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……終わるなっっっ。
うーん。
えーっと。
すみませんっ。
「僕はレイ」
……空気が重いっ。
「この船にはどうして乗ったの?」
「……ヒマだったからです」
鳥籠のような物が浮かび上がった。その中にはこの世の物とは思えない程美しい蝶が舞っている。まるで宝石細工の様な―――。
その時、嫌な考えが頭を過ぎった。
「蝶は、人間の魂、つまり霊魂だ。むやみに手を出してはいけない」
兄さんが言った言葉。俺が蝶を素手で捕まえようとしたときの……
いや、そんなことある訳無い。
「決め付けないほうがいいよ―――そうだった時後悔するから」
「君はこの中に入るのかなぁ」
呟かれたその言葉が、なぜか胸に突き刺さった。
「突き刺さった? 流れる血は止まらない」
後の、事は、全て、想像に、御任せ、致します。
ちょっとーー。
あと少ししか続かないかもー。
もともと長くする気は無かったけど。