忍恋 #九十九灯織
ヒロイン分岐編に伴い、
4人のヒロインの今までのセリフや思いを
PV風に紹介します!
彼女達の秘められた思いに注目しつつ、
誰を選ぶかの基準にしていただけたら幸いです!
後書きにはキャラ紹介もありますので
よろしくお願いします!
最初は、友達の手伝いだった。
ある人について、調べてきて欲しいって。
ネタに飢えていた僕にとって、
それは願ってもないものだった。
「お困りのようだね、おにーさん? 僕がいれば力になれると思うんだけどなあ~」
どーもパッとしない、わかりやすい人。
最初に君と会った時はなんとも思わなかった。
なぜ彼女が好きなのか、正直わからないくらい。
けれど君は、僕の心の檻を簡単にこじ開けた。
「僕さ、漫画家志望なのにストーリーとか、肝心な才能がないんだよ。設定とか全然。
君……何も思わないの? ……何言ってんだこいつ、とか……嘘つくな、とか……」
友達の好きな人を好きになっちゃいけない。
心ではわかっていたはずなのに、
自然と目で追ってしまう自分がいた。
こんな漫画みたいな展開、
まさか自分が経験しちゃうなんて……
「されて嬉しかったんでしょ? だからちょっとやってみた。漫画のためじゃないし、からかってないよ。相手が君だから、こんならしくないことしてるんじゃん」
漫画にいるヒロインは、たった一人だけ。
こんな僕でも、ヒロインになれるかもしれない。
その相手が友達でも後輩でも、僕は負けたくない。
今までたくさん嘘をついてきた。
だからこそ、この気持ちにだけは嘘はつきたくない。
それが僕の彼に対する、ありのままの気持ちだから。
「やりたいようにやれ、上杉ならそういうと思ったよ。
僕は僕のやり方で漫画を描く。遅れないでよ? 稀羅っち」
九十九 灯織 つくも ともり
キャッチコピー
「掴めみどころがない、だからこそそばにいたい
ミステリアスガール」
誕生日 6月5日
特徴 黒髪 ショートヘア 帽子を被っている
身長 165
大学3年 芸術デザイン総合学科 創作コース
お酒 お気に入りは梅酒
酔うと漫画のネタ話ばかり話すほど流暢になる
学力 上位 体力 疲れ知らず
携帯 人によって対応を変えている
SNSはネタのため全部利用中
好きな食べ物 オムライス
嫌いな食べ物 特になし
好きな教科 全部 嫌いな教科 特になし
趣味 漫画を読むこと、人間観察
家事 基本的になんでもできる
作ったことないものでも、みてしまえばできてしまう
マイペースで飄々としており、
何を考えているかわからないミステリアスな性格。
初めてやることでもできてしまう器用さをもつが、
漫画のストーリーを考えることだけは苦手で
稀羅いわく誰でも思いつきそうなレベル。
聡寧、千彩とは高校からの仲良しで、
千彩が持つ人形の設定を考えている。
名前は、灯→世の中の闇を照らす 織→繊細さや奥深さ
の意味を持つ