タイトル未定2025/02/22 14:04
クラスの問題児の和也は毎日よく怒っている。
「お前そんなこともわかんないのかよ」
「滑舌がわるすぎて聞こえないんだよ」
「また怒った。お前っておこってばっかりだよな。」
和也は勉強が出来ず、授業すら聞く気がなく、よく教科書に落書きをしている。そんな和也を心配して、先生はいつも教科書に落書きをしている。そんな和也を心配して、先生はいつも席替えの時、必ず和也を1番前の真ん中にする。今日の席替えでも彼の席は変わらなかった。私は彼のとなりになってしまった。
「お前、また同じ席じゃん」
「しょうがないよ。和也はばかなんだから。」
「お前そろそろ勉強しないとニートになるぞ」
いつものように、男子達は和也をからかった。
和也はいつもなら怒鳴ってからかった男子達を追いかけるのだが、まさきはスっと椅子から立ち上がり、からかった1人のはるとを殴ってしまった。中休みでわちゃわちゃしていた教室は一瞬で静まり返った。
和也が思いっきり殴ったため、はるとは泣き出してしまった。教室には、はるとの泣き声が響き渡る。すると、和也も泣き出してしまった。
「どうして殴ったお前が泣くんだよ」
そう1人の男子が言うと
「僕はずっとお前らに心を殴られてきたから」
そう彼は言い教室から出ていった。