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5.祈り

どうしよう、どうしよう、どうしよう…!


紅く染まった下着を呆然と見つめたままの私の脳裏に浮かんだのは、ただその単語だけだった。

それでも、何とかしないとと、混乱する頭をなんとか働かせ、震える手で電話を掴み、彼の携帯に電話をした。

けれど、彼は出なかった。

取りあえず、留守番電話に出血があったことを伝言し、のろのろと服を着た。

そして、震える指で119番をプッシュした。


生まれて初めて乗る救急車は、かなりの時間が経ってから到着した。

アパートがかなり複雑に窪んだ場所にあった為、手間取ってしまったようだ。

夜も遅く、殆ど灯りのないこんな場所まで来てくれた事に、涙が出そうになった。

救急隊の方の手を借り、アパートの二階からゆっくりと階段を降り、救急車へと乗り込み、横になった。


走行中かなり揺れる救急車の中で、暫く受け入れ先の病院を探してもらい、程なく無事最寄の駅近くの産婦人科へ受け入れてもらえた。

産婦人科へ向かう間、私はひたすら、お腹をさすり続けていた。

どうか、無事で…と。

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