行くぞ!」
信長「ヤッター!!!」
何気ないことでもそれが利益になる...俺は身をもって知ったのだった。
信長「ワオ!回転寿司食べられるなんて幸せ!!」
勇「遠慮なく喰えよ。モグモグ」
信長「って!勇さんと歳三さん!食べるスピード速っ!!!」
歳三「安心しろ...総司が全額肩代わりする」
総司「いやだあああああああああああ!!!!!!!!!」