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プロローグ
久々に書いてみた
あれは今から18年前。
俺は聖剣・紅蓮カリバーの素材を探すためにSクラスの魔物ヴォルカニックコーカサスを討伐してアイテムの炎の角を採取して帰ろうとしていた。
「ふむ、あらかた手に入ったな」
そう言って俺は聖獣剣を片手に街まで歩いて帰ろうとした。
すると何か気配を感じた。
振り向いて俺は片手を前に出して気配を頼りにそれを追った。
ーーー森の入り口ーーー
俺は辺りを見ると何か籠の様な物を見つけた。
そこには小さな金髪で目はオッドアイの赤ん坊が俺を見た。
「赤ん坊?」
俺はそう言って赤ん坊を抱き抱えて辺りを見た。
しかし人の気配は感じなかった。
それどころか赤ん坊から聖獣に近い魔力を感じた。
「まさか」
俺は赤ん坊を抱き抱えて街まで歩いて帰った。
それから18年の月日が流れ。
ーーー街の中心ーーー
俺は鎧を着て紅蓮カリバーを持ち騎士団に向かおうとした。
「パパ!お弁当忘れてるよ!」
娘のアインハルトはそう俺に言った。
「ああ、悪いな!」
俺はそう言ってアインハルトから弁当を受け取り騎士団へと向かった。
次回をお楽しみに